ヘブライ語が中央とリムにも書かれているクレイユ&モントローのプレートです。
これは意味が分からなければ出せないな~。。。
と、真面目な事思っていたら、先日ユダヤ系フランス人のお家のバーベキューに誘われました。
ちょっとしか読めないようですが、お皿の写真を撮って聞いてきました。
中央のヘブライ語はマッカと発音するようで、旧約聖書つまりユダヤ教の聖書による復活祭を意味するのだとか。
キリスト教の復活祭とは日にちも違うようです。
どの絵がどのお話だったかバーベキューの準備をしながらだったので、はっきり聞けませんでしたが、
エジプト人に迫害されるユダヤ人の話や、一人目の子供はエジプト人の生贄になるか殺されていたようで、子供たちを逃すために船に忍び込ませるか分かりにくい容器に入れて子供を川に流して逃した、など、
当時では普通に行われていた残酷なお話が、胸を突きました。
簡単に質問しちゃったけど、暗い雰囲気にならなかっただろうかと、BBQなのにちょっと後悔したりして。
フランス語でもそれぞれの絵にタイトルが付けられています。
でもやじはり旧聖書を知らないと、意味がわからないですよね。
赤い海の通路?
エジプト人に迫害されていたユダヤ人が神の力で海が分かれて通路ができ、逃れたというお話のようです。
お話し、って神を信じる人には「事実」となるのでしょうけれど。
モーセが一人目に生まれた子供たちを川に流す場面。
カケx1ヵ所あります。(;_;)
マッカと読むそうです。
復活祭用の食器なるものがあったのですから驚きですが、このお皿にはパンを乗せていたそうです。
ユダヤ教の復活祭はルヴュー(ベーキングパウダー)を使ってはいけないそうで、当時エジプト人が食べていた「パン」と同じようなもの、クレープのようなパンを食べるのだそうです。
もしくはピタパンみたいなのでしょうか?
という事で、復活祭には一切のルヴューが家の中にあってはいけないという厳しい決まりがあるようで、復活祭の際には食器棚から食物倉庫から、大掃除になるのだそうです。笑
粉のひとつぶもあってはならないのだそうですよ!
きびしい!
クレイユモントローでは珍しい刻印。
イギリスのリッジウェイ社の作っていたお皿と同じ柄のようです。
19世紀後半。
淡く優しい色合いですが、大変興味深い歴史も勉強になるお皿です♪
以上のお皿は次回の更新でご紹介する予定です♪
グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
PS:業者様へ
ここに書かれている内容を真似したりコピペ!したりしないでくださいね。
いじわるで言っているのではありません。
フランス語の聞き間違いがあるかもしれなしですし、話が食い違っている可能性があります。
特にユダヤ教、キリスト教の事は信者ではありませんので、分かっておりません。
どうしてもとおっしゃる方は、個人的にお問い合わせください。
いつもお世話になっている方は信頼しておりますが、こっそりの方は本当にお願いいたします~~~。
他の商品の年代などについてもそうですが、抜粋されたい場合は必ずご連絡を。
よろしくお願いいたします。
なんども言いますが、南仏アルルのゴッホの黄色いカフェの前にある銅像がゴッホの銅像として有名になってしまっているような状況にはさせたくありませんので。
あの銅像はフレデリックミストラルですので。
って関係ないですね。笑
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