アンティークのお店で良く見かけるもの。
スーピエールとは数人用のスープを取り分けるときに使う蓋付きの容器です。
蓋付きと言っても良い状態で残っているものはあまり多くありません。
蓋がなかったり、欠けていたりする物が結構あります。
これはGIENの白いスーピエール、かなり大型です。
日本にはない文化なので、お鍋から直接深皿に入れれば良いのに?
と思うかもしれません。
でもフランスでは電子レンジの登場以前は普通にどこの家庭にもあった代物で、お鍋からスーピエールに入れたらテーブルの中央のこれまた綺麗な鍋敷きの上に置き、家族の皆が席に着いたらスーピエールからサーヴするというのが一般的だった用です。
面倒といえば面倒、でも熱々のものを食べないフランス人にとっては、少し冷めた位のスープが調度よいのかもしれません。
底の浅いタイプはスープ以外にも茹でた野菜を入れておいたり、ピューレを入れるのに使ったりもします。
テーブルに置くものだから、見栄えが綺麗なものが良い。
だから昔はいろんなタイプのスーピエールがありました。
両脇に付いている取っ手のレリーフがきれいなものが好きです。
赤いステンシルプリントは、ビレロイ&ボッホのもの。
青いガーランド模様は、ヴィエイヤール・ボルドーのもの。
これはクレイユ・エ・モントロー
こちらもクレイユ・エ・モントローです。
今のフランスでは電子レンジが活躍しているので、スーピエールなんて使用している人は一部のお年寄りしかいません。
便利だけどなんだか残念な気がします。
そしてこのスーピエールの現代の使い方は、フランスのアンティークショップで見かけるのは植物を入れて鉢代わりに使ったり、小さめのものなら玄関において鍵を入れたりポケットの中に溜まった小銭を入れるVide Pocheヴィド・ポッシュ代わりに使ったりしています。
良いリサイクルの仕方だと思います。
私が好きなのは、大きさとデザインの多少違う白いスーピエールをいくつか並べて植物を入れて飾る事です。
南仏なので、植物がなんだかワイルドですが・・・。
いつもではありませんが、たまに入荷してはオンラインショップに出しています。
http://ideco.ocnk.net/
サブカテゴリーのテーブルウェアのコーナーに入っています。
18世紀の珍しい食器や19世紀のクレイユ モントローやボルドー窯の白い食器や蚤の市やブロカントで出会った商品を南仏よりご紹介いたします。 Creil et Montereau, Vieillard Bordeaux, David Johnston, Pont aux Choux, Moustiers
2011年11月19日
2011年11月11日
クレイユ&モントローのブルー大理石シリーズや銀製カトラリーなど
毎回クレイユ&モントローじゃないですか?
と言われそうですが、そうなんです。
ファンの一人としてはどうしても仕入れずにはいられず・・・。
非常に美しいラインの水差しや
蓋付と水切り付きのソープディッシュ他
陶器の表面にプリントされた大理石柄は大人の雰囲気がして、とてもカッコいいです。
そして銀製品も・・・
モノグラムと番号が入ったスプーン
ナポレオンスタイルのとても綺麗なカトラリー、装飾が素晴らしいです。
APTアプトらしいイエローオークルの陶器。
これは、ロデスのホテルで19世紀に使用されていた容器です。
オーセンティックなコンポートなども・・・
また我が家が博物館のようになりました!
毎回新しいもの(と言っても物自体は古いんですけど笑)との出会い、そして勉強の日々で楽しい毎日です。
グルニエ・イデコ オンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
と言われそうですが、そうなんです。
ファンの一人としてはどうしても仕入れずにはいられず・・・。
非常に美しいラインの水差しや
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そして銀製品も・・・
モノグラムと番号が入ったスプーン
ナポレオンスタイルのとても綺麗なカトラリー、装飾が素晴らしいです。
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これは、ロデスのホテルで19世紀に使用されていた容器です。
オーセンティックなコンポートなども・・・
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