年明け第一弾という事で、大御所を💕
無骨さがたまらないと人気のキュノワール。
とっても味わい深い器たちです。
今回は小さめのものがそろっています♪
カップと珍しいブルーのミルクポットはここに写真を載せていませんが、両方ともフチにカケがあります。
裏のキュの部分は黒に近い深みのあるこげ茶です。
素敵なお尻ですね。。。
サラダボウルはふたつ。
横にカケなど見えていますが、内側はとっても綺麗です。
貫入も素晴らしい。
こちらの方は少し擦れなど見られます。
大きなサラダボウルとは違い、使い勝手のいい大きさです。
キュノワールと言うと、ルーアンやフォルジュレゾーなどの北の方か南下してもオルレアン止まりですので、寒い地方の陶器になるんですね。
サラダボウルと呼んでいますが、サラダと言うよりお料理に使う際のラード油を入れていたり煮物やお肉料理に使われていたのかなぁと想像しています。
こちらはかわいい持ち手付きの深皿。
まさに煮込んだお肉とかを入れて見たくなりますね♪
少し擦れなど見られます。
柄のついたもの。
綺麗な状態です。
裏は少しざらつきのあるタイプです。
無地のもの。
擦れなどは見られます。
キュも素敵です♪
この渋さが魅力なんでしょうね~。
蚤の市で、このお皿は南仏ではなかなか見つからないんだよ、キュノワっていうんだよ、と紙にメモってまでくれたムッシュ。
知っていますとは言えずに、Cul Noirとだけ書かれた汚いメモも一緒にいただきました。笑
こちらはオーバル皿。
小さくはありませんが、大きすぎず、少しブルーがかったように見える白釉の部分。
大変きれいな状態なんです。
しかも
貫入の入り具合が素晴らしい!
芸術のように見入ってしまう貫入です。
裏のキュもやはり黒に近い深い茶色で。
釉薬のはみだし具合がたまりません。
北の方がキュノワールなら、南はやはりムスティエ焼きですね。
ムスティエのオーバル花型リムタイプのお皿は、貫通したヒビがあります。
これだけはヒビがあるのですが、フチからのヒビではなく底の部分に近く、ぐらつき等はなく安定している状態です。
フランスならこのままガンガン使う事でしょう。
丸型の花形リム皿大小1枚づつ。
小さい方
大きい方。
そして、細長いお皿2枚。
これ、とっても大きなお皿なんです。
お魚を取り分ける際に使われていたお皿ではないかと思います。
でもナイフの跡がたくさんついているので、お肉用にも使われていたのでしょうね。
このキズが歴史の印♪
と、アンティークの良さを分かってくださる方へ。
2枚目の方がキズが少ないです。
お皿に置いてみたフォークとナイフは、大きなものでお肉を切り分ける際に使うものです。
それもすっぽり入る大きさのお皿です。
刻印はなく窯は不明なのですが、18世紀のイギリスか19世紀初期のクレイユなどではないかと思っています。
手に入れた時には、ポントシューだと思うと言われました。
と言うのもポントシューの食器と一緒に仕入れたので、そう思われているのかもしれませんし、ポントシュー窯で本当にこのようなお皿を作っていたのかもしれません。
なにしろ18世紀のものは資料が少なく、鑑定士も間違えるほどですので。。。
とても雰囲気のある長いお皿です!
そして、黄釉の水切り皿。
3つの脚がまたかわいい♪
以上の渋い陶器たちは間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪
詳細はUP後のオンラインショップでご覧くださいませ💕
お楽しみに~
http://ideco.ocnk.net/
店長 イデコ(*^^*)
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