18世紀の珍しい食器や19世紀のクレイユ モントローやボルドー窯の白い食器や蚤の市やブロカントで出会った商品を南仏よりご紹介いたします。 Creil et Montereau, Vieillard Bordeaux, David Johnston, Pont aux Choux, Moustiers
2015年5月27日
フランスアンティーク パニエ風陶器いろいろ♪♪♪
パニエはフランス語でバスケットの事です。
日本語で言う籠ですね。笑
南仏ピション窯のパニエ陶器は有名で、古くから代々ピション家の人々によって作られてきました。
現在でも作られていると思いますが、私は1940年頃の素朴でかつ重々しい威厳のあるものと、洗練されて女性らしいデザインの1980年頃のものが好きです。
でも、今回ご紹介するものは、大変珍しいタイプで、お花の飾りの部分がお花ではないようです。
なんでしょうか、このモチーフは。。。
葉っぱ?
しかも土自体の色がいつもの白っぽいものではなく、こげ茶の粘土です。
黒っぽい茶色が透けて、魅力的なパニエのコンポティエです。
今はアージル(黒っぽい粘土)を使った商品はないように思いますので、試作品だったのでしょうか。
次は真っ白なパニエ陶器。
ポプリを入れたりするもののようです。
フタがあったようですが、このままでも素敵です。
マリコルヌ窯のエミールテシエの作品です。
20世紀中頃のもので、陶芸家のエミールテシエは既に他界しております。
現在のマリコルヌ窯のものは、もっとシンプルで機能的な作りではあります。
でもこんな風に手作りの良さが感じ取れる個性的なお品は、やはりエミールテシエの手によるものだから。
とても個性的な陶器たちを集めているファンもヨーロッパにはいるようです。
このポプリ用陶器も大変個性的なものの内のひとつです。
お花を飾っても良さそうですね♪
それから、前回ボルドーのコレクターさん宅で見つけてしまったパニエ陶器。
繊細な葡萄柄のパニエです。
やはりエミールテシエの作品です。
このような複雑な作りができるのは、エミールテシエしかいなかったのでしょうね。
今の弟子と言われている人たちの商品はもっとシンプルです。
とても味のある。
状態も大変良いものです♪
何を入れましょう?
グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿