今のフランス人はこんなに凝った事していないと思いますが、義父母の家ではこんなふうにおもてなしをしてくれます。
新しい食器も混ざってはいますが、この心遣いがうれしいんです。
後ろに見えているナッツはアペリティフをいただくときに一緒につまむもの。
つまみと一緒にいただく飲み物は、甘い系のお酒が一般的なようです。
ポルトとか、オレンジのワイン、クルミのワインなどなど。
お皿はこうしてセッティングしてあり、上に乗った小さいのが前菜用で下の大きいお皿はメイン料理用です。
柄には雉の姿が中央に、そしてお花の柄がかわいいプレートです。
ナイフとナッツの入っている中華風なボル以外は、年代ものです。
サラダボウルもおそろいで。
奥のスーピエールと手前のソース用容器もお揃いで。
聞くの忘れましたが、嫁入り道具だったんでしょうか。
スーピエールの中には、スープではなく豚のローストが入っていました。
ところどころにニンニクが挟まっています。
上の写真のお肉から染みだした油は捨てずに、グレービーソースのようにしてお肉にかけます。
付け合わせはラタトゥイユでした。
こうしてスーピエールもソーシエールもテーブルにもってきて、お客様の目の前で盛り付けます。
といっても私たちは家族ですので、みんなで助け合ってラフな盛り付けです。笑
ワインはいつもボルドー近辺のものを出してくれます♡
メインの後にはチーズ!
チーズの後にはケーキ!
これはバナナケーキ♡
そしてコーヒー、とレストランのようにコースで一式すべていただきました。笑
どれも美味しかったです♪
ありがとうベルメール。
キッチンには銅製の片手鍋セット。
これは昔の嫁入り道具ですね。
今はステンレスですが、当時は銅製が主流、しかも高級品だったに違いありません。
お揃いで調理用ツールたちも。
昔の人というと、このブログも読まれていたりするのであまり言えませんが、(自動翻訳なるものが存在しますからね)。ははは(笑)
こうしてお皿を壁にかざったり、いろんな事が勉強になります。
右の大きな瓶は、ビネガー用だったと思います。
今は使っているのか分かりませんが。
その前にはサンテュゼの小さなポットにローリエが入っています。
こうして普通の生活の中に”アンティーク”と言われる食器があるのが、さすがフランスです。
義母にもらったイタリア製のトレイ、庭に咲いていたビオラの花ふたつと一緒にくれました。
かすかに香るビオラが春の匂いでした。
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