2018年10月27日

デュルフィ窯とムスティエなどの南仏陶器♪ Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

11/17(土)・11/18(日)代官山へお持ちするお品ものたちのご紹介です♪

先日のすっきり真っ白なポーセリンとは全く違った趣の、大変人間味のある南仏陶器たちもお持ちします(*^^*)


やはり、Favorites!さんにテーマを決めてもらってから、出会ったもの。

南仏陶器は和食にも合い、秋の食卓にぴったりかなと思います♪





まずは南仏のドローム県にあるデュルフィ窯の黄釉のお皿から。

大皿が1枚、デザート用の小皿を4枚ご用意しております。



 リムがフリルのようにヒラヒラして、とっても表情豊かな素敵なお皿たちです。
ほっこり温かい、南仏の人の手が加わった人間的な陶器たちです。

そして、表面がツヤツヤなんですよ、珍しく。(笑)




フチや裏には、窯キズや釉薬の削げなどが見られます。



カケもあるのですが、製造時にできてしまったものも多いのではないかと思います。
なんせツヤツヤであまり使われていなかったようですので。




フリルが可愛いですね♪

南仏陶器の無骨さが苦手な方も、これなら可愛い💕となるに違いありません!




おそらく陶芸家エチエンヌノエル氏によるものではないかと思いますが、刻印はありません。

20世紀中頃のお品です。




緑釉の丸リム皿。

こちらも大皿(といってもディナー皿程)が1枚と、デザート用のお皿2枚をご用意しております。



こちらの方は表面にスレが見られ、いつものブロカントなどで見かける状態です。

普通と言えば普通なんですけど、特に南仏のものは傷つきやすいようですね。
人間でいえば繊細とも。(笑)



そして、フランスの北からはキュノワの耳付きボウル。
耳って言うのエレガントに聞こえないかもしれませんけれど、フランス語に忠実に耳付きと呼ばせていただきます。

内側には艶がなく、裏に貫通していないラインが脚に見られます。




そして、 小さなテリーヌ。

ジビエ鳥の飾りが上に付いたサルグミンヌのお品です。

ところどころグレーがかって見えるのは、もともとのお色との事。
後から塗装したとかではなく、表面は釉薬の艶があるので、変色したとか色のムラができてしまったとかなのでしょうか。

 そうでなければ大変良い状態の素敵なお品です♪




南仏の黄釉の食器たちに合うなと思い、再度ご紹介。
こちらはイギリスのミルクポットなんです。

気が付いたらもう南仏ではなくなっていますが、(笑)
薔薇のレリーフが素敵な、18世紀のものだと聞いています。

刻印がないので、確かに18世紀のものかもしれないです。
内側は少し水色っぽいお色でこれまた可愛い♪




こんな風に、南仏と言いながらも他の食器にも合うお品たちです。
日本の陶器製の食器にも合うのではないでしょうか。




そしてぽってり白釉が素敵なムスティエのほんのり花形リム皿。

サイズは直径23か24cmくらいだったと思いますが、使いやすいサイズのお品たちです。

そして嬉しいのがお値段。
1万円以下でご紹介ができます。




訳アリ、といえば訳アリ、

その訳とは、仕入れ値がお安かったから。


そんな訳なら大歓迎ですね♪



なかでもそれぞれ違うのは、バッテンマークのあるもの、ないもの、白の釉薬の色合いが寒色系と暖色系とあります。
三食系に見えるというのは下地の素地の土の色が赤っぽいからなんでしょうけど、その違いも好きずきありそうですよね。





☆☆





Chapelle en arrière automne

AntiquesFavorites! &
Grenier iDéco, PhotoEric PETR

『晩秋の礼拝堂』

~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~





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