それ以来私にも簡単にできるという事でよく作っています。
レンズマメの煮込みには深皿が良く似合う。
そこで今回思い浮かんだのはアイボリー色のきれいなレリーフの入ったこのお皿。
まるでこのレリーフを見せるために広くしてあるようなフチ。
お料理もきれいに見えます。
なんだか優雅だわ~
一緒に盛り付ける野菜は別に調理します。
茹でても焼いてもお好みで。
塩はほんの少しだけ加えます。
こちらで売っている豚バラはベーコンのように既にしょっぱいので、塩はあまり加えません。
そして、玉ねぎにこの黒いもの。
クローブ(丁子)なんですが、フランスではクロ・ド・ジロフルと言います。
これをブスブス玉ねぎに刺していきます。
ちょっと手が痛いのでゆっくり刺してください。笑
こんな感じ。
刺す理由は、茹でている途中で豆に混ざってしまわないので、あとで取り出しやすい。
と、玉ねぎがすーっとした味になって美味しいんです。
すーっとと言われてもどんな味なのか分からないですよね。笑
是非試してみてください。
豆と一緒にこのままグツグツ20分茹でます。
豚バラ。
簡単なので、ベーコンタイプのしょっぱいやつを使っています。
これはコルシカ島のポワトリンヌフュメ。
おいしんです!
一緒に茹でてしまうとうまみが全部茹で汁に溶け出してしまうので、やはり別にソテーします。
後で切るのが面倒なので、私は刻んでから炒めます。
固い皮が付いているので、フランスにお住まいの方はこれを取ってから刻んでくださいね。
食べる直前に掛けるソース。
水分の少ない固めのトマト(トマトグラップ)が良いかと。
そしてシブレットかワケギ見たいな小さなネギのようなものを刻み、おいしいオリーブオイルとカマルグの粗塩を少し加えて混ぜます。
そして赤ワインと。
クローブを取り除いた玉ねぎと野菜、豚バラを豆の上に盛り付けて出来上がり~。
これ、残ったら翌日食べてもおいしくて、夏だったら冷たいまま行けます。
ただし豚バラだけはその都度別っこにソテーしてから加えてください。
そのあとビオのカマンベールチーズもいただきました。
あまり臭くなくあっさり気味のカマンベールなので、癖のあるチーズがダメな方にも行けるかも。
BIO(オーガニック)食品のお店に売っています。
よくフランスから日本へカマンベールなんぞを持ち帰ろうものならスーツケースの中が臭くなって、機内に間違えて持ち込もうものなら(今はダメかな?)、自分の席のまわり全体がプワ~んとした臭いに包まれた覚えのある方もいるんじゃないかと思います。笑
これならそこまでいかないと思いますよ。
でもやはりチーズですからね、何重にもビニールにまくか、やってくれるお店だったら真空パックしてもらった方が良いですね。
デザートは苺に少し三温糖をまぶしたもの。
フランスの苺はすっぱいので、日本みたいになかなかそのまま食べることができません。
でも味は美味しいですよ。
縁の幅が広いので、優雅できれいな盛り付けに見えるお皿は古いサルグミンヌのものなんだそうです。
ウェッジウッドの影響強い面影が19世紀初め頃のものなんだろうなと思わせるお品。
植物とリボンのガーランドが素敵です♡
追記2014/05/13
同じお皿を見かけました。
なんとサルグミンヌではなくバドンヴィレーの刻印があるもので、ゴールドのラインも入っていました。
バドンヴィレーにしても大変珍しいものなんだそうです。
いずれにしても美しいお皿です♡
PS:
http://hideko-aix.blogspot.fr/2008/09/recette-aux-lentilles.html
パリから日本へ戻り、南仏へ来たばかりの時のブログにもプチサレの事少し書いています。
あの時は南仏に来たばかりで仕事もなかったので、フランス語でも挑戦してますね。笑
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