2014年5月20日

ダラダラ休みの間にパネルを塗ってみましたよ♪

去年蚤の市で出会った、家具の扉や壁の装飾に使われていた木製のレリーフ彫刻のパネルたち。

 白いペンキで塗って、削ってみたらきれいだろうな、と思ってからずっと実行できずにいました。
先週のダラダラ休みの時に、やっと倉庫から出してきたパネルたちを塗ることに。

 テーブルも塗るつもりだったので、調度よい。(^^)
テーブルの上で塗ってしまいました。
見ての通り、ペンキがはみ出している訳ですが・・・。

 ペンキは家に余っていた壁用のもの。
体に害のある成分は極力少ないフランス製のエコペンキなので、こすればすぐに落ちるものなんですが、これも削ってシャビーな雰囲気にするには調度いい(?)

 このウサギちゃんは、狩りで捕られたウサギ。
本来ならば逆さまに吊るされている姿です。
逆さまにしてみてください、様子がよりわかると思います。
狩猟はフランスの伝統的なスポーツとも言えるでしょう。
残酷ではありますが、野ウサギやイノシシ、カモやキジなどを捕ってジビエ料理としていただいていたんですね。
今でも狩りを楽しんでいるフランス人は結構いるようです。

18世紀、19世紀の建築様式でもお屋敷などにこのような狩猟で捕まえた動物のレリーフが壁に掛けられていたりしたようです。
日本の釣りの世界で言う魚拓(ぎょたく)感覚でしょうか。笑
狩り自慢などがお食事の際にされていたんでしょうね。

 こちらはパニエに入ったフルーツ。
リボンがまた素敵です。

 ちょっと削った後はこんな感じ。

 これは不思議なデザインですね。
タツノオトシゴ?それともドラゴン?が両サイドにいて、中央はフルーツでしょうか。
どこかの地方か貴族の家のエンブレムかもしれませんね。

 これも削ってみたらこんな感じです。

樫の木だと思いますが、結構重たいものなので額みたいに壁に掛けるよりは日本だったら”壁に立てかける”だけの方が良さそうですね。
お店のディスプレイや撮影なんかにもばっちりじゃないかと。

そしてテーブル。
濃い部分がパネルを塗っていてはみ出してしまった部分。
これをそのまま利用して、さらに削って。
上からまた塗装。
そして乳白色のニスで仕上げです。


 天板だけ塗るつもりだったので、これでできあがり~。
のはずが!
天板の横、忘れてました。(´Д`)ガーン

サイドが広がるテーブルなんですけど、広げたまま塗ったので仕舞ってみたらこんな事に。笑
とほほ。

パネルたちは現在外気に触れさせ中です。
そのうちグルニエイデコの商品で出す予定です。
いつかは未定ですがお問い合わせは大歓迎です。
真っ白な方がお好きな方はご自身で塗りなおしてくださいね。笑
そしてニスで仕上げていないので、しばらくしたら自然にペンキが剥がれてくることがあるかもしれません。
それが嫌な方はまたご自身でニス仕上げしてください。
ニスは透明も良いですが、乳白色で全面に塗るか、透明のグレーなどで所々だけ塗るのも素敵かと思います。

 そしてダラダラ休みの最後になって、やっとお出かけ。
ワイナリーに・・・
行くつもりが閉まっていました。
ははは。


カシというマルセイユから30分ほどの港へ。

 まったり。

 いい天気。
ああ、でもそろそろグルニエイデコの準備したいな。
と頭がよぎるイデコ店長でございました。

お休み最終日にフランス人の友達からもらった素敵なソーサーにアンティークのグラスを乗せて。
白ワインをいただきました。
このグラスとても丈夫で現代の繊細なものより強い気がします。
また、私はいつもワインしか入っていませんが、お水でもジュースでもワインだけじゃなく何に使ってもいいんですよ!笑


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