お料理を盛る前のセッティングは好きなんです。
プロヴァンス風ブティを扱っている問屋さんで仕入れたランチョンマットと、お皿は19世紀初期のフランスの北のフォルジュレゾー、もしくは18世紀のイギリス窯のもの。
ふちのユラユラしたフリルリムとグリーンのぼかしが素敵です。
と、ランチョンは同じものをオンラインショップでも売っていますが、お皿は今のところ自宅用。。。
お料理が本当に下手なので、いつも写真をお見せするのは恥ずかしいのですが。
というのもアンティークのお皿やキッチン用品をお好きな方の中になんともお料理関係の方が多い事。
本当にお恥ずかしい。笑
料理人さんやお料理研究家さん、そしてパティシエさんまで。
そうでなくてもお料理のお上手な方が多くて、いつか教えていただきたいほどでございます。m(__)m
うちの近所にはおいしいパン屋さんがないので、いつもマルシェに来るBIOのパン屋さんかBIO(オーガニック)専門店で白くないパンを買っています。
だからいつもこんな風に田舎風のパンです。
固いパンには、このようなパン切りナイフが便利です。
このブティのランチョンは、いままで扱ってきた商品とは一段と手縫い感が強く、凸凹が厚めです。
一応手縫いと聞かされているものの、縫い目が思い切りミシン縫いっぽいのはなぜなんだろうか、と思いましたが、手縫いの後をミシン縫いしたとか?
まあ、強度的にはその方がありがたいので、良しとして。
細かいところをいちいち考えていたら南仏には住めません。
このタイプのブティはなかなかないですよ~♪
じゃーん。苦笑
この写真載せようかどうしようかと思ったんですが(おいしそうに見えないかと)、雰囲気がお分かりになるように思い切って載せますね。(*´ω`)
かぼちゃ、チコリ、パプリカとチーズはコンテ。
半分を食べきったところで、終わり。
と思ったのですが、意外とおいしく全部食べ切ってしまいました。笑
南仏の野菜はとてもおいしんです。
料理のへたな私には助かるわぁ~。
ピションのオークル黄釉のオーバル皿はオーブン用に使っています。
以前売れなかったもので、うちでどんどん使わせていただいています。
ちょっと昔の油のような残り香が少ししないでもないので、本当は焼き菓子には避けたいところですが、便利なのでケーキもこれで。笑
こんなに黒焦げができてしまった理由は。。。
今年の年末年始は本当にトホホな事が多かったのですが、これもその一つ。
事件が起こる前までは、こんな黒い焦げなどありませんでした。
事件とは。
年末にこのオーブン皿でホロホロ鳥の丸焼きをやったんです。
ホロホロ鳥ってとてもおいしいのですが、油がすごいんです。
丸焼きを食べているときはいいのですが、食べ終わった頃になって油が冷めるとオーブン皿に厚めの固形になった黄色い油が沈んでおりました。
もともと少しシミっぽいところがあったので、気になってはいたので相方に、オーブンを掃除するときにこれも一緒に入れていいかな?
と聞いたんです。
そしてらいいんじゃない。と簡単に返事が。
掃除と言うのは、オーブンを500度で2時間放置する方法なんですが、私には怖くてできません。
設置は相方にやってもらいます。
そしてこのお皿も洗った後に、ポンと一緒に入れました。。。
監視はしていた方がいいので、出かけずに近くにおりました。
そしてしばらくすると。。。
中が煙で一杯になっているではないですか!
やばいと思って、すぐにオフにして隣の部屋を掃除していた相方を呼んでいる間に、今度は火がでてきてしまいました。(*o*)
皿が燃えている!!!
すぐに消防署に電話すると、中はどんな様子かというので、煙で見えないというと「レンジの扉を開けてみてください」っていうんですよ。
ハテナ?
扉あけたら危ないんじゃないの逆に?と思って相方に絶対あけないように言いました。
だって中は真空状態ですよ。
部屋に煙が充満していないって事は、中がすごい事になっているんです!
そんなんあけたら空気に触れて火が大きくなるだけでしょう。
間違っていますかね?
まあ、とにかく火は小さかったので消防隊を待ち。
こういう時は電源元を全部切るんですね。
それは指示通りに。
到着と同時にあたり前ですが土足でどたどたとすごい格好の人たちが家に入ってきて、いろいろ調べて少し温度の下がったと思われるオーブンの扉を開けると、部屋がプワーっと煙だらけになりました。
でも火は消えていたので、お茶をしてもらってそのまま帰っていただきました。
というなんともお恥ずかしい事件があったのです。
それ以来、このピションのオーブン皿は黒くなってしまって、もう売り物にはできなくなりました。
というお話です。(^^;)
後日お隣のおばあちゃんたちから、あの家事はどこの家だったん?
と話題にまでなっていたそうです。
おほほほぉ~~~( ̄▽ ̄)
PS:なぜ火が出たかなんですが陶器にしみ込んだ油が原因だったようです。
いくら表面をきれいにしても、長年使ってきた、特にフランスの家庭で使われてきたわけですから、お肉料理やクリームの入ったグラタンなど油が一杯しみ込んでいたのでしょう。
そうでなければ陶器自体は高温で焼かれている訳ですから、500度で溶けたり燃えてしまったりはまずないはずだと思っています。
絶対に、高温洗浄の際にお皿だけ入れることはお試しになりませんように。
危ないですよ~~~。(^^;)
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