2017年4月30日

クレイユエモントロー特集♪ カップやシュクリエなど♪

次回はクレイユエモントロー特集です♪

薄っすらと青っぽい釉薬で引き締まった白がクレイユエモントローらしいお品が揃っています。
最後の方はほかの窯のものもあります♪


まずはシンプルなデミタスカップ&ソーサー
2客ご用意しております♪

一つ目は内側にキズやシミが一部見られます。

そうそう、まず申し上げておきますが美品、完品と呼べるものはありませんので、UP後のオンラインショップで写真などで状態をご確認いただけるとありがたいです💕

フランスのアンティーク食器の完品というのは個人的にはまずないものだと思っています。
当時の製造技術からして、現代の食器に比べて必ず何かしらはあるものです。

でも、だからこそ愛着がわく、かわいい陶器たちなのだとイデコは思います!

 と、前置き長くてすみません。

ソーサーは豆皿代わりにも使えて便利ですよ♪


二つ目はフチにキズやスレなどが見られますが、右利きの方なら口に当たる部分の手前に来る場所はツルツルです♪




南仏のブロカントの人に「日本人はどうして白いものばかり買っていくの?」と質問されました。
他の食器に合わせやすいし、インテリア的にも邪魔にならないからでしょうかね?

そして「飾るよりは使うのが目的なの?」とも聞かれました。
確かに、フランスのアンティークのコレクショナーは飾るだけの方も多い気がします。

もしくはボロボロでも使う、の両極端。。(笑)

日本の方の執着までなアンティークなのに新品のような状態のものを求めるフランス人はあまり見たことがありません。
でもできれば私も新品みたいなアンティークを手に入れたいとは思います。(笑)


いやいやまた話がそれちゃってすみません。

しかし本当に新品が良ければ、アスティエなどのアンティーク食器のフォルムを真似た、でも壊れやすい食器を購入できるわけで、それでもアンティークがお好みならば多少の事は慣れておかないと、と思います。


ムタルディエのようなかわいい持ち手のカップにはヒビが1か所見られます。

19世紀のフランスの陶器は意外に丈夫だと思います。
現代のセラミックはヒビが入るというよりはパカーンと割れてしまったりしますが、こうしてヒビが入っている状態で100年持つってすごいことだなぁと変なところに感心いたします。


 フチは擦れなどが見られますので、ヨーグルトとか乾き物などに♪

今は金継とかもあるし、ヒビがある程度では捨てることなどなさりませんように。

フランスではこの程度のもの、普通に使っていらっしゃる方多いです。
もちろん自分用でお客様用ではありませんが。(笑)


取っ手が丸くてかわいいカップです。
デザート用のポアクレームかムタルディエかも?

そして、こちらも珍しいカップ。

これまでのものはデミタスカップほどの小さなものですが、これは少しだけ大き目。
とは言っても普通のコーヒーやティーカップよりはまだ小さいかなと思います。


 今回のクレイユエモントローのほぼすべてのものがそうなんですが、このうっすらと青っぽい釉薬で引き締まった白がたまらないんですよ。

持ち手のフォルムも素敵で、とっても持ちやすいんです。



 貫入やシミなどが見られます。

今回はブリュロカップも登場しますよ~♪

 ずっしりと重い丈夫な作りのカップとソーサー。
2客あります♪

 一つ目は貫入とシミなどが見られます。



 シミは下の方に見られます。


 カップとソーサーの刻印はそれぞれ違います。

ソーサーも同じ素材でずっしり重い丈夫な作りです。

 ブリュロでコーヒーを飲むときは、冷めないように強めのラム酒やアルマニャックなどのアルコールを入れてフランベ(燃やす)、もしくはお皿にお砂糖とやはりアルコールを燃やしてカップが冷めないようにしたのだとか。

南ではあまり聞いたことがないので、フランスでも北部の習慣だったのでしょうか。

作りが厚めにできているのは、コーヒーが冷めないようにとブリュロ(燃やす)の意味合い通り、フランベしても大丈夫なように耐久性のある作りになっているのでしょうね。
とにかく丈夫です。

二つ目の方はソーサーのフチに釉薬のムラや削げなどが見られます。

 またカップには下の方にやはりシミが見られます。




大切にしてくださる方へ♪





いくつかショコラショー(ココア)用のカップもご紹介を♪
上の写真はギャルリーイデコのブログでご紹介しています、クレイユエモントローのショコラカップです。
http://galeriesideco.blogspot.fr/2017/04/19.html

ココア用のカップの特徴は少し大きめであること、なぜか持ち手の部分が上がっているものが多い気がします。
レリーフのあるもの、丸っこいもの。


 こちらはポーセリン製のショコラカップ。
ポースレンドパリなどのフランスの磁器製食器の窯のものになると思います。

かぼちゃのような形にドットのレリーフが草間彌生を思わせる、素敵なお品です。(笑)
取っ手に製造時の小さな亀裂が見られますが、このまま使ってもまず問題ないと思います。


 リモージュ製のポーセリンの真っ白なショコラカップ。
やはり持ち手がエレガントですね~~~

小指立ててココアを飲んじゃいそうです。


 サルグミンヌのやはりショコラカップになると思います。

0.5~1㎝程の小さなヒビが3か所あります。(うち2か所が貫通)
フランス人ならばこのまま使い続けること間違いなしのきれいな状態ではあります。


 クレイユエモントローのおままごと用だと思いますが、小さなカップ。
デミタス用として使えると思います。
おままごと用のショコラカップでしょうか。

犬と
 鹿の柄でブルーが素敵なカップです。

内側に釉薬の突起が見られるのと、口径が完全な円形ではなく少しゆがみがあります。


そして、シュクリエも次回ご紹介しますよ♪(*^^*)

 クレイユエモントローの珍しい色付きレリーフのシュクリエ。
蓋も本体もフチにカケが多めに見られます。

それにしても美しいレリーフです💕

 そして、珍しい、珍しいと言いながらだんだん定番になりつつある葡萄のレリーフのシュクリエ。
ブルーのラインがあるタイプ♪

こちらも人気のお品です。

 全体に貫入とうっすらとしたシミが見られます。

それにしてもこの美しいレリーフ。。。

(´-`).。oO

いつみてもため息ですね。。。



そしてエレガントさが美しい天使とお花のガーランドの柄のシュクリエ。


なんといっても柄が美しい💕

 ほ-ほ-う💕


 リボンもついちゃって!

素敵です💕


 最後はジアンのグリザイユのシュクリエ。
葉っぱを食べているヤギと


 農家の女性と羊かな?


 横の柄も素敵です。


 反対側の横の柄は果物と鳥。

こちらも素敵な柄です♪


 ジアンです。


ずらりと4点それぞれに違うタイプのシュクリエです♪

どれも素敵で迷いますね。(*^^*)

お気に召したものはありましたでしょうか?

以上のお品ものたちは5月後半のグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします。
どうぞお楽しみに💕


http://ideco.ocnk.net/
店長 イデコ(*^^*)

PS:明日から1週間ほど留守にさせて頂きます関係で、お問い合わせへのお返事がすぐにできない場合が多くなります。
5/8に戻りますので何とぞよろしくお願いいたします。m(__)m

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