グルニエイデコ Grenier iDeco Online Shop ブログフランスアンティーク食器と雑貨 : クレイユエモントローグランヴィルの花の幻想シリーズデザート皿♪♪♪

2017年4月10日

クレイユエモントローグランヴィルの花の幻想シリーズデザート皿♪♪♪

19世紀のフランス人風刺画家グランヴィルのLES FLEURS ANIMEES(邦題：花の幻想)の挿絵が基になっているクレイユエモントロー窯のお皿たちをご紹介いたします♪

グリザイユとカラー版のお皿たち、グランヴィルの不思議な世界がお皿で見られるなんて素敵です💕

今回ご用意しているのは。。。

グリザイユのヴィオレット
ヒビあります。

花の幻想ではそれぞれのお花たちにそれぞれのストーリーがあって、内容を知らなくても想像が広がって面白いですね。
一度読んでみなければと思っています。

スミレたちが壺をもって何かに話しかけているかのようですね。

グランヴィルの原画から。
スミレたちのお色はこんな感じです。

リムには、やはり花の幻想の挿絵がずらりと並んでいます。

リムを見ながらも楽しめる

ずっと眺めて花の妖精たちの世界に入ってしまいそうです。
笑

グリザイユのマーガレット。
全体にシミにより薄く変色しています。

興味津々そうなマーガレットたちが集まって、
「あの人は私のことが・・・好き・・・きらい・・・」と花占いをしているようですね。

19世紀のマドモワゼルたちは、夢を膨らましてもうドキドキだったのかもしれませんね。

夢のある時代でした。
ってさすがにそんな時代は私も知りませんけれど。(笑)

こちらが原画。
優しい色合いですね。

お話は、このようにしてそれぞれのお花を題材に書かれています。
フランス語の本を読むのはとっても疲れますので、全然読んでおりませんが、いつか読まないとですね。。。！

と今頃になりますが、グランヴィルの花の幻想！2巻とも仕入れたんですよ。＼(^o^)／
とは言え、こちらお隣のアカデミーフランセーズの会員でもある作家のおばあちゃんと一緒に見ながら「このお花が好きだわ」「本当にきれいだわ～」
と二人で素敵素敵！とやって「これは宝物ね」とまで言われ、自分でも手放すのはもったいないと思い。。。

申し訳ありません。m(__)m

でもグルニエイデコで販売できる金額で仕入れができた際には是非ご紹介します！

そして、こちらはオシロイバナ。
裏にアクシデントの跡があります。

帽子のようにオシロイバナを被った女性たちが歩いている様子ですね。

む、む、虫が！
お花があれば虫がいるのは自然の摂理。

虫は人間の姿に変えられていませんが、ひょうきんな姿がしばしば見られます。

ちょっと近づいてみると素敵さが分かりますでしょうか。
とっても繊細なタッチです。

ここからはカラー版です。
カラー版グリザイユのお皿の上に手で彩色がされ、その上から釉薬がかかっているようです。
グリザイユのお皿も含め、実際ヒビや小さなカケなど見られるものが今回ほとんどですが、それぞれに大きなダメージという感じではなく、小さな不具合だと思います。

アンティークなら、しかもグランヴィルの当時でも人気があったシリーズですから、マドモワゼルもしくはマダムたちに沢山使われ愛されてきたお皿たちです。

このくらいのことがあっても普通かとイデコは思います。