6年ぶりの ルピュイアンヴレ le puy en velay II

観光局でよく確認をせず買ってしまった3か所共通パス。
ルピュイのノートルダム大聖堂とサンミッシェル礼拝堂はいいのですが3か所目がここなんですよ。

 　ポリニャック城塞。
壁しかありません。

 広大な土地に。

 平らな土地ですね、ここは。
遠くまで見渡せます。

 本当に壁しかなくて、、、しかもパスで行かれる方はご注意を。
直接城塞の入り口まで行くと門は閉まっています。

上に上がる前に”Billetrie”と書かれた観光局らしき場所に寄って、コインを借ります。
このコインがないと中に入れないんです。
入り口は無人ですから、コインを入れて回転式扉を通って入るんですよ。
なんとも不親切な！苦笑
上の写真は関係ないものですが、中に入ると要塞の穴からまた景色が見られます。

正直、ここはわざわざ車で来ることなかったかも～と思いました。
他に観光したい場所があったはず。
。。。
観光局め！

 ポリニャックの教会。

 そして、ポリニャックにはカフェらしきものが2か所しかなく、1か所はホテルのレストラン(でも人がいない)、もう一か所は簡単な田舎のカフェで、食べ物にも選択肢はなくソーセージとポテトのセットを頼んだら、魚肉ソーセージみたいな真っ赤に着色された懐かしい味のソーセージで、これまた「この時代にこんな食べ物を平気で出せるお店が残っているのだな」とある意味感心。
すみません毒舌で。

 まあ、次に期待という事で、シェーズデュウという村に来ましたよ♪
この日の夜にパイプオルガンのコンサートがあるとの事で、昼間から観光(*´ω`*)

 小さな村ではありますが、夏に毎年クラシックのコンサートが教会であるのが有名らしく、お土産屋もカフェもあり素敵な小さな村でした。

 教会の大きなパイプオルガン。

  フランスに法王がおかれていた時代、クレメンス6世のお墓なんだそうです。
足の下にライオンが。
フランス王族のお墓の石像の足元にも犬やドラゴンや、いろんな動物がいますが、天国へ導いてくれる付き添いだと聞いたことがあり、ずっとそうだと思っていました。
でもここでガイドをしてくださった神父さんか修道士さんは、特に意味はないとおっしゃっていました。
きっと飾りでつけたのでしょうかね。

 古い壁画。
かなり時間を割いて説明してくださっていたのですが、午後の眠い時間にあたりかなり眠かったんです。
あまり聞いていませんでした。
すみません。

 楽器を演奏する人物像たちが見えます。

 外に出ると青空！

 この辺りはキノコが良く取れるようで、ドライのセップ茸やきのこグッズが売られていました。
持って帰りやすいドライのセップとルピュイのレンズマメを購入♪

 生のきのこも買いたいが、調理できるところがないので。。。

 教会の外観。

 ちかくのブロカントカフェへ。

 お店の裏がこんなかわいいテラスになっていました。
お茶を飲んでコンサートの時間まで一休み。

 ここで飼っているのか、かわいいねこちゃんが💕

 遊んで♪
みたいな顔で見られましたよ。
でもイデコは猫アレルギーなの、ごめんね。

 少しすると別のネコちゃんも。

 まったり。

 パイプオルガンのコンサートはとっても素敵でした。
パイプオルガンの音は面白いですね、いろんなのとが出せるし深みがあって。
好きな音でした。

 遠いですが、こちらが当日の演奏者の方。
とっても若い方でした。

 ルピュイに戻ると9時過ぎてたと思いますが、どこのレストランもサービスは終わりだと言って、食べる場所に困りました。
でもイビスホテル内のTaverneだけは暖かく迎えてくれましたよ♪
しかもおいしかった。
お勧めです。

 ルピュイの街並みを少し。
小さなバルコニー付きのかわいい窓や扉。

 壁のあちらこちらにマリア様像。

 しかもマリア様は古いスタイルの黒マリア。

 これはどなたでしょう。

 マリア様とキリスト以外ちょっと私には不明なのですが。

 興味深い彫刻がたくさんあります。

 これは郵便ポスト。

この前の日に行ったポリニャックで、なんと相方のいとこ家族に偶然遭遇。
一緒にサンミッシェルへ登ろうとなりました。
フランスも狭いですね。

 サンミッシェルに登る前にサンクレール教会へ。
ルピュイの街中ではなく、エギュイユという隣町にあります。
でもルピュイから歩いて行けます。
ちょっと遠いですが。

 登ってみると、ノートルダムどフランスがきれいに見えます。
少し後ろ目になります。

 左上に見えているのがサンミッシェル礼拝堂。
青空に生えて綺麗でした～。

 サンクレール教会。
オクトゴナル(八角)の形をしています。

 夏の間はこの岩山にライトアップがされます

ここが一番きれいでした！

 そして、従妹たちと別れた後は予約していたレストランへ。
写真はレストランから見えた向かいの窓です。

名前からしてビストロかなと思っていたのですが、ネットでの評判が良かったので行ってみました。
お店の扉にはミシュランのラベルが貼ってあり、星付きではないと思いますがお勧めになっているのでしょうね。

 オーベルニュの赤ワイン、とっても美味しかったんですよこれが！
オーベルニュ地方においしいワインがあるとは知りませんでした。

 炭酸が細かいお水もまたおいしく。

 アミューズブーシュ。
クリーミーなレンズマメとミントのスープ。

 前菜のフォアグラ。
この地方、お料理がとっても重たいんですけど、知っていたのにフォアグラを頼んでしまいました。
とっても美味しい♪
ソースはビーツのチャツネ風。

 鴨のマグレ風とマルシェのお野菜のグリル。

 ちょっと食べ始めちゃいましたが、チーズの盛り合わせ。
チーズも濃いんですねこの地方。

 プレデセール(デザートの前に出てくるもの)
これもこの地方のベリー系の(ブルーベリーかな？)フルーツの載ったパンナコッタ♪

そしてデザートは杏子のタルト。

全部全部本当においしくてミシュランのお勧めになる理由が良く分かりました。

ただ、疲れていたのか夜中に下痢嘔吐で全部排出してしまい、ちょっともったいない気持ちに。。。苦笑
翌日は普通だったのでただの飲みすぎだったに違いはありません。
すみません。。。

 お勧めです！
Bambou & Basilic
http://www.bambou-basilic.com/