リシャール・フロモンという19世紀のイラストレーターとのコラボで、クレイユモントローでは”パリジャン”シリーズ、そしてサルグミンヌでは”アンファン”(子供)シリーズが描かれたお皿が限定で生産されました。
今回ご紹介するお品は、そのリシャールによるフランスの職人さんシリーズです。
俗に”フロモンリシャール”シリーズとも呼ばれています。
子供や妖精が描かれていることが多く、とてもロマンティックな作風です。
”パリジャン”シリーズはクレイユの博物館に、”アンファン”と”フロモンリシャール”をはじめとするシリーズはサルグミンヌの博物館に飾られています。
長い事壁に掛けて飾られていたようで、裏には固いワイヤーがついておりました。
これをペンチで外す際には、もうハラハラしましたよ。
ワイヤーが固くて、またお皿にピッタリくっついているので、力を入れなければ取れないんですもの!
でも無事に外すことができました。(・´з`・)ホッ
縁はすこしぷっくり盛り上がって、きれいなレリーフ仕上げです。かわいいカップルが描かれており、後ろにはハトのカップルも。
何と言っても着ている洋服の柄もかわいいんです。
樽の上には、陶器製のピシェやコップが見えますね。
こんなピシェ、グルニエイデコでもご紹介させていただいたことがありそうな。
そして樽にはFRichardのサイン。
1791は樽自体の年代かなと思います。
こちらもすごくかわいい。。。
研ぎ屋さんの女の子に会いに来た恋人?
左上の看板にはキューピッドが矢を放っていますね。
今回はいろいろ商品の詳細を書きながら、ロマンティックすぎて”もうイヤ!”状態でした。笑
女の子のタブリエ(エプロン)も、靴下も、そして男性のパンツと靴下、ドットのシャツといい、靴と言い、全部がオシャレでかわいい!
今度はアールヌーボー調のどこかミュシャのイラストを思わせる女性がシャボン玉を吹いています。
ふたりの女の子が無邪気にはしゃいでいるのがとてもかわいいお品です。
小さくて分かりずらいのですが、女性のドレスの裾左下に、FRが逆さまになったサインがあります。
これは樽職人のようです。
樽職人と言っても右に見えているムッシュが職人なんじゃなくて、左のかわいい妖精?かエンジェルさんが職人なんですよ。笑
樽用の木の板を削っている天使の後ろには矢のセットが見えていますね。
キューピッドのようです。
そして天使の後ろにはハトのカップル。笑
フランスらしくカップルが多い事。
イラストを見ていると当時の道具や陶器なども見られて、面白いお品です。
そしてなんとも貫入が見られますが、状態が非常によろしいお品なんです。
このように無償にかわいい絵柄ですので、コレクターも多くサルグミンヌの高級ラインとして高値が付けられています。
今回グルニエイデコではフランスで売られている価格でご紹介することができる事になりました。
次回の更新をお楽しみに!
グルニエイデコのオンラインショップ
店長 イデコ
http://ideco.ocnk.net/
0 件のコメント:
コメントを投稿