作られた年代が同じなので、分からないでもないんですが、この頃は「あ、うちのコピーしたでしょ!」とかなかったんでしょうか。
ライバル窯だったはずなんですけど。
フォルムがほとんど同じなんですね。笑
どちらがどちらかわかる方は、もうすでにお持ちの方ではないでしょうか。
姉妹の大きさも少し違います。
美しいプロフィールの姉妹ですね。
なぜ姉妹かというと、スーピエールは女性系のフランス語名詞だからです。
ライバルではなく、あえて姉妹に。
それで、どっちがどっちなの。
と、お思いの事でしょう。
どちらもほんのり青っぽい釉薬の白いファイアンス製です。
こんな風にして重ねて収納。
だから、どっち~!
はい、こちらがクレイユモントローのお姉さん。
大きい方のスーピエールです。
19世紀のお品ですよ。
そしてこちらがボルドーのヴィエイヤール窯の妹。
小さい方のスーピエールです。
小さいと言っても普通の大きさありまして、お姉さんの方が結構大きいものなんです。
ボルドー市のマークにもなっている三日月が3つのマーク。
クレイユモントローはご存知の方も多いでしょうけれど、ボルドーのヴィエイヤール窯は約50年ほどしか存在しなかった20世紀に陽の目を見られなかった窯なんです。
David Johnstonの頃を合わせても60年弱。
クレイユモントローが形が変わってHBCMになっていたとしても、20世紀の1950年頃までは生産を続けていたわけですから、ボルドー窯はそれよりも貴重だと考えるフランス人は多いです。
またボルドー窯のフランス人コレクショナーも多く、大変高値が付けられています。
そのせいで以前に行ったボルドー市のアンティーク市では、ヴィエイヤール窯食器がたくさんありましたが見るだけの博物館状態でした。苦笑
クレイユモントローの白いスーピエール。
ヴィエイヤール・ボルドーの白いスーピエール。
どちらがお好みで?
以上の2つの白いスーピエールは間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします。
お楽しみに!
http://ideco.ocnk.net/
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