パリを離れて郊外の町へ。
久々に田舎の風景を見てほっとしたひと時でした。
この日はシャルトル大聖堂を見に。
シャルトル大聖堂にはもう4回目くらいでしょうか。。。
前回は数年前の5月に来ており、広場にはマルシェがでていたりして賑やかでしたが、秋ともなると閑散としていました。
シャルトルの大聖堂と言えば美しいステンドグラスが有名です。
曇り空でもとてもきれいなステンドグラスでした。
ステンドグラスの詳細。笑
せっかくなので、近くで見たいですよね♪
装飾も素晴らしく、
この聖母マリアの昇天も素晴らしい彫刻でした♡
シャルトルの次はドルーへ。
ドルーにも聖堂があり、勧めていただき行ってみたのですが・・・!
冬は閉まっているんですね~。
冬といっても10月ですが。。。
ジヴェルニーも相方が行きたがっていたのですが、確か10月から3月終わりまでは閉まっていたはず、と思い行きませんでした。
せっかく来たので、町を散策。
木組みの家があったり、
素晴らしい大きな建造物があったりしました。
素敵な趣のカフェも。。。
美しいアールヌーヴォーのファサードにも関わらず、ピザ屋のようでしたので入りませんでしたが。。。
町はこんなに美しいのに、少し荒んでいる雰囲気がありました。
ドルーの人々がそういう印象にさせるのでしょうか。
その次はアネット城へ。
アンリ2世のお妾さんだったディアーヌドポワチエのお城です。
ガイド付きの見学を予約しました。
こちらはチャペル。
モノトーン(に見えましたが少し色がついているかな?)のステンドグラスが素晴らしく、わざわざ行く価値はあると思います。
装飾物や聖遺物なども素敵なものがたくさんありました。
シンプルながらに女性らしい雰囲気の装飾物でした♪
入口の上には狩の様子の鹿と猟犬たち。
アンリ2世がディアーヌに会いに来るついでに狩りもしていたのでしょう。
チャペルの裏にある、ディアーヌドポワチエと鹿の彫刻。
この彫刻はお城の中にもあり、美しいフォルムの素敵な彫刻でした。
ずっと、チャペルの写真ばかりですが、お城の中は写真撮影禁止だったんです。
いろんな調度品がたくさんあったのですがお見せできなくて残念!
お城の中で印象的だった説明が、ディアーヌドポワチエの肖像画が若かったこと。
なんと50代のときに、25歳くらいのお肌を保っていたとか。
羨ましい。笑
なんでも金箔だと言っていたような気がしますが、美の秘訣とされていたようで毎日少量を食べていたか飲んでいたかしていたそうです。
近代になり、髪の毛を検査した際にやはり重金属系の組織が検出されたとの事でした。
金箔を毎日食すだけのお金があったらいいんですけどね~。苦笑
お城の出口付近にあった、お皿たちだけパチリ。
ディアーヌと言えばロワール地方のシュノンソー城も有名ですね。
お庭がディアーヌの庭とカトリーヌドメディシスの庭と二つあって、本妻のカトリーヌドメディシスの庭よりディアーヌの庭の方がお花がいっぱいできれいだったことを思い出しました。
アネット城の左側にディアーヌの霊安室があり、私は見るのを忘れてしまいましたが、行かれる機会のある方は是非見てみてください。
ディアーヌがスフィンクスになった大理石の彫刻が素晴らしいです。
帰り道。
アネット城のある町にひっそりとこんな教会もありました。
南仏はまだ温かくて、そんな事は考えてもいませんでしたが、
気が付けば秋。
黄色い枯れ葉がきれいに舞っていました。
パリの喧騒を抜けて、ほっと一休みできた数日でした♪
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