2015年8月31日

サルグミンヌ の アンファンリシャール シリーズ

サルグミンヌの窯らしいアイボリー色の地に、かわいいイラストがプリントされたシリーズです♪

リシャールという名の19世紀のイラストレーターが描いたかわいいイラストは、リシャール自身の子供時代の事を題材に描かれているとも言われています。


リシャールが子供だった頃のフランスの様子がユーモラスに、またロマンティックに描かれています。
今回は5枚ご紹介します。


 はじめにご紹介するのは、カケやヒビが見られますがイデコの一番のお気に入りです。(*^^*)

まだ若い女の子、きっとお屋敷に奉公にでてお手伝いさんとして働いているのでしょう。
お屋敷の壺かお皿かなにかを割ってしまい、修理屋さんに修理を頼みに来たところのようです。


 何が切ないって、当時はまだ高価で貴重だったに違いない陶器を割ってしまったわけですから、それは大変な事だったのでしょう。

女の子がタブリエで涙をぬぐっている姿が、もうもう。。。もう。。。涙


 修理屋さんの男性もまだ若い青年のようですね。
当時はアグラフと言う修理方法で、割れた陶器の破片同士を大きなホチキスかガンタッカーみたいので、止めてくっつけていたんですね。
意外と丈夫なこの修理方法、分からないのはどうやって止めていたのだろうかという事。
パチンと留めれば更に割れてしまいそうだし。。。?

右下にあるニワトリみたいな鳥の柄のお皿がやはり3か所アグラフされていますね。


 女の子の足元には白いねこちゃんが。笑
なだめるかのように、やさしく寄り添っています。涙


 まだ10代くらいのようなプロフィール。。。涙
リシャールはこういった描写がとても得意ですね。
しかもかわいい女の子と、まじめな青年。
いかにも恋が生まれそうな、なんだかドキドキする場面です♡


 つぎは、赤ちゃんを見つけに来たカップル。笑
発想が面白いですね。

 野菜の上に乗った赤ちゃんはバリアに囲まれています。
今生まれたかのような、眠いのか泣いているのか。。。
羽が生えていて天使ちゃんなんですね。


 このムチムチがたまりません!



 つぎはスリッパの修理屋さん。
”シンデレラのスリッパ”という名の女性と女の子専用の修理屋さんですって!(*^^*)
まあかわいい青年ですから許しましょう。あはは

19世紀後半に流行ったフォーキュル(偽のお尻)という下着の種類をスカートの下に付けて、お尻が盛り上がるように見せるドレスを着ている女性。
ちょっとブルジョワな雰囲気が漂っていますね。
なんだかここにもちょっとドキドキ感が♪



 スリッパか、サンダルと言ったところでしょうか。


これもかわいくユーモラスなイラストです。


 フライドポテトのようですが、きれいな女性が作ったこのフライドポテトが子供たちは大好きなんですね。
今のフランスの子供もポテトが大好きですが、昔から変わりませんね。

お金を渡そうとしている子供をやさしいまなざしで見るポテト屋さんの女性。
「はやくちょーだい」みたいな、早く食べたそうな様子が伝わってきます。


 うしろには、ちょっとつまんで走っていく女の子とそれを追いかける犬がいます。笑

かわいい。

 これも、犬なんでしょうか?
ネコ?


 いつも、かわいいなと思うのが来ている洋服。
特に靴下がかわいいんですよ!
19世紀のデザインとは思えないかわいらしさ♪


 最後は赤ちゃんマルシェ。

ロマンティックでかわいい人物像とは反して、赤ちゃんを売っている女性のイラストです。

 髪飾りにお花を付けて、胸元の開いたドレスに十字架のチョーカー、というオシャレないでたちです。
三本の指をかざしている左手は、キリストの姿をも思わせます。(キリストは右手だったと思いますが)



もちろんこれはリシャールの想像上のイラストで、当時こんな風に赤ちゃんが売られていたわけではないと思います。笑



少し脚高になっていて。

壁掛け用に穴が2カ所開いています。

ヨーロッパではコレクターがいるために高値が付いているリシャールのイラストのお皿たち。
今回のお皿の内2枚ほどがサルグミンヌの陶器美術館にも展示されています。





他にはサルグミンヌ定番の花形リムのお皿とラヴィエも今回出てまいります。
サルグミンヌらしい、いつまでもかわいいシリーズですね。
お皿は美品とは言えないものですので、お安くご提供しております。
送料込みのお値段ですので、かなりお安いですよ!



以上のサルグミンヌのお皿たちは、もうすぐグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪


グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/



店長 イデコ(*^^*)

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