2013年12月26日

クリスマスディナー a la maison


今年はヤドリギ柄の食器を使ってみたくて、クリスマスのディナーに使わせていただきました。
リュネビル窯のラシュナルによる図案のお皿たちです。

 2枚重ねて、大きい方は直径26cmほどのディナー皿、小さい方はデザートや前採用の直径22cmほどのお皿です。

何がこのお皿に乗るんでしょうか。笑

 この日は早く食べることになり、16時から仕度が始まりました。
 準備も終わった頃には日が暮れて。

 前菜の前菜、アミューズブーシュと言って日本なら”付き出し”と言ったところでしょうか。
レンズ豆の煮込みを頂きました。

 ワインは天使のいるラベル。
南仏のワインシャトーヌフ・デュ・パプです。

  前菜には、魚の卵もの。
お値段からしてキャビアではないんじゃないかと思いますが、少しパンに乗せて。

 そして、フランスのクリスマスに欠かせないのが、フォアグラ!
です。
パンにこんな風にして乗せていただきます。
これに甘いいちじくのジャムや玉ねぎのチャツネなんかも合うんですよ。
甘いソース少しとあら塩を少し乗せて食べると、とてもおいしいです。

 けど昨日はなにもつけず。
23日からいろいろとお客さんが来て、もう疲れたので手抜きさせていただきました。

 そして、メインは鳥のロースト!
これもローストしてるものを買ってきただけです。笑


 鳥モモのローストと温野菜。
いろんな色のにんじんとカブ、マッシュルーム、パプリカが入っています。
横にはカラシを添えて。

 このフォークとナイフは売りものではないのですが、モノグラム(イニシャル)がHなので、がんばって買いました。
フランス語の発音でイデコ=Hidekoですからね。

 そして、まだ食べますよー。
という事でチーズ各種。
左はブルビーチーズ、真ん中はトム・ド・サヴォワ、右のとろけているやつはヤギのクリーミーなチーズです。
どれも臭みがなくおいしいものでした。

 そのあとはデザート・・・。
といきたいところですが、もうお腹一杯で食べられません。
でも肉で終わるのはちょっと・・・。
そこで、みかんを頂きました。

 クレモンティーヌといいます。
コルシカ島のクレモンティーヌだそうで、相方が会社からもらってきたんですが、こんな変わった形もありました。
ハート?それともお尻?
ハートという事にして置きましょう。

 ケーキの写真は前日のイブの日に頂いたもの。
トラムに乗ってマルセイユのおいしいケーキ屋さんで買ってきました。

JOYEUX NOEL

食べ過ぎたので、今日から地味な食事を目指します。
それでは良いお年を!


あ、でもまだ31日がありました。
この日もたくさん食べます~・・・。

2013年12月24日

JOYEUX NOEL メリークリスマス!

素敵なクリスマスをお過ごしください!


良いお年を~(^^)

イデコ

フランスのクリスマスのイルミネーション GAP ギャップ

フランスのオートアルプス県にある街ギャップ、洋服屋さんとは何の関係もありません。

昼間は山に雪を見に出かけ、その夕方イルミを見に街に出ました。
今まで相方(主人)の叔父さんがいるので、何回も行っているはずなんですが、いつも食事して終わり。
街を歩いたのは初めてでした。
だから、街を紹介してくれないってことは大したことないんだな、と勝手に思っておりました。笑

私もクリスマスの準備で忙しいので、写真だけですがお見せいたします。


 ギャップ自体は大きな町なんですが、昼間は山の方へ行き雪を見に行きました。

 寒々しい・・・はずなんですが今年は暖かくアルプス地方も昼間は12度ありました。


 車の中から少し青空。

 寒々しいでもきれいな景色を見た後はご飯食べて終わり、と思っていたのですが今日はお散歩しようという事になり。
実は叔父さん現在病気中なので、あまり歩けないんです。
そこで、これまたフランス式な関係ですが、叔父さんの彼女が町を案内してくれました。

 大きなツリー!
こんなのマルセイユでは見たことないです。

 いろんなタイプのイルミがありました。
お好みがおありかと思いますが、いろいろ載せてみます。

 ここが一番美しかったので何枚か。

 そしてストラスブールのようなマルシェドノエルのスタンドもありました。

 このくもの巣イルミがすごくきれいでした~。



 これはまた別の広場です。


 お店もクリスマスらしい。

 ああ~ワインバーが私を呼んでいる・・・。
けど見るだけ。

 また別の広場。


 街の教会。

 と、あっと言う間でしたが、クリスマスの様子でした。

翌日の帰り道、車窓から。

皆さまもお忙しい年末の事と思います。
どうぞ素敵なクリスマス、そして楽しい年明けをお迎えくださいね。\(^o^)/


イデコ

2013年12月20日

クリスマスの飾り付け 2014年のノエル

デコレーターとして日本では16年の間、クリスマスの飾り付けをしない年はありませんでした。
仕事ですからね。
当たり前なんですが。

その癖が抜けないのか、クリスマス自体は憂鬱なんですが、飾り付けをしないわけにはいかないんです。笑
特にフランスにはいい材料がたくさんお安く手に入りますので。。。

まずは宿り木。
文字通り他の木に宿って(寄生)成長します。
みごとにその宿られた木の枝ごと近所のマルシェで売っていたので、思わず即買い!笑

 まるで”宿り木の木”のように見えるでしょう。

 ”宿られた木”の断面。

 しかし、緑色の部分が本当の宿り木自身。
枝にこんな風にして寄生するんですね・・・。
なんていう生命力なんでしょうか。

 アップ。
かわいい、かわいいと思ってきたヤドリギ。
本当はなんて野生的!

 でもやっぱり元気があってかわいい~。
実もたくさん付いています。

 そのままざっくり、やはりヤドリギ柄の大き目の水差しにさしました。
乾燥させる予定なので、水は入っていません。

アンティークの陶器で飾り付けます。

この陶器は細長でなにかと便利です。
古い物ではなく現代のもの。
でもブロカントで中古の状態で購入したものです。



それと、サンタマンの白いスーピエールには、
モミの枝とヒイラギでコンポジションを作ります。
オアシスと赤いキャンドルで。

オアシス(吸水スポンジ)にキャンドルを自立させるスタンドを埋め込みます。
オアシスは既に水を吸った状態です。
これ、日本にいたときは”東京堂”で仕入れていました。

キャンドル用のスタンドが少し大きめだったので、ワイヤー(がやはりないので、電化製品についていた黒いワイヤー)で留めます。


 あまったオアシスとやはりあまったヒイラギで、オクトゴナルのシュガーポットにアレンジしました。
ヤドリギちゃんも少し入れて。
コンポジション用のヒイラギもモミも基本的には捨てるところのないよう、全部使います。
下北にあった(今でもあるのかな?)フロムネイチャーというアトリエでアレンジを習っていたときにそう教わりました。
枝もすべて挿して使ってあげます。

 デコレーターですから本当のお花屋さんみたいにきれいに活けられていないんですが、イデコ風という事で。苦笑。
ぼってり。笑

 そして、上の写真の病人用の吸い飲み。笑
これはオアシスを使ったアレンジの水やりに便利です!
重宝しております。

 インスタグラムからの写真。
ヒイラギの実がお正月みたいなので、もちさえすればそのまま年も越せる飾りですね。笑
ムリヤリ?


 なにもしないで済むヤドリギもやはり便利です。

飾りつけは楽しい!



皆さまも楽しいノエルをお過ごしください。