もうすぐ、もうすぐと言いつつブログでご紹介させていただいたお品物たち。
今回は白いレリーフの食器にブルーラインの入ったアンティーク食器たちがメインです。
クレイユモントローやショワジールロワ
美しいレリーフのファイアンスたち。
南仏陶器のムスティエのプレートや
キュノワなども。
ギャラリーや博物館でも見学する気分で、是非ご覧にいらして下さい♪
楽しいですよ~。\(^o^)/
店長 イデコ
http://ideco.ocnk.net/
18世紀の珍しい食器や19世紀のクレイユ モントローやボルドー窯の白い食器や蚤の市やブロカントで出会った商品を南仏よりご紹介いたします。 Creil et Montereau, Vieillard Bordeaux, David Johnston, Pont aux Choux, Moustiers
2014年7月30日
2014年7月29日
クレイユモントローの ブルーラインの白いレリーフ食器
真っ白いレリーフの食器はどんなものにも合わせやすいですよね。
今回はちょっと上級者向けのブルーラインのお品です。
クレイユモントローのふた付きのシュガーポット。
目を奪われるような大変美しいレリーフです。
アールヌーボー調にデザインされたこのレリーフは、白いお皿で見たことがある方もいらっしゃると思います。
このお皿と、同じデザインなんですよ。
蓋だけ見ても美しく。。。
ブルーのラインも丁寧に筆で絵付けされているのが良く分かります。
筆の止まる部分は少し丸っこくなっていて、可愛らしいんです。
ブルーのラインでレリーフが強調されていますね。
そして、横の持ち手(と言ってもここを持つ人はあまりいないと思います。)の飾りがまた素晴らしい。
双頭の鳥ですね。
当時の装飾の流行から言うとどちらかだとは思いますが、白鳥なのか鷲なのか。。。
ヨレヨレとした模様が美しく。。
こんなブルーラインのお皿や
カップも今回登場します。
ラインやカケのあるものもありますので、よくご検討されてくださいね。
こんな風に他のブルーラインの食器に合わせて。
(後ろのミルクポットはショワジーのものです。)
また、すでにお持ちの白い食器にも合いますので登場場面も増えるのではないかと思います。
夏らしくブルーのラインで。
フランスアンティーク グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
今回はちょっと上級者向けのブルーラインのお品です。
クレイユモントローのふた付きのシュガーポット。
目を奪われるような大変美しいレリーフです。
アールヌーボー調にデザインされたこのレリーフは、白いお皿で見たことがある方もいらっしゃると思います。
このお皿と、同じデザインなんですよ。
蓋だけ見ても美しく。。。
ブルーのラインも丁寧に筆で絵付けされているのが良く分かります。
筆の止まる部分は少し丸っこくなっていて、可愛らしいんです。
ブルーのラインでレリーフが強調されていますね。
そして、横の持ち手(と言ってもここを持つ人はあまりいないと思います。)の飾りがまた素晴らしい。
双頭の鳥ですね。
当時の装飾の流行から言うとどちらかだとは思いますが、白鳥なのか鷲なのか。。。
ヨレヨレとした模様が美しく。。
こんなブルーラインのお皿や
カップも今回登場します。
ラインやカケのあるものもありますので、よくご検討されてくださいね。
持ち手にもポツンポツンとブルーのラインが。
こんな風に他のブルーラインの食器に合わせて。
(後ろのミルクポットはショワジーのものです。)
また、すでにお持ちの白い食器にも合いますので登場場面も増えるのではないかと思います。
夏らしくブルーのラインで。
フランスアンティーク グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
2014年7月28日
日曜日の蚤の市。。。のはずが
蚤の市と言ってもヴィドグルニエ的なフリマを見に行ったんですね。
初めてのところだったので、もしかしたら良いものがあるかもなんて。
思ったのが間違いでした。
良いものがあるときもあるんでしょうけど、今日はハズレ。
2つ村を巡ったあとは、お昼になっていたので終了となりました。
お昼をどこで取ろうかとなり、アヴィニョンかタラスコンあたりでと思ったのですがアヴィニョンは大きな町で観光客も多いので疲れるし、タラスコンへ行ってみました。
何回か来ているのですが、忘れておりました、この日は日曜日。
お店は閉まっています。苦笑
それにタラスコンはお城と南仏の布屋ソレイーアード博物館以外なにもないじゃないか、と思い出し、車を止めたはいいがやはり別の場所へ。
暑いのでゆっくり食べられるところが良いね、と思い出したのがシャトーデストゥブロン。
レボードプロヴァンスからすぐのワイナリーのシャトーへ行く事になりました。
ビストロモガドールの敷地のテラス席。
メインのテーブル席は満員で人がいっぱいだったので、離れをパチリ。
盛り方にセンスがなくてすみません。苦笑
ちょっとずつてんこ盛りにX2回取りに行ってきました。笑
デザートもありますよ。
2回取りにいったところで、係りの人が「ビュッフェのサービスの中に黄色いレンズマメの煮込みと温泉卵のプレートが付いているんですが、いかがですか?」と言われ。
え!もう2回もお皿に盛って全部食べてしまってお腹いっぱいなんですけど、デザートも食べたいし。。。
と悩みましたが、みんなが食べているこの一品がきになりやはり頼むことに。笑
頼んで良かったです。
一番おいしかった!
ワインはロゼ。
このシャトーはあまりロゼは作っていないんですが、このロゼおいしかったです。
アペリティフとして、食事にも、デザートまでこのワインで行けました。
なんにでも合う珍しいロゼです。
ビストロはシャトーの右隣にあります。
このシャトー、いつかは宿泊施設にしたいとか言っていたような気がするけど、考えが変わったのでしょうか。
改装した気配はありません。
裏の葡萄畑も散歩できるんですよ。
そこで出会ったバッタ。
虫をこんなに近くで見るのは子供の時以来。
イエローバンブーの葉が青空に映えてきれいでした。
杉の木にアイビーの蔦。
広い敷地に葡萄畑。
全部ワイン用の葡萄です。
ふと地面を見ると白いきのこが。
マッシュルーム?
それにしては大きい。
毒々しく沢山出てきていました。
土から顔出してきているの見えます?
葡萄はまだ青く、8月には熟すのでしょうか。
年によって違うようです。
どんぐりもまだ青く。
実がまだ小さく帽子が大きく見えるどんぐりは可愛かったです。
トンボもいました。
(地面にいるんです)
広大な葡萄畑を散歩しながら、暑くて疲れました。
相方が写真を撮ってばかりいたので、先に出口にたどり着き、ベンチに寝っ転がりました。笑
誰もいなかったので、良しとしてください。
オリーブ畑も。
ここで作っているオリーブオイルもおいしいですよ。
高級品なので、結構お高いですが。
ワイナリーの家族のためのチャペルまで敷地内にあるんです。
ステンドグラスの反射がきれいでした。
なんと等身大のクレーシュまであります。
蚤の市ではなにも収穫なし。
でもシャトーで気が付いたら5時間も過ごしておりました!
シャトーデストゥブロン内ビストロモガドォー
http://www.estoublon.com/le-bistrot-mogador/
日曜日のビュッフェは予約した方がいいですよ。
この日13時ちょっと前に電話して最後の席でした。
ラッキーだったと思います。
またこの日はロゼでしたが、白ワインもおいしいです♡
初めてのところだったので、もしかしたら良いものがあるかもなんて。
思ったのが間違いでした。
良いものがあるときもあるんでしょうけど、今日はハズレ。
2つ村を巡ったあとは、お昼になっていたので終了となりました。
お昼をどこで取ろうかとなり、アヴィニョンかタラスコンあたりでと思ったのですがアヴィニョンは大きな町で観光客も多いので疲れるし、タラスコンへ行ってみました。
何回か来ているのですが、忘れておりました、この日は日曜日。
お店は閉まっています。苦笑
それにタラスコンはお城と南仏の布屋ソレイーアード博物館以外なにもないじゃないか、と思い出し、車を止めたはいいがやはり別の場所へ。
暑いのでゆっくり食べられるところが良いね、と思い出したのがシャトーデストゥブロン。
レボードプロヴァンスからすぐのワイナリーのシャトーへ行く事になりました。
ビストロモガドールの敷地のテラス席。
メインのテーブル席は満員で人がいっぱいだったので、離れをパチリ。
日曜日はブランチと称してビュッフェスタイルなんです。
ワインに合うものが多いと思いますが、パテやテリーヌ、サラダ、リエット、タルトサレ、サーモンのお料理やサンドウィッチ、タブレもありました。
盛り方にセンスがなくてすみません。苦笑
ちょっとずつてんこ盛りにX2回取りに行ってきました。笑
デザートもありますよ。
2回取りにいったところで、係りの人が「ビュッフェのサービスの中に黄色いレンズマメの煮込みと温泉卵のプレートが付いているんですが、いかがですか?」と言われ。
え!もう2回もお皿に盛って全部食べてしまってお腹いっぱいなんですけど、デザートも食べたいし。。。
と悩みましたが、みんなが食べているこの一品がきになりやはり頼むことに。笑
頼んで良かったです。
一番おいしかった!
ワインはロゼ。
このシャトーはあまりロゼは作っていないんですが、このロゼおいしかったです。
アペリティフとして、食事にも、デザートまでこのワインで行けました。
なんにでも合う珍しいロゼです。
ビストロはシャトーの右隣にあります。
このシャトー、いつかは宿泊施設にしたいとか言っていたような気がするけど、考えが変わったのでしょうか。
改装した気配はありません。
裏の葡萄畑も散歩できるんですよ。
そこで出会ったバッタ。
虫をこんなに近くで見るのは子供の時以来。
イエローバンブーの葉が青空に映えてきれいでした。
杉の木にアイビーの蔦。
広い敷地に葡萄畑。
全部ワイン用の葡萄です。
ふと地面を見ると白いきのこが。
マッシュルーム?
それにしては大きい。
毒々しく沢山出てきていました。
土から顔出してきているの見えます?
葡萄はまだ青く、8月には熟すのでしょうか。
年によって違うようです。
どんぐりもまだ青く。
実がまだ小さく帽子が大きく見えるどんぐりは可愛かったです。
トンボもいました。
(地面にいるんです)
広大な葡萄畑を散歩しながら、暑くて疲れました。
相方が写真を撮ってばかりいたので、先に出口にたどり着き、ベンチに寝っ転がりました。笑
誰もいなかったので、良しとしてください。
オリーブ畑も。
ここで作っているオリーブオイルもおいしいですよ。
高級品なので、結構お高いですが。
ワイナリーの家族のためのチャペルまで敷地内にあるんです。
ステンドグラスの反射がきれいでした。
なんと等身大のクレーシュまであります。
蚤の市ではなにも収穫なし。
でもシャトーで気が付いたら5時間も過ごしておりました!
シャトーデストゥブロン内ビストロモガドォー
http://www.estoublon.com/le-bistrot-mogador/
日曜日のビュッフェは予約した方がいいですよ。
この日13時ちょっと前に電話して最後の席でした。
ラッキーだったと思います。
またこの日はロゼでしたが、白ワインもおいしいです♡
キュノア キュノワ キュノワール キュ・ノワール Cul Noir !
裏が黒い事からお尻が黒いキュノワなんてちょっといたずらっぽい名前が付いています。
18世紀~19世紀にかけて北フランスのノルマンディー地方のルーアンやフォルジュレゾーあたりから、南下してもパリの南西ロワール地方のオルレアンあたりまでで作られていた陶器です。
テラコッタに白と茶色~黒に近いこげ茶の2色の釉薬が使われています。
土地の香りがするとても味のある自然な陶器です。
今回はいろんな形が溜まりましたので、一気にご紹介いたします。
オーバル皿や丸皿など。
裏のキュ(お尻)の部分の色は様々あり、濃いこげ茶のものや明るい茶色など。
そして特徴的なのが、きれいに入った貫入。
なぜか均等に細かく入るものなんですね。
ファイアンス製のものもそうですが、使えば使うほどに貫入が入ってきます。
これを美しいと思えるのは日本人だからでしょうか。
フランス人の間でも長くきれいでいてくれるポースレンやセラミック製の食器よりもファイアンスの食器に人気があるのは、味があるという観点からなんでしょうかね。
暖かみも感じられる自然な雰囲気です。
逆にリモージュなどに代表するポースレン製の食器や現代のセラミック製の食器にはこの貫入は見られません。
ずっときれいでいてくれる食器がお好みならばあえてアンティークの食器は使用せず、セラミックやポースレン製をお勧めいたします。
釉薬の垂れ方も芸術的です。
上の写真のお皿は珍しく貫入が入っていないキュノワ。
とはいえ大きな貫入がサークル状に入っています。(写真では分かりにくいです)
土鍋と同じ原理だと思いますが、貫入の入っていないキュノワを使う前には煮沸した方が良いのかもしれませんね。
煮沸といってもただグツグツと煮ればよいと言うわけではなさそうですので、ご自身で検索してみてくださいね。
専門家の説明の方が確かですので、ここではあえて説明いたしません。m(__)m
間違ったことをお教えしても大変ですからね。笑
上のものとは正反対に、こちらのお皿は使い込まれて非常に細かな貫入が入っています。
これでもかというくらいに細かい貫入、初めて見ました。
芸術的な。
この貫入を見ているだけで時間が経ってしまいそうです。
ヒビの入っているもの、風化しているもの、コンディションはいろいろです。
擦れたり、貫入がヒビになってしまったり、大きなダメージがあるようなら液体類は使用しないで、フルーツを盛ったり乾きものにまだまだ使えるものですので、工夫して使ってみると更に愛着がわきますよ♡
南仏ではあまりキュノワのお品ものは手に入りにくいんですが、上記のうちのいくつかは珍しく南仏のアンティーク市で一気に出会いましたので、これも縁かと仕入れてみました。
スタンドに並べてあったキュノワを手にするとブロカンターのムッシュは他のお仲間と「日本でムスティエやキュノワが流行っているらしいんだよね」と話していました。
横耳にちらりと聞いて、確かにと思いました。
このスタンドは美しいムスティエのプレートややはりキュノワの美しいプレートを持っていたのですが、そういう事を知っているのでとても高い値段が付けられており、見るだけとなりました。
そのあとにバッタリ他のスタンドで、「これならグルニエイデコでも出せる値段」という価格で売っていましたので、こちらで仕入れたというわけです。
でも、南仏のブロカンターですからキュノワ自体を知らなかったのかもしれません。
(そんな訳はないか。笑)
間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします。
お楽しみに!
グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
18世紀~19世紀にかけて北フランスのノルマンディー地方のルーアンやフォルジュレゾーあたりから、南下してもパリの南西ロワール地方のオルレアンあたりまでで作られていた陶器です。
テラコッタに白と茶色~黒に近いこげ茶の2色の釉薬が使われています。
土地の香りがするとても味のある自然な陶器です。
今回はいろんな形が溜まりましたので、一気にご紹介いたします。
オーバル皿や丸皿など。
裏のキュ(お尻)の部分の色は様々あり、濃いこげ茶のものや明るい茶色など。
そして特徴的なのが、きれいに入った貫入。
なぜか均等に細かく入るものなんですね。
ファイアンス製のものもそうですが、使えば使うほどに貫入が入ってきます。
これを美しいと思えるのは日本人だからでしょうか。
フランス人の間でも長くきれいでいてくれるポースレンやセラミック製の食器よりもファイアンスの食器に人気があるのは、味があるという観点からなんでしょうかね。
暖かみも感じられる自然な雰囲気です。
逆にリモージュなどに代表するポースレン製の食器や現代のセラミック製の食器にはこの貫入は見られません。
ずっときれいでいてくれる食器がお好みならばあえてアンティークの食器は使用せず、セラミックやポースレン製をお勧めいたします。
釉薬の垂れ方も芸術的です。
上の写真のお皿は珍しく貫入が入っていないキュノワ。
とはいえ大きな貫入がサークル状に入っています。(写真では分かりにくいです)
土鍋と同じ原理だと思いますが、貫入の入っていないキュノワを使う前には煮沸した方が良いのかもしれませんね。
煮沸といってもただグツグツと煮ればよいと言うわけではなさそうですので、ご自身で検索してみてくださいね。
専門家の説明の方が確かですので、ここではあえて説明いたしません。m(__)m
間違ったことをお教えしても大変ですからね。笑
上のものとは正反対に、こちらのお皿は使い込まれて非常に細かな貫入が入っています。
これでもかというくらいに細かい貫入、初めて見ました。
芸術的な。
この貫入を見ているだけで時間が経ってしまいそうです。
ヒビの入っているもの、風化しているもの、コンディションはいろいろです。
擦れたり、貫入がヒビになってしまったり、大きなダメージがあるようなら液体類は使用しないで、フルーツを盛ったり乾きものにまだまだ使えるものですので、工夫して使ってみると更に愛着がわきますよ♡
南仏ではあまりキュノワのお品ものは手に入りにくいんですが、上記のうちのいくつかは珍しく南仏のアンティーク市で一気に出会いましたので、これも縁かと仕入れてみました。
スタンドに並べてあったキュノワを手にするとブロカンターのムッシュは他のお仲間と「日本でムスティエやキュノワが流行っているらしいんだよね」と話していました。
横耳にちらりと聞いて、確かにと思いました。
このスタンドは美しいムスティエのプレートややはりキュノワの美しいプレートを持っていたのですが、そういう事を知っているのでとても高い値段が付けられており、見るだけとなりました。
そのあとにバッタリ他のスタンドで、「これならグルニエイデコでも出せる値段」という価格で売っていましたので、こちらで仕入れたというわけです。
でも、南仏のブロカンターですからキュノワ自体を知らなかったのかもしれません。
(そんな訳はないか。笑)
間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします。
お楽しみに!
グルニエイデコのオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/
登録:
投稿 (Atom)