2018年10月31日

写真家エリックペートルの作品とアンティークの額♪ Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

ここで写真家エリックペートルの作品についても触れておかないとですね!


アブストラクト(抽象)アートとアンティークの額の組み合わせなんて、と考える方が多いようで、知っていただくには本当に面白いし良い機会だなと思っております。

Favorites!さんの厳選された素敵なアンティークもそうですが、写真家エリックペートルのおかげで、会場の雰囲気作りがとてもアート的になるだろうなと、今から大変楽しみです。

全体はやはりお見せできないのですが、一部の作品を選んで少しだけご紹介したいと思います。
また、ネット上でみるのと実物ではまったく違う印象を受けますので、関東近郊の方、ご都合のよろしい方には是非とも見ていただきたいと切に思います。

インターネットでは分からない美しさ、が作品には溢れております。


朝日を浴びる作品。
19世紀の額に合わせてもらいました♪

作家本人の中では、光がとてもテーマになっているらしくて、
光で文字を書くように表現しているのだそうです。

実際私にもフランス語が完ぺきではないために、作家の説明を聞いても不明な点が多いままではあります。

例えば、



フライヤーとして使っているこの写真。

ボケているのではなく、意図して動きを出しているのだそうです。





流れる光が美しいですね。

動きも見えます。


作家からの言葉です。

「量子力学の理論によれば、私たちの目に見えている世界は、事実とは異なる世界なのではないだろうか?」

生まれつき近視でものが良く見えない作家。
それを逆に利用して心の中で描いたものを写真に撮っているようです。

画家のモネも絵がボケていたのは目が悪かったからと言われていて、睡蓮が美しくボケて素敵な印象派の絵になっている。

でも、物事ボケ見える世界が実際の世界で、今私たちがはっきり見えている(と思っているだけかもしれない)物事は事実ではないかもしれない。
と考えるのだそうです。

難しくて言っている私も息が良く分かりませんが、量子力学の理論が頭の中にあるようです。

”量子力学”自体が私には複雑で、説明ができませんが、この言葉そのうちもっと聞くことになると思います。




ところどころに天使が見えます。

この教会は天使の教会と名の付いたアンティーク村にある教会なんですよ。

今回のテーマに合わせ選んでもらいました。





次の写真もとってもスピリチュアル。(笑)

天使の通った後みたいに見えます。




色合いと言い、ぼんやり感と言い、優しい光に包まれているようです。

見えないはずの本物の天使が作家には見えているのかもしれませんね。

ゾォ~。( ゚Д゚)



本当に私の未熟な言葉では言い表せないのですが、このブログに載せている最中にも、本物の写真の良さは本物を見ていただかないと良さが半減しているなと思います。

これも”量子力学”の理論になるのでしょうか。
パソコンの画面を見ると実物のものを見るよりも。何重ものバリアが邪魔して”量子力学の理論による何か”が遮断されている気がします。

実物を見ていただきたい~~~!




そして少し色あせた感じが素敵なナポレオン3世時代のエボナイト製の額。

艶がなくなっているところが写真にぴったり。

本当に素敵です♪





やはりナポレオン3世時代のメタル製黒い塗装のオーバル額、これはポートレート用の額でしたので小さめの可愛い額です。

言ってしまっていいのか分かりませんが、マリア様なんですよ。
是非会場でアーティストに質問してくださいね♪





アンティークの額とアブストラクトフォト。

これにFavorites!さんの美しいアンティークとイデコの陶器とオブジェたちも加わって、きっと素敵な展示会になる事と思います。

アンティークの額はFavorites!さんからもとっても素敵なものを持ってきていただけるようです♪






素晴らしい仕上がりになっていますよ♪



どうぞお楽しみに♡



 ☆☆☆





Chapelle en arrière automne

Antiques
Favorites! & Grenier iDéco, PhotoEric PETR

『晩秋の礼拝堂』

~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~

2018年10月28日

Chapelle en arriere-automne展 ご注意事項など 11/17(土)・18(日)代官山

もう何度もお読みになられている方もいらっしゃるかもしれませんが、会期も私たちの出発も近くなってきましたので改めまして記載させていただきます。


☆☆☆




Chapelle en arrière automne

AntiquesFavorites! &
Grenier iDéco, PhotoEric PETR

『晩秋の礼拝堂』

~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~

2018年10月27日

デュルフィ窯とムスティエなどの南仏陶器♪ Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

11/17(土)・11/18(日)代官山へお持ちするお品ものたちのご紹介です♪

先日のすっきり真っ白なポーセリンとは全く違った趣の、大変人間味のある南仏陶器たちもお持ちします(*^^*)


やはり、Favorites!さんにテーマを決めてもらってから、出会ったもの。

南仏陶器は和食にも合い、秋の食卓にぴったりかなと思います♪





まずは南仏のドローム県にあるデュルフィ窯の黄釉のお皿から。

大皿が1枚、デザート用の小皿を4枚ご用意しております。



 リムがフリルのようにヒラヒラして、とっても表情豊かな素敵なお皿たちです。
ほっこり温かい、南仏の人の手が加わった人間的な陶器たちです。

そして、表面がツヤツヤなんですよ、珍しく。(笑)




フチや裏には、窯キズや釉薬の削げなどが見られます。



カケもあるのですが、製造時にできてしまったものも多いのではないかと思います。
なんせツヤツヤであまり使われていなかったようですので。




フリルが可愛いですね♪

南仏陶器の無骨さが苦手な方も、これなら可愛い💕となるに違いありません!




おそらく陶芸家エチエンヌノエル氏によるものではないかと思いますが、刻印はありません。

20世紀中頃のお品です。




緑釉の丸リム皿。

こちらも大皿(といってもディナー皿程)が1枚と、デザート用のお皿2枚をご用意しております。



こちらの方は表面にスレが見られ、いつものブロカントなどで見かける状態です。

普通と言えば普通なんですけど、特に南仏のものは傷つきやすいようですね。
人間でいえば繊細とも。(笑)



そして、フランスの北からはキュノワの耳付きボウル。
耳って言うのエレガントに聞こえないかもしれませんけれど、フランス語に忠実に耳付きと呼ばせていただきます。

内側には艶がなく、裏に貫通していないラインが脚に見られます。




そして、 小さなテリーヌ。

ジビエ鳥の飾りが上に付いたサルグミンヌのお品です。

ところどころグレーがかって見えるのは、もともとのお色との事。
後から塗装したとかではなく、表面は釉薬の艶があるので、変色したとか色のムラができてしまったとかなのでしょうか。

 そうでなければ大変良い状態の素敵なお品です♪




南仏の黄釉の食器たちに合うなと思い、再度ご紹介。
こちらはイギリスのミルクポットなんです。

気が付いたらもう南仏ではなくなっていますが、(笑)
薔薇のレリーフが素敵な、18世紀のものだと聞いています。

刻印がないので、確かに18世紀のものかもしれないです。
内側は少し水色っぽいお色でこれまた可愛い♪




こんな風に、南仏と言いながらも他の食器にも合うお品たちです。
日本の陶器製の食器にも合うのではないでしょうか。




そしてぽってり白釉が素敵なムスティエのほんのり花形リム皿。

サイズは直径23か24cmくらいだったと思いますが、使いやすいサイズのお品たちです。

そして嬉しいのがお値段。
1万円以下でご紹介ができます。




訳アリ、といえば訳アリ、

その訳とは、仕入れ値がお安かったから。


そんな訳なら大歓迎ですね♪



なかでもそれぞれ違うのは、バッテンマークのあるもの、ないもの、白の釉薬の色合いが寒色系と暖色系とあります。
三食系に見えるというのは下地の素地の土の色が赤っぽいからなんでしょうけど、その違いも好きずきありそうですよね。





☆☆





Chapelle en arrière automne

AntiquesFavorites! &
Grenier iDéco, PhotoEric PETR

『晩秋の礼拝堂』

~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~





2018年10月25日

白磁マイセン 白いポーセリン製 レリーフプレート カップ&ソーサーなど♪ Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

11/17(土)・11/18(日)代官山へお持ちするお品ものたちのご紹介です♪

 真っ白なポーセリンが美しいマイセンの食器のご紹介です。
グルニエイデコはアンティークを取り扱うオンラインショップですので、こちらも古いものを。

とは言え、ドイツのアンティークは新しい試みで、しかもマイセンの年代の判定は難しいとの事で、勉強しながらのUPとなっております。
そうでなければ、ギャルリーイデコの方でご紹介したかったほどのお品たちです♪






大皿と、デザート皿、カップ&ソーサーとそれぞれに違うレリーフの、それぞれに美しいお品となっております。



真っ白だけれど、微妙に白さに違いがあるのは年代によるものなのでしょうか。


いつもはファイアンス(陶器)製のものに慣れているので、ポーセリン(磁器)製のものには大変緊張します。


息をのむ美しさ、と言ったら良いのでしょうか。

大変高級な感じがします。






大皿から。

葡萄の葉と実が秋らしく、またリムにはリボンのレリーフが施されていて、大変美しいレリーフです。


リムが少しせり上がっていて、深さがあるというかコンポティエタイプになっています。



テーブルの中央に置いて、フルーツなどを置いておくと絵になりますね♪

18世紀のものだと聞いておりますが、18世紀-19世紀前半の間になるのではないかと思います。
裏のサインのふたつの剣にはラインが入っていません。




そしてカップ&ソーサーも大変美しく・・・(´-`).。oO

2客ご用意しております。





#1客目のカップのフチに金彩の剥がれが見られます。

この金彩、どこまでされていたのかは不明ですが、ほとんどが剥がれてほぼ真っ白のカップ&ソーサーになっております。




内側も綺麗です





柄のアップ。





美しいボタニカルレリーフですね💕




ソーサーのレリーフもまた美しく。。。(´-`).。oOホ~♡





ボタニカルレリーフの詳細です。




ソーサーの裏に2か所カケが見られます。
表からは見えませんが、金継などで修理されることをお勧めいたします。


ふたつの剣には2本バーが引かれ、2級品になるのだともいますが、2級品といってもマイセンの場合は高価には変わりないと感じております。



#2客目
こちらは製造時の不具合と金彩の剥がれ以外は大変良い状態です♪




製造時の不具合とは、脚の形が一部丸くない箇所がある事。
です。

現代のものではないからこそ、このような人間的な部分が見られるお品だと思います。




ソーサーもやはり美しい♡



そして、マイセン最後はデザート皿です。

レリーフには違う種類のお花たちとロココ風の柄が素敵に配置されています。

20世紀のものになるのでしょうか。
年代は不明でございます。



優しいレリーフです♪





どこか、フランスのアンティークには見られない、厳格な雰囲気がありますね。

そして現代では生産されない、素敵なレリーフのお品たちです♪




金彩の剥がれもアンティークらしくてよろしい、と思ってくださる方へ♪

ほぼ真っ白です。





すみません、マイセンなんてなかなか家に来ることなくて、ついつい使ってみてしまいました。
(*ノωノ)




優雅なひと時をどうぞ♪




☆☆






Chapelle en arrière automne

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Grenier iDéco, PhotoEric PETR

『晩秋の礼拝堂』

~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~