2017年3月31日

花のある暮らし特集♪ ジャルディニエールなど♪

小さい頃になりたい職業は?って聞かれたとき、お花屋さん!と答えていました。

その後、洋服やさんとか絵描き、とか笑
いろいろ経て、グラフィックデザイナーになれなかったのでデコレーターになりましたが。


今では日本でデコレーターとして働けたこと、本当に感謝しています。
大手のデパートのウィンドーに携われたなんて、今考えると夢のようです。


前置き長くなりましたが、そんな小さなころの夢を叶えるかのように、近所のマルシェでお花をたっくさん買ってきました。
家に帰るとお花屋さん状態。。。
来週留守にするっていうのに、また計算のできないイデコ。。。(*´Д`)
あぁ・・・

次回の更新は花のある暮らし特集♪
今回は1900年前後のジャルディニエールなどをご紹介します。(*^^*)

これだけ見ても渋くて素敵なのですが、
やはり花があるとガラッと表情が変わります。

本当はもっと渋いお花が買いたかった。。。
でもマルセイユの庶民的なマルシェでは、おばあちゃんが好むようなピンクとか赤のオーソドックスなお花しか売っていません。

ならいっそのことピンクで行こうとピンク系のお花を買ってきたんです。

 アジサイも八百屋に行っている間にブルーが売り切れてしまい、ピンクに。。。
こういう色結構苦手なんですが、撮影を言い訳に思い切ってとっても可愛いピンクを選びました。(笑)


 このジャルディニエール見ての通り、紫陽花の鉢が入るくらい大きいものなんですよ。
鉢は小さめではありますが、こんなに大きなジャルディニエールは滅多にないと思います。

ブロカントではムッシュが「俺はヴィンテージしか扱っていないから年代は分からないんだよなぁ。。。」と困っていました。
ムッシュによると1930-1940ね頃らしいのですが、もっと古いんじゃないかな~?

でも次のご紹介する通常のジャルディニエールの重さより軽いかもしれません。
作りが薄手なんです。
外側はまあ大丈夫ですが内側が結構風化して穴とか開いています。

ミカンの木と水仙を友達のブロカンターからいただいたので、黄色同士で寄せ植えしてみました。
中の風化に気を使い、黒いビニール貼ってから使いました。(笑)
古いものは手がかかる。
でもだからこそ愛着がわくのでしょうね。

そしてこちらが通常の大きさのジャルディニエール。



構造はこのように、カバー(上)と内側のプランター(下)と別れています。
上の大きいジャルディニエールも同じくです。


 このジャルディニエールはまた汚したくなかったので、中のプランター部分を外して買ってきたままの黒いプラスチックに入った鉢を2つ詰めています。
ちょっと見えてしまっていますが、撮影用で入れてみただけですので♪


これ、気が付いたらほぼ同じタイプもしくは同じモデルかもしれません。
すでに販売中のジャルディニエールです♪

生花もいいけれど、入れ替えるのに気を遣う、面倒くさいという私みたいな方にはドライフラワーなどをアレンジして飾ってもいいかと思いますよ♪
中にオアシス(は商品名なのですが、お花のコンポジションなどに使うグリーンのスポンジみたいなもの)を入れてあります。
簡単にさせて便利ですよ。



 これまたちょっと雑なコンポジションですが、お許しを。(笑)
どうしてこう、丸っこくおいしそうな食べ物のような形に仕上がるんでしょうかね。
花生けは人柄が出ますね。爆



 ちょっと真っ黒な写りになってしまいましたが、シルバープレート製のコンポティエ。
これもお花のコンポジションなど乗せたら素敵だと思います~。


もちろん、本来の役割でフルーツ乗せてもらっても好きな風にお使いいただけたらと思います♪


 イギリスのミントン社のレギュミエ。
高さのないスーピエールのような形は温野菜などを入れてテーブルで取り分けるための容器です。
イギリスだからマッシュポテトでも入っていたかもしれませんね。


アンティークの食器を使うのに抵抗がある方へお勧めなのがお花を活けたりする容器として使う事や、このままインテリアの飾りとしてでディスプレイしていただくことです。

これもまたオアシスを入れて、生花ならオアシスに水を浸みこませお花を適当な長さに切って活けていく。
お花とお花の間に蕾もの、実もの、葉っぱなどを入れるときれいに仕上がりますよ♪



その他お花柄のカルトナージュのボックスや



 かわいいお花が絵付けされた黒い木製のボックスなども




ご用意しております♪

一緒に飾るととっても映えると思います💕


白いファイアンスも次のブログでご紹介いたします。(*^^*)


以上のお品ものたちは4月中旬までにはオンラインショップにお目見えいたします♪
http://ideco.ocnk.net/


店長 イデコ(*^^*)

2017年3月30日

次回の更新は花のある暮らし特集です♪ 春らしくお花と小鳥の柄のお皿たちなど

次回の更新テーマは花のある暮らし特集♪

美しいお花柄の商品を揃えました。(*^^*)
それと、鳥柄の(って言うとスープみたいですが)お皿も数点ご用意しましたので、一緒にご紹介します。


リムに配置された美しい花柄のお皿たち。
多くはクレイユエモントロー窯のものになります。


まずはモントロー窯のもの。
いちご売りのお姉さんがやってきて、子供たちが駆け寄っている様子が見られます。


お母さんらしき人も見え、中から出てきましたよ~。

 マダムの手にはソーシエールとキャラフ、そして後ろにはなんとも興味深いお皿たちとジャムポットみたいなものが並んでいます。

フランスのいちごは日本のいちごに比べると酸っぱくてそのまま食べる気にならないのですが、きっと19世紀も酸っぱかったのでしょうね。笑
ジャムなどにしてしまう家庭も多かったのですね、きっと。

フランスのいちごは酸っぱいと書きましたが、南仏のカルパントラのいちごは甘いのがあるんです。
日本のおいしさにはかないませんが、そのまま食べられるおいしさです♪
ちょうど今が季節で、マルシェにたくさん売っています。


そして、グリザイユの上に彩色がされ、その上にきちんと釉薬もかかったお皿。

カラーのブーケとグリザイユのデザインが素敵なとても雰囲気のある古典的なお皿です。

 クレイユ窯のもの。

この少し前の時代になると、釉薬の上に柄がプリントされその上には釉薬が乗っていないものがありました。
柄は擦れやすかったのですが、これは柄の上に釉薬がかかっている。
とは言え、かなり使われたもののようで、釉薬かかっていてもキズやスレで中央あたりがカサカサになっています。




 こちらはお花でも鳥でもないのですが、雰囲気やお色などが合うので一緒にお出しします。

はじめはグランヴィルのメタモルフォーゼの絵が基になっているのだろうか~???
と思いましたが、そうではなさそう?

後ろにいる動物園のキリンと首の長い女性がシンクロしています。(笑)
動物園自体珍しかったと思いますが、キリンも当時は珍しい生き物だったことでしょう。
19世紀のエスプリが見られるお品です♪

キリンのお皿、裏にアクシデントの跡があります。。。

写真で見るとハッとすると思いますが、イデコ店長はこれを洗って、撮影で何回も動かしています。
かなり丈夫な状態だと思います。
そして破損なしにお送りすることができる自信もありま~す♪



リムにかわいいパンジーの柄がついたグリザイユのお皿。
クレイユエモントロー窯のヒナギクのタイトルがついています。


うつむき加減の女性が
「あの人は私の事。。。少し好き。。。とても好き。。。きらい。。。」と花占いをしているようです。

そして、


「はっ!マドモワゼル。。。私の事を占っている!?」

みたいなコントのようなポーズのムッシュが笑えます。(笑)

 そして、神秘的なお顔の少女が鳥かごから小鳥を出して遊んでいる様子のお皿。
クレイユモントローのグリザイユのお皿です。

周りのお花柄も素敵なのですが、それに加え少女の髪型やリボン、ブラウスに着いたレースやストライプのスカートにタブリエ、などなどすべてがツボなデザインです。





ここから少し小鳥ちゃんを💕

ロンウィ窯のシジュウカラシリーズのお皿です。
少しだけ深さがあって、でもスープ皿より浅い作りのお皿です。

 2枚あります。
1枚はキズとキズに染みたシミが見られるのと
2枚目はプリントのムラがみられ、

上から飛んできた方のシジュウカラの嘴先端がプリントされていません。
でも2枚目の状態はかなりよろしいです。

そして、とても個性的なデザインのショワジールロワ窯のお皿。
ジャポネと題されたシリーズで1枚目はつばめ。
木に咲いているお花は何でしょうね。
桜とれとも?

 ツバメのお皿は裏にアクシデントの跡があります。
一部表にも貫通しています。

これもやはり、洗って、撮影で何度も動かしていますので状態は丈夫だと思います。

もう一枚は小鳥?
なんの鳥なんでしょうか?
目がまん丸くてとっても神秘的な鳥ですね。(笑)
可愛い♪



ちょっとジャポニズムの流れで、少しお花に戻りますが、家紋のような柄と桜かリンゴの花の咲いた木がデザインされた素敵なコンポティエです。
低めの安定したタイプです。


明るめのブルーが素敵なお品です。
シミが少しありますが、ヒビもカケもなく良い状態です。
フルーツを乗せたり、焼いたお菓子を乗せたり♪


 最後はボルドー窯の花柄のお皿です♪
5枚あります。

リムが控えめにも花形になっていて、お花の柄も小花が集まったような優しい柄です。

ボルドー窯のダヴィッドジョンストンの大変短い期間のお品です。
イギリスのウェッジウッドで技術を得たアイルランド人のダヴィッドジョンストン、フランスのボルドーへ渡ってきて窯を開きました。
19世紀前半の事実上は4年くらい、破産宣告が確定するまでの約9年近くしか存在していません。
その後ヴィエイヤール氏に引き継がれ、窯は続きますがダヴィッドジョンストンの刻印の入ったものはとても貴重です。


 ちょっと歪みのみられる形もあり、フチが少し反っていたり

 中央に盛り上がりが少し見られるものなどもありますが、

そんなところを可愛いと思ってくださる方へ♪


ダヴィッドジョンストン氏、窯の経営はうまくいかなかったものの、フランス人に帰化しボルドー市の市長にまでなったお方です。

そんなボルドーを愛する人が作ったかわいいお皿です♪


以上の花のある暮らし特集のお品たちは4月3週目にオンラインショップにUPする予定です。
状態など様々ですので、UP後の商品ページでご確認くださいませ。


グルニエイデコのオンラインショップ

店長 イデコ(*^^*)

2017年3月23日

カシの港 お散歩です♪

蚤の市も見終わった後、どうしようかという話になり、特に何も思い浮かばない時はマルセイユから近いカシという港町へ行きます。

お天気も良かったので、暖かくなってきたことだし海方面へGO!

 カシはマルセイユの漁港とは違う雰囲気です。
建物の色も可愛く、街もきれいです。

 カラーっと晴れた青空に黄色やピンクの壁の色が映えていました。


 お昼ちょっと前でしたので、港でアペロを♪

カシの白ワインとロゼワイン、そして南仏のカフェで良く出てくるオリーブをつまみに。

カシの港にはカフェやレストランがずらーっと並んでいるのですが、どこのカフェも混んでいました。
みんなが待ちに待った週末の晴天だったからでしょう。

 レストランは以前にも行ったことがある、ビストロ。
おいしい魚料理を出してくれます。

 カシの白ワインと一緒に。

 盛り付け寂しく見えますが、お勧めだった前菜のむきエビ。
オリーブオイルと岩塩がかかっています。
単純だけど素材を生かしたおいしさ。
もともとしょっぱいと思うので、塩はいらなかったかも?(笑)

席がいっぱいになってしまったのに、次々人が来る。
しかも6人でい願いします!みたいな家族が多い。
日曜日だし、皆さん家族で食事をするのですね。

ずっと気になっていたこの扉がオープンしたままのお家。


とうとう案内できるテーブルがなくなったと見え、経営者の自宅らしいキッチンにテーブルセッティングしていました。(笑)
面白い。。。

私たちが注文したのはLieu Noirという日本語ではシロイトダラなるものらしいのですが、タラという感じではなかったです。
白身の味のあるお魚でした。

オーブンで焼いて、ちゃんと食べやすいようにして持ってきてくれます。
と、気が付いたらさっさと食べてしまって写真撮るの忘れました~(^-^;

野菜のソテーみたいのが別皿できて、どれもおいしかったです♪

 デザートもシンプルにプリン!
そんなん自分で作れるじゃーん、みたいなデザートですがたまに無性に食べたくなるものの一つ。


 さっきのカシの白ワイン、見たことのないワイナリーのものだったので気になってボトルの後ろを見てみると16世紀からワインづくりをしているワイナリーのようです。

ほほー。
ロゼも白も、カシで飲むとおいしいんですよ。

日本ではおいしいロゼワインに出会ったことがありませんが、南仏にはおいしいのがいっぱいあるんです。
日本でおいしいロゼがないのは、日本人の飲むワインの平均金額がボトル1本1000円弱だからだとワインを販売している方に聞いたことがあります。
カシのワインは、こっちで買っても1本15ユーロ程で1800円くらいはしますから、日本で買うとしたらもっとお高くなることでしょう。

確かに千円では、それなりのものにしか会えないわけですね。
そこがと~~~っても残念です!

日本の消費者の方もスーパーでそれなりのワイン買うのではなく、いい酒屋さんでいいワイン買いましょうね。(笑)




ルルちゃんも元気でーす♪
ルンバとは別れ(苦笑)、今は違う雄と来ていますが、恋仲かどうかは分かりません。
もしかしたら自分の子供かも?

シラコバトかジュズカケバトという名前らしいのですが、このかわいい鳩は10年~長ければ20年も生きるんですって。
そして生涯同じパートナーと仲良く過ごすと聞いていたのですが!

ルルちゃん。。。。。あれれ?

ルンバはもう全く姿を見せなくなりました。


次回の更新準備に入っております。

次回は4月中頃の予定です♪

こちらは花柄の素敵なグリザイユのお皿たちです💕

花のある暮らし特集です🌸

また少しづつご紹介してまいりますのでお楽しみに。(*^^*)