2017年8月28日

南仏陶器 APTアプト窯やムスティエの小さなお皿など♪ 

次回の更新準備に入っております。

今日は南仏のお皿を何点かご紹介いたします♪
 1枚モントローのオクトゴナルも入っています。(*^^*)


暖かい気候のおおらかな人々のように、素敵な色目のお皿たちを揃えてみました。

アプトのバルボティーヌ皿。
あれ、これ見たことあるという方もいらっしゃるかもしれません。

以前にギャルリーイデコの方で、お皿を2枚ご紹介させていただきました。
http://galeriesideco.blogspot.fr/2015/09/apt-19.html

 今回は脚の付いたお皿、コンポティエなんですよ。
アプトの工房も違うようで、刻印がE.BONNETの刻印です。
年代はほぼ同じなのではないかと思います。


 深みのある緑釉が素敵ですね。
アプトの陶器のガイド本によると柄は昼顔なのだそうです。
お花が小さめにデザインされて、嫌みの無い大人な雰囲気ですね。



ご覧の通り、釉薬が擦れて剥がれていたり、5㎝ほどの貫通したヒビ、そして脚にカケも見られますので、お安めの設定になっています。
修理などして大切にしてくださる方、またはこの状態で気に入ってくださる方へ♪

 続いてもアプト窯。
アプトらしい自然の顔料からできた優しい黄色。

 ヒビ、カケは見られず、表面にキズやスレなどは見られます。

 オクトゴナル続きで、これは南仏窯ではありませんが、モントローのオクトゴナルです。
シャンベリー公爵のエンブレムが絵付けされています。


 ナイーブな絵付けがどこか可愛らしい、素敵な柄です。
1930年頃。


ムスティエの小さなお皿が2枚。
直径14㎝程の小皿です。


 ①はカケとフチの釉薬の削げがもう一枚より多めに見られます。
ムスティエは大きなお皿が多くて、、、とか、初めての方にもお勧めなお品です。

というのも柄はグロテスク柄から来ていると思いますが、主人公のグロテスクな人物像がありません。
お花と昆虫で優しい雰囲気の絵付けです。
これなら簡単に入りやすいかな?と思います。

 ②は貫通したヒビがあります。

いずれもパリのサンジェルマンの骨董店のシールが付いていましたが、2枚目の方は剥がれて付いていません。
おそらくここで購入したら、そんなお値段では買えないでしょうというお値段設定でお得になっています♪




南仏の黄釉や緑釉にも合わせやすいと思います。

以上のお品物たちはまもなく更新予定のグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします!

更新予定日は9月初めを予定しております。
来週中ごろにはメルマガを配信できそうです。

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どうぞお楽しみに💕


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店長 イデコ(*^^*)

2017年8月25日

バカンス後半 アキテーヌ地方

後半は義母の住むアキテーヌ地方へ♪

一緒に8/15の聖母の被昇天の記念日をお祝いしようねとだいぶ前から言っておりましたので、ルピュイの後に移動しました。


 電線にはツバメがいっぱい、キジバトもいっぱいいて目の保養に。(*^^*)

キリスト教ではない私にはフランス人のように聖人の名前がありません。
そこで、8/15をイデコの日にしようと勝手に決めました。
イデコなんて名前は存在しないので、マリーイデコと名付けてもらいました。爆

フランスの女性の名前でマリーが付く名前たくさんありますよね、マリークレール、マリーフランス、マリーピエールなど、それに似せてマリーイデコ。(笑)

 義父の招待でレストランへ💕
岩山を利用したような建物で、レストラン内にも岩肌が見られます。

スモークサーモンの前菜。

 メインのスズキだったかな?
下にはマッシュポテトをフライにしたようなものが、ソースもおいしかったです。

みんなで飲んだワイン♪


 相方のデザートはサバラン。
でもフランスではババと呼びます。

なんでババと言うのかという話になって、あれこれ意見が出たのですが結局不明なまま。苦笑

 私はイチゴのデザート💕
美味しかったです!

 その後レストランの隣の教会を見学。


入るなり係りの人が説明をしに来てくれました。
ハイテンションの方で身振り手振りをみているだけで疲れました。爆


 途中から私は写真を撮りに外れました。
聖職者の衣装が飾ってありました。


壁には壁画が描かれていたようですね。

 興味深い像がありました。

 とても古そうな聖人像。

 怪物をやっつけていますよ♪

 ジャンヌダルクも多くの教会で見られますね。

 そして素敵な一角。
両サイドに祈る天使たちがいます。


 優しい表情で、
長い羽が美しい。。。


 向かいにはルルドのマリア様像。

(ここはルルドではなくアキテーヌです)

 翌日はカラッと快晴に。
燕たちも大活躍。

たくさん虫を食べておくれ~~~


なぜか止まる電線がいつも同じ。(笑)


のどかな田舎で、あまり出歩かなかったので、これこそ何もしないバカンスという感じでした。



 義父母たちがいなければ、この場所に来ることはないでしょう。
なにもない田舎、好きな方にはたまらないと思いますが、まだそれほど年寄りでもないので、東京生まれの私にはちょっと我慢大会のようだったかも。(笑)

 とうもろこし畑。


今回は宿を借りたんです。
相方の妹夫婦も一緒でしたので、80代の義父母に迷惑が掛からないようにと近くに宿を取りました。
1日日本料理も作りましたよ~、しかも昼と夜の2食。
昼はサーモンの照り焼きとお野菜、それだけだとフランス人には物足りないのでチーズとパンも。
夜は余ったご飯で炒飯と冷凍の餃子とおすまし、そしてチーズ。(笑)
お料理苦手なので、これで許していただきました。

宿の近くを散歩しながら、小さな教会へ。

 人気のない。。。

 静かな教会でもたまに素敵な置物があったりします。

 ホタテ。




 近くにはきれいな川もありました。
箱型の船。

 なにもしないと焦るイデコです。

次回の更新のことなど考えながら歩いていました。

 そして、ルルちゃんたちも元気かな~?と。

旅の終わりはみんなでバッサン・ダルカションへ。
ピラ砂丘とかいろいろ行きたいところはあったのですが、高齢の義父母と一緒に過ごすのが目的でしたので、近くを散歩、お茶、近くを散歩、ホテルでボーっ、夕食みたいな本当に何もしない日々でした。

更に焦るイデコでした。
この時間とパソコンさえあれば少しでも更新できるんだけど~~~。。。

でも家族で過ごすのが目的ですので。
本当にお休みさせていただきました。(笑)


7つの港のうちの一つに行き。
ふたりだけなら7つ回っていたと思うが。

みんなは牡蠣を、私はアレルギーなので別の貝をいただきました。


レストランからの景色。
ちょうど夕焼けがきれいでした♪

マルセイユの海沿いにはキャバノンという小さなほったて小屋がたくさんあるのですが、ここにもキャバノン風の小さな家(倉庫?)がたくさんあり、この場所をレストランとして使っています。

普通のレストランとは違い、デザートなどはありません。
牡蠣養殖業者が扱えるのは自分のところで養殖した牡蠣や自社で仕入れたものと、飲み物だけなのだそうです。


引き潮で、表面に出てきた何かを食べる鳥たち。



面白い形の木製の船。


きれいな夕陽を見ながら食べる牡蠣は格別でしょうね。
ああ、牡蠣食べたい。


素敵な場所でした。

そして翌日はビーチへ。

ところがビーチは去年から水泳禁止。(;^ω^)
いずれにせよ、足に水がつかる程度にしか入るつもりはなかったので、いいのですが。
みんな下に水着着てきたのにね~。(笑)


フェレ岬の砂丘。

ピラほど大きな砂丘ではありませんが、草とか生えてるし。(笑)

義母と合い方にはカフェで待っていてもらって、砂丘を歩いてきました。

水泳は禁止ですが日光浴などを楽しむ人が少しいました。
ホテルの人が、この時期は道が混んでいるからバスを使った方がいい、などと言っていたので心配でしたが車はスイスイ、きっと海水浴禁止になったから人が減ったのでしょうね。
逆に快適でした♪

ホテルへ戻り、レストランで夕食。
ゴエミヨーのラベルの付いたおいしいレストランでした。

なんだかオサレですね、テラスで。
でも、寒かったので私たちは屋内で食べました。

マグロのたたきとバスマティ米とルッコラのサラダ。

注文した際の「どうせフランスだから」の期待を裏切りとっても新鮮なマグロでした。
とっても美味しかったです♪


義理の妹のデザート。

妹の旦那さんはチーズ。
お花みたいにきれいに飾りつけ。

デザートにチーズ頼む人いますよね。
甘いのが苦手な方はチーズがあればチーズでもOKです。

主人はお酒好きなので(昼はサバランでした)、洋ナシ酒(ポワールウィリアム)のアイス。
下にはたっぷりオードヴィが入っています。(食後酒)

私はモンテリマーというヌガーアイスのいちご添え。
とてもおいしく、ゴエミヨーのラベルが付いている理由が分かります。

これはクレームブリュレ。
義理母が撮れ撮れ言うので、パチリ。(笑)
義父母は二人ともこれでした。
やはり美味しかったようです。


寒い事もあり早めに人が引けていました。


きれいに食べるコパンちゃん(雄)と、

散らかしながら食べるルルちゃん(雌)。。。(;^ω^)

留守にしていてごめんよ~~~
お土産持ってきたから許してね♪

留守の間も大量に残していった餌は食べに来ていたようで、さすがに多すぎたか残っていました。
また、バカンス後に散らかし具合に拍車がかかっているのは、わざとだからでしょうか。

「なんで留守にするのよイデコ!散らかしてやる~~~」みたいな。。。

ルピュイのお土産。
乾燥セップ茸、レンズ豆、黒マリアの絵葉書シリーズ(は相方の選んだもの)、不気味ですね。
右後ろのオレンジ色のレンズ豆はこっちのスーパーで買ったものです。
でも「お土産だよ~」とか言いながら与えました。(笑)


左上の箱に入っているレンズ豆は、ノートルダムドフランスの入り口にあるお土産屋で買ったもの。
他で買うよりよりも安く、1箱3ユーロです。
右のセップ茸はシェーズデュウで買ったもの。
リゾットにてもしてみようかと思っています。
ルルちゃんたちには袋に入っているほうのBIOのレンズ豆をあげました。
さっそくガツガツ食べてくれていました♪(*^^*)

 ルピュイと言えばレースや刺繍、なんですが、アンティークには全く出会えず、フランスで作られているかどうかも分からないけれど、小さなコットンの刺繍入りサシェを買いました。
鈴蘭、ラヴェンダー2種類。


 そして、これもお土産。
ルルちゃん用に多肉!
ポリニャックの道端に生えているのを発見(人のうちじゃないですよ!道端)。(笑)
この形が好きなんですよ。
ちょっとひまわりの種っぽい楕円でつるっとした形がお好みで、でも近所じゃ売っていないのでずっと探していたんです。
これから増やそうと思っているんですが、家の中に入れておかないと全部食べられちゃいますね。


案の定さっそく食べてます。。。(;^ω^)



というわけでバカンス終了。
次回の更新準備に入っています。

次回は9月初め頃のUPとなりそうです。
カフェオレボウル特集ですよ💕