2010年12月25日

JOYEUX NOEL メリークリスマス!

引越ししますと報告してから、何ヶ月経ったのでしょうか?
結局4ヶ月も掛かってしまいました。
工事のおかげで。

でも今日待望の窓が取り付けられました!
(どんな家かと思われるでしょうが・・・)
これで住める状態になり、今日クリスマスイヴの日に荷物を運び込み、クリスマスの明日はお掃除とお片づけです。
そこで、急いでクリスマス・ツリーを買って飾り付けをしました。
ギリギリセーフですね。

皆さまも楽しいクリスマス&良いお年をお迎えくださいませ。
明日からはマルセイユの住民になりますよ~。

2010年12月15日

南仏と言えどもマイナス5度

昨日は、相方がお休みだったのでワインを買いに行こうとリュベロンの向こう側まで行ってきました。
お昼をとっくに過ぎていたので、どこかで昼食、と思ったらどこもかしこも閉まっています。
ルシヨンはレストランどころかお土産やも閉まっていました。

そしてゴルド、開いていそうなクレープやを見つけたときにはすでに遅し、ランチも終わり閉めているところでした。
スーパーも昼休みだし・・・。
地元の人の話では、その朝はマイナス5度だったそうで、ミストラルも吹いていてかなり寒かったのです。
そんな寒い中歩いて探したけど、な~んにも見つからず。

結局ワインを先に買いに行って、午後3時、ソルグに入る手前で開いているパン屋をやっと発見!
パン・オ・ショコラを買ってやっと昼食がわりに食べました。
そのあとは、あのカフェ・ド・フランスでココアです。
温まりました~
ホッ・・・なのか、トホホなのか

 これは、ゴルドのコンビニの前にあった配達用のちっちゃい車。
コンビにと言っても南仏では昼休みがあるので、(しかも長い)、12時~3時くらいまで閉まっている場合も珍しくありません。特に冬場は。
この営業時間の短いコンビニをこちらでは、シュペレットSuperetteと言います。

 途中で見かけた、羊の大群。

 生まれたばかりの子羊もいたりして。
フランスってこんなかわいい子羊を食べる国なんだな、と思いつつ。

 カフェ・ド・フランス
偶然に見つけたカフェですが、なにかと縁がありここに戻ってきます。
お店に飾ってあった証明書。
気になって読んでみたら、フランス最古と言われているパリのカフェプロコープとグルノーブルのカフェ・ド・ラ・ターブル・ロンドに承認されて2003年にヨーロッパの歴史的カフェに認定されたそうです。
創業1903年ですから100年目の事です。
パリのプロコープ、今はレストランですが、お店の内装は時代を感じるきれいなものです。
裏がパッサージュになっているので、そちら側から見ると昔の名残のカフェの雰囲気がわかります。

 そんな歴史的カフェも今の流行を取り入れて、アジアのお茶メニューを出していました。

 カフェの向かいにある教会。
タンパンの内側は金色の天使のレリーフ装飾です。

 こんなにきれいな教会とは思いませんでした。



 あちこちの装飾がきになります。
教会の受付にいたおじさんに、いつ出来た教会なのですか?と聞いたところ・・・
番をしているだけだから、よく分からないんだよな~、とのこと・・・。
それでも12世紀か13世紀にローマ様式で建てられたもののようだと説明してくれました。
ステンドグラスが埋められている側があったので、それもなぜか聞いてみると、わからないとの事。
寒いからかも?と冗談まじりで言っていました。
戦争の傷跡なんでないの~?と思いつつ。
南仏だから、まあ良しとすることにしました。

2010年12月12日

エクスのクリスマス 街の風景2010

南仏のクリスマスは、パリや北の地方に比べると華やかではありませんが、地味ながらにも街中のあちこちでクリスマスの飾り付けが見られます。
そんな街の様子を写真に撮りました。

上の写真は市庁舎前。
今年のツリーはシンプルです。
リボンもオーナメントもありません。

ロトンド広場から観光局方面のマルシェ・ド・ノエル。
サントン人形が並んでいます。
手前のおじさんは、私の大好きな焼き栗を売っているスタンドです。
エクスの焼き栗は、ここと市庁舎横の広場Place Richelmeにあります。

プロヴァンスのクリスマスには欠かせないサントン人形。
キリスト誕生のお話を人形で言い伝える風習があります。
教会には大きな人形が飾ってあるクレーシュがありますが、このサントンは手のひらに乗る小さい人形です。
その昔宗教戦争で、キリスト教が禁止されていた時代があったらしく、教会が封鎖されていた時代にマルセイユの職人が家でもクレーシュを飾れるようにと、小さな人形を作ったのが今の名残です。
プロヴァンスの人々にとっては、大変意味のある人形なのです。

街角写真。
ビストロのテラス用の椅子たち。
いつもいい味出しているな、と気になってみていた椅子たちです。
今日は思い切って写真に撮りました。

 ミラボー通りのマルシェ・ド・ノエルでは、プロヴァンスのお土産やアーティストの雑貨、お菓子などが売っています。

街角です。
噴水の苔もうまい具合にバックのお店のデコレーションにマッチしています。

 雑貨屋さんのウィンドー。

インテリアショップのウィンドー。
プロヴァンスのクリスマスは本当に地味なのですが、モビールがかわいかったので撮りました。

アップにすると、Noel 2010と書いてあります。
Noelとは、クリスマスの事です。
ふとした所がお洒落ですね・・・

レストランの入り口にあったリースをパチリ、靴下だけでかわいくなるもんですね!

ミラボー通りのイルミ今年もLEDライトです。

 こちらは新市街の様子。

2010年12月7日

南仏のアンティーク村 リル・シュル・ラ・ソルグ L'isle sur la Sorgue

ソルグは、南仏プロヴァンス地方にある村、正しくは”リル・シュル・ラ・ソルグ”L'Isle sur la Sorugeと言います。
でも長い名前なので、略してソルグと言っています。
運河に囲まれた街で南仏のヴェニスとも言われています。

毎週日曜日にはアンティークの蚤の市が運河沿いにあり、普通はお店がお休みの日曜日でも開いているお店も多く、ショッピングが楽しめます。

運河沿い以外にもアンティーク村があちこちに点在していて、門構えの中を入るといろんなお店があります。
このアンティーク村で買い物をした友達、イギリスのティーカップを2客買った際に、お店の人におまけしてもらいました。
その上友達の妹さんが、そのお店でアールデコのグラスセットを買いたいけど日本まで持って帰る自信がない、送るのも心配、でも欲しい、でも持ち帰るのは・・・と悩んでいたら、お店の人が好意でひとつだけおまけでくれました。
なんてラッキーな!
 こちらは運河沿いの蚤の市、いろんなものがあります。

 運河がきれいなので、カフェでのんびりしても気持ちいいです。

南仏風の雑貨屋も結構開いていました。
日曜日なので、もちろん閉まっているお店もありました。




Cafe de France L'isle sur la Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグ

”カフェ・ド・フランス”
と名の付くカフェはフランス中どこにでもたくさんある。
でも上のモノクロの写真を葉山のノムリエルに飾ってあるのを見たとき、「あっ、これはソルグにあるカフェだ!」とすぐに分かった。
ソルグとは、南仏プロヴァンス地方にある小さな街、アンティークやブロカントで有名なかわいい街です。
南仏の運河に囲まれているので、南仏のヴェニスとも。
きちんと言うと”リル・シュル・ラ・ソルグ”L'isle sur la Sorgueという長く言いづらい名前です。

これは自分達がお茶しに・・・というか一杯飲みに行ったときに撮った写真。(笑)
アペリティフ(食前酒)の時間というのがあって、夕方~夜8時くらいまでは食前酒を飲みながら、のんびりしたり友達と話に花が咲いたりする、とてもフレンチなお時間です。

これは、店内の写真。
古きよき時代アールヌーボーの面影が残っています。

田舎なので、飲み物の金額もお手ごろで、ワイングラス一杯2ユーロ(250円くらい)。
昼間は普通のカフェですからもちろんコーヒーやお茶もありますが、アイスクリームは隣のお店で買って食べていいよ、との事。
なんともほのぼのしたカフェです。
お店に入るときは、お店の人でなくても誰もかれもがボンジュールと挨拶してくれます。

リル・シュル・ラ・ソルグへ行かれたら是非お試しあれ。