2016年1月30日

モントローのオクトゴナル特集♪♪♪

1920-1950年頃のオクトゴナルになります。

状態が良いものあり、あまり良くないものあり、
ボロボロなものはないですが、完品はありません。
良くご覧になられてからご購入をご検討されてくださいませ。



そうそう、手前左側のオクトゴナルのお皿たちはモントローではなく、他の窯のものです。
おそらく1950年頃のロンウィかと。
こちらも一緒にご紹介します♪


 大きいスーピエールは、フタがありません!
状態は良い方です。

 小さい方のスーピエールには本体にヒビがあります。


 小さい方のコンポティエには、製造時にできたブルーっぽい色の混入が見られます。

 このように。
そしてキズなどです。

横から見ると脚に釉薬のムラなどが見られます。


下は大きい方のコンポティエ。
大きい方は比較的良い状態ですが、フチにカケが1か所見られます。


 カップ&ソーサーのセットです。

一番右のだけ大きいのが分かりますでしょうか。
左側の4点は普通のコーヒーカップ(デミタスではなく)の大きさです。
日本でいうブレンドやティーカップほどの大きさです。

一番右のはデジュネカップと言われる朝食用の大きめのカップなんです。
カフェオレやミルクティー用で、フランス人はこれにパンを浸して食べたりしていたんですね。
だから大きめにできています。


 そして、ココアポットはフタがありません。
他のコーヒーポットのフタはサイズが合いませんでした。
このまま水差しなどとしてお使いいただくなどしてくださる方へ。
状態は良いですよ♪


 カップの詳細ですが、5個とも何かしらあるんです。
カケとか

 カケとか

 カケとか


 落ちないシミとか(漂白して落ちませんでした。。)


 製造時にできた釉薬ムラのブツブツとか。


 ヒビとか。


 それでも、大切にしてくださる方へ。


 お皿たちは、状態の良いもの、そうでないものとありますが、比較的状態の良いものが多いです。
枚数が多く売り切れることはないでしょうから、詳細はUP時にご確認くださいませ♪


 そして、このモントローのものではないオクトゴナル!
ちょっと丸みを帯びてかわいい形ですね♡

刻印はありません。
でもおそらく1950年頃のロンウィのものではないかと思います。
素敵ですよ♪


 グリザイユのパリの風景シリーズのオクトゴナルも3枚ご用意しています♪
間の取り方が私にはツボなお品でした。
どういう事かと言うと、建物に比べ空の大きさが大きい。
こんなに余白があったら絵画的(だったとしたら)にはかなり不安になりますが、絵皿としては素敵に見える。

思い切った構図かと。

最後に、ボロボロのオクトゴナル。
グリザイユのお皿はパカーンと割れて接着剤で着けられた跡があります。
こちらは格安で♪

17世紀のジャン・ド・ラ・フォンテーヌと言う作家の物語が基になっているようです。

以上のオクトゴナルたちは、間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪
お楽しみに♡

http://ideco.ocnk.net/

フランスアンティーク 白いポースレンの食器たち

ファイアンス製の温かみのある食器も素敵ですが、ポースレン製のすっきりとした白い食器たちも素敵ですよ♪



 お花のようなフリルのレリーフが素敵なでーざーと皿。


 ユラユラ美しいレリーフですね♡
3枚ありますが、2枚にカケ、1枚には製造時の混入物などが見られます。


 そして、ソース用の器、ソーシエール。
フタにダメージありですがそれ以外はとても状態の良いもの。
なんといっても繊細なレリーフが美しい。


 1900年頃のアールヌーヴォー調です。


 そして、このレリーフ、どこかで見たような。

そうです。

ポントシューのレプリカ。

リモージュが作ったもので比較的最近のお品です。
ルーブル美術館所蔵のポントシューシリーズのレプリカ。


ほぼ完品のお品です♪




アルミナイトのコーヒー/ティーポットなども♪

もうすぐの更新でご紹介いたします。
お楽しみに♪

2016年1月29日

天使とアカンサスの葉レリーフのパニエ ジャスパーウェア 

とても素敵なパニエ陶器を見つけました♪

天使が両脇に、そして美しいアカンサスの葉のレリーフで飾られています。
こうした色の付いた陶磁器にこのようにレリーフ装飾が付いた技法をジャスパーウェアと言います。
18世紀にジョサイア・ウェッジウッドが開発した技法です。

ウェッジウッドだけではなく他のイギリスの窯でジャスパーウェアは作られています。


 状態ははっきり申し上げて結構ダメージがあるものです。
大きなヒビやカケがあり修復されているものです。


 手に取った際に、仕入れるか仕入れないかどうしようと迷い、
でも美しいのでやはり仕入れることに。
「修復してあるのね」というと、期待した通りのお返事「それでも十分素敵でしょ?アンティークなのだから新品みたいなわけにはいかないのよ。新品みたいにきれいなものが欲しければ新品をお買いなさい」
ごもっともなのですが、現代のものではこんなに素敵なデザインのものはないんです。。。


 ちょっと分かりにくいかもしれませんが、裏から見るとパカーンと割れて修理をされた跡が分かります。
何回か落としたのでしょうかね。苦笑
一ケ所だけではなく何カ所かダメージが見られます。



 こちらも、ぶつけたのか落としたのか。。。?
修復もプロに直してもらったのと、そうではないところがあるようで、上の写真はおそらくご自身で直したのでしょうかね。
よほど気に入っていたものなのでしょう。

捨てられなくて良かったです♡


ペイントまでされていますが、艶ありの塗料ですね。笑
こういうところ、やっぱり日本人だったらもうちょっと器用にできるのではないかと思いますが。。。
というか艶ありではなくせめてマットな塗料を選んでほしかったなぁ、と。


 かわいい天使が両サイドにふたり。
足元を隠すようにアカンサスの葉が覆っています。

アカンサスの葉は、ヨーロッパの中世からルネッサンス時代に使われた装飾モチーフで、建物の柱などにも使われているデザインです。



いろいろありますが、こうして見ても、やはり珍しい作りの美しいパニエです♡
色もうっすらブルーグレーのような、どう表現したらよいのでしょうか。
優しいお色です。

ウェッジウッドのものだと聞いていますが、イデコには判別できませんでした。
ドイツにもこういうジャスパーウェアが存在するので、そちらの可能性もあるかもしれないかと。



ちょっと果物乗せてみましたが、重たいものはダメージに響きそうでちょっと怖かったです。笑
そのままで美しいので、飾って眺めて楽しんでくださる方、または軽いものを乗せて楽しんでくださる方へ♪


ジャスパ―ウェアと言えば、もう一つピシェもご用意しています。
キャラメル色でレリーフ部分がミルク色のかわいい色合いのピシェです。

 こちらはおそらくイギリスのもの。
アダムスなどの窯ではないかと思いますが、やはり判別不能です。


 内側にシミは見られますが、
ヒビもカケもなく良い状態です♪



 そして、レリーフにまで入った貫入がたまりません!
素敵です♡



高さ15.6㎝。

以上のふたつのジャスパーウェアは間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪

http://ideco.ocnk.net/

2016年1月28日

クレイユエモントローとボルドー窯のグリザイユ シックなお花柄のお皿

シックな大人の雰囲気のお花柄2点のご紹介です。


お花柄はいくつになっても乙女の好きな柄ですよね♪
思いっきりかわいいのも良いと思いますが、今回ご紹介する柄はちょっとシックですよ~♡

やはり、現代には見られない素敵な柄。
こちらはクレイユエモントローのデザート皿です。

パッと見にかわいいだけではなく、じ~っと見入ってしまう魅力があります。
なんの花なの?
どうしてモアレのようなモチーフをバックに使っているのだろうなど、じっくり見ているだけで時間が過ぎてしまう。
やっぱりお皿好きなんだな。笑
料理下手なのに♪




そして、もう一つはボルドー窯のもの。

パニエに入ったお花は19世紀に人気だった柄のようですね。
しばしばいろんなタイプのパニエに入ったコンポジションの柄を見ます。

リムの模様のお花も不思議なデザインで素敵です。
どうして、斜め線と合わせようと思ったのか?
どこかイギリス的なデザインなんでしょうか。

ボルドー窯ダヴィッド・ジョンストンの時代のデザインです。

どうして、色付きではなくグリザイユだったのか。
それは昔の技術で難しかったこともありますが笑、グリザイユだからまた素敵かと。

白い食器にも黒い食器にも素敵に合わせられる。

または一人でおやつの時間にひっそり楽しむ。イヒヒ



以上の2枚のお皿は間もなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♡

グルニエイデコ
http://ideco.ocnk.net/

2016年1月25日

週末のお出かけ♪ 

 今年の冬は暖冬なのは良いが、お天気があまり良くなく南仏とはいえ曇りが多いんです。

風邪も治った事だし、久々に近所に出かけました。笑
今年に入ってから毎日、ほぼポストかマルシェしか行かなかったので、トラムに乗って出かけるのは久々でした~。(・´з`・)


ほらね、まるでフランス北部の街のような暗さでしょ?


 マルシェではお花の市が出ていたので、自宅用にフリフリ縮れたラナンキュラスを購入。

 うちの方に戻ってもまだ暗い感じでした。
近所のマルシェを通りかかるとお魚屋さんの屋台の上に、カモメ。(ウミネコかな?)
近所にはカモメがたくさんいて、日本で言えば近所にカラスがたくさんいるようなもの。
エサの確保ができない時期は、カラスのようにゴミ箱まであさっています。(^^;)

いつものようにBIOのパン、チーズ、美味しいお肉を買って、久々に大きなステーキを食べました♪
こちらは体力が弱ったりすると、赤い肉が元気になると言って、おばあちゃんでも固いステーキを食べたりしています。
しかもちゃんと完食されるから、すごいと思います。

お肉を食べて、ガーッと昼寝。
そうしたらかなり元気になった気がしました。爆


 チリチリのラナンキュラス、かわいいです♡
アジサイでも薔薇でも、グリーンの入ったお色のお花が好きで、しかもこんなにチリチリしているのはとても好み♪
3束で10ユーロと言うお安さ。
フランスもいいところありますね、やっぱり。笑



 そして、近所の蚤の市もちゃんと見てきてゲットしたものが上の写真。
クレイユモントローのティザニエール、ハーブティーポットとビスキュイ焼きのカップ&ソーサー、そしてピューターなど。

いつもしょぼいものしかないマルセイユですが、行けば1個くらいはいいものがある。
と言った感じですね。笑
(アンティーク業者さんは参考なさりませんように、マルセイユに来るとガッカリしますので。嘘じゃありません。)


 写真とは関係ないのですが、夜はギャラリー兼バーに一杯飲みに。
そしてそのあと、アルデンテと言う名前のイタリアンレストランでパスタをいただきました。
こっちに住んでいると舌がマヒしてしまって、これでも美味しいと思えるようになるんだな、という程度のスパゲッティなんですよ。
アルデンテって名前なのに、茹で方がうどんみたいに柔らかくてアルデンテじゃないんです。
イタリアのパスタはもちろんおいしいのですが、日本だってイタリアン最高に美味しいですよね?

どうしてフランスのスパゲッティは茹ですぎなんだろうか???笑


 沢山歩くのも実は久しぶり。
ポストと家の往復だけだったので、夜風が気持ちよく。


 そして日曜日はやっと、青空になりました~\(^o^)/

という事でちょっと遠出。

 プロヴァンスの田舎の村。

特に何があるという訳でもなく、お店は日曜日なので閉まっていますが。

青空と石作りの家と古い鎧戸の景色がやはり素敵です♡



 寂れた感じもいいですね。

こういうのを見るといつも、ここで暮らしてみたいとか漠然と思ってしまう自分がいます。爆
でもやっぱり田舎暮らしは大変だろうな。笑

かわいいネコちゃんが、遠くから近寄ってきました。
食べ物を持っているだろう、からではなく人間が好きな様子。


 遊んでほしそうでした。笑
ごめんね~、ネコ大好きなんだけど、イデコはネコアレルギーなの。(T_T)笑




 天辺にマリア様が♡

少し山の途中までのぼり、一息ついて週末を満喫しました♪