素敵なファイアンスフィーヌのお品たちをご紹介いたします。
白、アイボリー、クリーム色、微妙に色合いの違うお品をセレクトしてみました。
なぜかとてもしっくりくる組み合せなんですよ♪
大きさもそれぞれございますので、重ね使いもできますよ♪
古いものですので、風化の見られるものあります。
色合いもそうですが、リムの感じも少し違いますね。
こういうの見るといろいろ集めてみたくなります。
このリムの感じとブルーやグリーンの彩色はイギリスの影響です。
そもそもクレイユでもボルドーでもイギリス人の職人が技術を伝授してくれたので、イギリスの古いものと同じ作りなんですね。
こちらは、刻印の無いものですが、クレイユやフォルジュレゾーなどのフランス19世紀初期の窯のものになるのではないかと思います。
後ろきっちりしてますね。
白っぽいアイボリー色です。
こちらの方は、クリーム色。
これこそクリームウェアの影響が大きいプレート。
シャンティイ窯のお皿です。
擦れやカケなどが見られます。
シャンティイはクレイユの前身の窯です。
同じシリーズの食器でも刻印だけ違うなどの事も見られ、切り替わった時期がいまいち分かりにくいのですが、シャンティイ窯のものはクレイユに比べ価値が高いものと判断しています。
素敵なクリーム色です♪
また、白っぽいアイボリー色のお品になります。
ドデカゴン(12角形)のデザート用プレートです。
やはりグリーンのラインでアクセントの付いた、素敵なお品です。
刻印はCREIL。
シミなど見られます。
このローリエのレリーフ素敵ですね♪
そしてまたクリーム色。
こちらのリムのレリーフはひし形です。
やはりアクセントにグリーンのラインが効いています。
裏シールの跡など。
シャンティイ窯の刻印。
美しいオクトゴナルですね♪
そして、グリーンラインの無いプレーンなタイプのオクトゴナル。
19世紀初期ともなるとやはり20世紀のオクトゴナルとは違う、風格がありますね。
何か話しかけられているような、じーーーっと見ながら「長い皿生(人生)何があったんだろう、な人を見てきたんだろう」って思います。
角度によって玉虫色に輝く釉薬です。
当時からなのか、時の経過による風化なのかは分かりません。
表面にはキズやスレなど見られます。
乾き物用とか、レースペーパーなど敷いてケーキなどのデザート用に。
こちらもシャンティイ窯のお品です♪
クリーム色の素敵なオクトゴナルです♪
リムはひし形レリーフ。
この辺までなら組み合わせ問題なさそうですね。
全然違うものになりますが、素敵なバルボティーヌのアスパラプレート。
凸凹が素敵です♪
大変良い状態です。
こちらの美しいバルボティーヌはクレールフォンテーヌ窯のもの。
グリーン地に白抜きなんだと思いますが、更にリムにえんじ色のラインが引かれ、お色もレリーフもとっても素敵です♪
ヒビが1か所見られます。
白もいいですけど、こんな組み合わせも可愛くないですか?
白は誰でも簡単に使える、でも色が付くと躊躇しますよね。
上級者向けの組み合わせ、是非試していろいろ使って見てくださいね♪
最後は白いファイアンスフィーヌのお品たち。
アイボリー色のBOCHのスーピエール。
大変古いものではないかなと思います。
19世紀初期でしょうか。
どこかセットフォンテーヌと言う窯名を使っていた頃の雰囲気が漂っております。
蓋の内側に大き目のカケや本体にシミなど見られます。
漂白すると良いと言われましたが、このままの状態でお譲りさせてください。
漂白でシミが落ちる場合があります。
でも漂白剤に長い事浸けてしまうと内側の素地までが風化してしまいます。
表面に漂白剤の染みたキッチンペーパーを貼り付けて、何度か交換すると良いと教えてもらいました。
根気はいると思いますが、このままの雰囲気の方がアンティークらしくて良い、とおっしゃる方にお勧めのお品です。
サルグミンヌの真っ白なラヴィエ。
お花と布のドレープのようなレリーフが素敵ですね♪
CHINA SARREGUEMINESの刻印です。
チャイナは中国と言う意味ではなく、陶器と言う意味です。
ヨーロッパの陶器作りのお手本になっていたのが中国の陶器だからでしょう。
イギリスではチャイナと言えば陶器の意味があるのだと思います。
クレイユエモントローのムタルディエ。
小さなスーピエールみたいで可愛いです♪
ファイアンスフィーヌの耳付きブイヨンボウルです。
なんだか風格が違いますね♪
こちらもグルニエオープン(2011年)以来3回目になるのでしょうか。
珍しい珍しい言われて、本当にそうだなと思います。
でもなぜか同じものにご縁がある!
嬉しい事です。
年代は19世紀初期。
CREILクレイユのお品です♪
シミあります。
ユラユラレリーフのサラダボウルは、ローヌ県(地方)のファイアンスフィーヌ。
アルボラス窯のお品になります。
クレイユやボルドー窯と匹敵するほどの陶器を生産はしていましたが、生産数は大変少なく、窯の継続も難しかったようです。
グリニー窯の前身です。
前身なのか、同時期に一緒に生産していたか、になると思います。
壁に掛ける用の穴が開いています。
大きさは小さめで扱いやすい方だと思います。
刻印はアルボラス・ローヌ10と入っています。
10は製造番号とかになると思いますが、ローヌ県のアルボラス窯と判断します。
その他、人間らしいつくりの温かみのある耳付きボウルなどもご用意しております!
レリーフの陰影が美しいですね♡
以上のお品ものたちは、8月後中頃以降グルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪
状態は様々ですので、詳細などはUP後のオンラインショップでご確認くださいませ。
グルニエイデコのオンラインショップ
店長 イデコ(*^^*)
http://ideco.ocnk.net/
PS:イデコ只今バカンス中でございます。m(__)m
ブログは自動アップ設定になっております。
なるべく早めに対応させていただきますが、フランス国外にいる為ご連絡が遅くなることがあるかもしれません。
なにとぞよろしくお願いいたします!
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