2012年12月29日

Chez Grenier i-Deco クリスマスのイメージ

皆さんはどのようなクリスマスをお過ごしになりましたか?
私にとってクリスマスは、あまり大切なものではありません。
キリスト教でもないし子供がいるわけでもないし。
日本にいるときは尚更、毎年クリスマスが早く去ってくれるのを待つばかりでした。
デコレーターとして11月からクリスマスデコレーションの作り物、飾りつけ。
そして日本はクリスマスが過ぎるとお正月と言う大イベントが待っていますから、25日の夜には飾り付けを撤去しなければならないんです。
25日の夜は必ず仕事。
クリスマスなんて、ゆっくり楽しんだ事がありません。
25日より前に友達と飲み会やったり、時に仕事が終わる前はパーティーなんてする気にもなれず一人で何もせず過ごしたり。

でもクリスマスはキリストの誕生を祝う祭りなので、前の日に友達とのみに行くなんて全く論外ですね。 (笑)

今年の家のクリスマスの飾りをちょっとご紹介します。

デコレーターの仕事は好きだったので、フランスに来てからクリスマスに飾り付けしない生活もなんだか寂しく。
南仏に移ってから家を飾る事を始めました。
上の写真のようにアンティークの器にオアシスを乗せ、真ん中にキャンドルを立て、ほとんど乾燥した状態なんですが、南仏の植物をブサブサ差していきます。

 ちょっといつも通りになんだかおおざっぱな感じですが、イデコ風という事で・・・。(苦笑)

 ヒイラギの葉っぱがほしいところですが、マルシェで売っていなかった(売り切れていたのか?)ので、実だけ。
 枝付きの松ぼっくりの種類のような実付き植物と松の葉、南仏らしくドライラベンダーを入れました。

 クリスマスに食べたブッシュドノエル。
まわりにマカロンをまたおおざっぱにおいてみました。

 そして26日過ぎると近所のマルシェでヤドリギが売られていました。
本当はクリスマス前に欲しかったんです、ヤドリギ。
でも、花屋さんに「ヤドリギを飾るのは25日過ぎてからよ~」 と言われ、あれ?
クリスマスに飾るものじゃないんだ、と初めて知りました。
フランス8年目にして!
まだまだたくさん知らない事がありますね。

 このヤドリギを吊って、31日の夜中、つまり1月1日になったらヤドリギの下でビズ-(キス)をするんだそうです。
なんともこっぱずかしい習慣で私にはついていけませんが。(笑)

 ヤドリギはお正月の為のものだったんだと、初めて知りました。
初めての購入でもあったわけですが。
でも、これはフランスでのお話なので、北欧とか他のキリスト教の多い国ではクリスマスに飾るものらしいですね。
今吊っているモミの木の枝の代わりにヤドリギを吊る予定。

このモミの木も来年まで飾っておくんだそうです。
なにせ本当のお祝いはキリストが生まれた後のお祝いですからね。

 上はヴァラージュのお皿に乗ったフェーヴ達。
全員揃ってはいないんですが、形だけ。

上の美しいお皿は18世紀のボルドーのものです。白釉の素敵なお皿です。

主人は一応キリスト教、そして2人のもう大きな子供がいるので、主人と主人の子供達とのお祝いとなります。
二人ともとても良い子です。
でも最近ブログも日本語に翻訳できるから大きな声で言えませんが、これが結構・・・なんです。
まあ、クリスマスの雰囲気が味わえるのもキリスト教の主人とたまにしか会わない子供達のおかげでございます。(笑)
そして年末においしいものを食べられるのもイエス・キリストのおかげでございます。(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿