2014年7月10日

南仏カシ 車の盗難にご注意を

車の話は最後にするとして、きれいな写真をご覧ください。
お天気の良い暑い日でした~


カシの港。


港にはカランク巡りの遊覧船やクルーザーが停まっています。

 ちょっと裏道に入ると植木がたくさん置いてあるかわいいお家が並んでいます。

 温かい壁の色とかわいい薔薇の組み合わせ。

 このお家いつも面白いんです。
でも素敵でしょ?
窓の上にはマリア様。

 アジサイやブーゲンビリアもきれいです。

 アンティークのカーテンもこんな風に使ったら素敵ですね。
暑い南仏ならではの使い方。

 外にテーブルとイスが。
と思ったら。
 どうやらレストランのようですね。

 それぞれのお家がそれぞれに素敵な飾り方をしています。
扉の上の「マスク?」気になります。笑

 なぜか屋根の上に赤い大きなパラソルが。笑


 窓も素敵。
こんな飾り方、日本じゃ鉢が落ちてきそうでできませんね。
フランスの道を歩くときは要注意ですよ。
きれいな代わりに、鉢が落ちてくる事もあるんだそうです。


 扉のノッカーにも顔が。笑

 お店のウィンドー。
たまたまあったおばあちゃんのスーピエールを置いてみよう、的な。
ディスプレイなのかただ置いているだけなのか。
私だったら、こうするのに!ってこういう気の抜けた飾り方を見るとついつい考えてしまいます。笑

 この大きな木の扉のノッカーがセミだったんです。
感激。
南仏ではセミは幸運のアイテム。
なぜかと聞かれると困るのですが、このセミは南仏にしかいないセミで、日本のセミより少し小さく羽が透明なので目立ちません。
でも大きな音で鳴くんです。
夏のうるさい事。
でも姿は見えないので、セミを見つけるとラッキー、と思うのではないかと勝手に判断しています。
良くプロヴァンス地方の家の壁にもセミの陶器がかかっていますね。

ほ~ら、セミだよ。(´・ω・`)

 何から何まで南仏風で。
ステキです。
 このオンボロの扉は。。。

ナポレオン1世が1日だけカシに来て泊まったのがここ。
それだけで、この泊まった家には看板が付けられ、その向かいのレストランの名前は

 まさに、ボナパルト!笑

 安くてまあまあおいしいです。
とにかく港沿いのレストランにはうんざりなので、裏道で食べました。

 またカキ。
でも見るだけ。

 お店の人もやさしく、最後のお客になるべく長いしてしまいました。

 その後に、カナイユ岬へ。

 思わず、うわ~っと言ってしまう景色です。
絶景ですね。

 遠くにカシの町も見えます。

海も碧く。

なんせ地中海ですから。

と、ここでカシの町と車の盗難のお話を。

個人的にはカシの町自体は一度行けばいいかなという意見です。
とてもステキではありますが、観光客をなめておりますこの町。
南仏にしてはレストランが高い、ただ港沿いにあるというだけで。
特にニノはアルバイトみたいな子がサービスしていて、融通も利かなければ態度が悪いです。
港だから荒々しいのでしょうか。
このお店はお勧めしません。
店員が親切なところはお味が今一つ。笑

また、スーパーでお水を買うと2ユーロ。
南仏では普通1ユーロです。
安ければ50サンチーム。
カシだけなぜ高い。

それにおまわりさん。
何もしてくれません。
街の中心地の交通整理と駐車違反の罰金きることしか頭にないらしく、ほかの犯罪は見て見ぬふり。
観光客の乗った大型バスで間違えてカシの町に入ってしまえば、運転手が罰則を受けます。
その為、バスは町からと~っても離れたところに止めさせられ、そこからなんとプチトランに乗って町まで行かなければならないんです。
しかも有料!!!
まあ、これはグループのお客さんの話なので、個人で行く人にはあまり関係ありません。

フランスのおまわりさんが働かない話をしましたが、今回こんな事がありました。

要注意はカナイユ岬なんです。
広場みたいな駐車場があり、みんなそこに車を駐車したら、海の見える崖っぷちまで少し歩くんです。
私たちも崖を見て写真を撮って、じゃあ車に戻りますか、となり駐車場に向かって歩いていると。。。
前を歩いていたカップルの男性が何かを叫んで急に走り出しました。
女性の方が「扉が開けられてるわよーっ!」と叫んだらしいんです。
そして相方がやはり急に走り出しました。(この時点でも私と日本からきていた友達夫婦は何もわかっていません。笑)
え、これ普通じゃないよね、私も走ってみよう。
とみんなが走りました。

さっきまでもっと車が停まっていたのに、少なくなっています。
ええーっ!
と車停めたところを見たら私たちの車が。。。
ありました。笑

という事は他の車が盗まれた。
この少しの間に?
なんと4台もの車があっという間に盗まれたんだそうです。
崖を見に行くったって、10分もいればみんな車に戻ってきます。

それに鍵を持っていなければ窓を割ったって車は走らないはず、などいろいろ考えるとこれはプロの仕事なんだなと分かりました。
しかも窓を割った音も何も私には聞こえませんでした。
かなりのプロ。

そこで相方が警察に電話をすると、「またか」的なやる気のない反応で、すぐに出動しようとする気配はなく、まるでいたずら電話でも受けたかのように「じゃあ、あなたの名前、住所から教えてください」とゆっくり話し出したんだそうな。( ゚Д゚)
すぐに来いや!どりゃー

結局そんなおまわりさんたちとやり取りして時間を潰すのがもったいなかったので、そのまま電話は切りました。苦笑
クレット街道を封鎖する様子もなく、しばらくしても警察の姿は見えませんでした。
全く信じられないフランスのおまわりさん。
警察がらみの盗難なのかと思うほどに、嫌~な体験でした。
私たちの車が盗まれなかったからまだ良かったけど、かなり嫌な思いはしました。
カシの警察は頼りにならない!(-_-)

何年か前にもお客さんの借りたレンタカーの中にあったナビだけが盗まれていた事がありました。
鍵はかけたのに。
車のカギを持っているプロのグループがカシにはいるんでしょうね。
カシを狙ってどこからかくるのか。
あとでインターネットで検索したら、そんな事今に始まったことではなく、数年前から同じことが起こっていました。
やはり批評のところで警察は何もしてくれない事が書かれていました。
盗難注意の看板もなければ、ガードマンもいないし、自分で気を付けるしかないようです。

カナイユ岬に行かれたいという方は、車から離れるときはだれか車に残って代わりばんこに見てきてください。
街の駐車場でも車の中のものを盗む犯罪もカシでは流行っていますので、これもご注意を。
まあ本当はカシに限らずいろんなところで起こりえますので、頭のどこかに入れておいてくださいね。

でもやはりステキなので一度は行かれることをお勧めします。






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