2018年7月8日

嬉しいお便り♪♪♪ グリニー窯のピシェ♡

メールでの嬉しいお便りです♪

白い素敵な紫陽花を飾って写真を撮ってくださいました。

白いインテリアのお家に白い紫陽花、素敵ですね♡

今南仏はとっても暑いのですが、この写真を見るとスーッとした白さに吸い込まれ涼しさを感じます。
お花って癒しになりますね。(*^^*)



窓辺に置かれるの、いいアイデアですね。
ここに何時間でも佇んでいたくなります。
(ただの怠け者か?笑)



紫陽花はひとつひとつ、小さなお花が咲いていく段階も楽しめますね♪
ピンク~青はよく見かけますが白いの素敵ですね~~~💜



雰囲気の素敵なお写真をお送りいただきましたので追加させていただきます♪
コロンとした可愛いすずらんの後ろにブルーの涼しげなトランスファー柄が見えています。

アンティークのものがこうしてお部屋にあるだけで、雰囲気がグッと素敵になります。
現在にはないもの(いくら真似しようと思っても当時のような人間味のでた良さと言うのは難しいと思います)だから、現代の「実用的で便利」なインテリアの中にあってもとっても癒しになってくれるものだと思っています。



お花を活けてくださったのがこのピシェ。
白地にブルーのトランスファー柄が素敵ですね♪

持ち手の鳥の頭?のような装飾も素敵でした。



柄がどこかイギリスっぽいのは、フランスの窯たちはイギリスから沢山ご指導をいただいたからなのでしょうね。

フランスの職人さんたちはイギリスやベルギーの職人さんに比べると不器用だったような気がします。
仕上がりで人間味がでてしまうというか。
人間味と言うかミスってしまう個所が多いというか。(笑)

現代の機械化された時代では、このような手の掛かった作りをしている陶器はあまり見られない、またはものすごくお高いものになってしまうと思います。



その時の回にお出ししたピシェたち。
ピシェと言うか、ミルクポットあり、水差しあり、ティーポットあり、なのですが。

一番右のビレロイ&ボッホのティーポットだけは今も販売中です♪



どこがイギリスっぽいと言えば、お城と馬と馬車。

白地にブルーのトランスファー柄というだけでも、18世紀のイギリスの陶器たちを思わせます。




このような廃墟や、川沿の風景もどこかイギリスっぽい柄のような気がします。


グリニー窯

グリニー窯の前身の窯がありますが、ここではグリニーだけに触れておきます。
1837年頃リヨン近郊にあるグリニーに窯を構え、当時のエキスポでは、クレイユエモントローやボルドー窯に並んで賞をもらっています。
ライバルの窯たちと似たような、または同じような商品を生産していました。
上記の窯に比べると規模が小さく、商品数が少ないので知名度は低くなりますが、当時のマニュファクチュール製のお品は希少価値のあるものになっています。
王室御用達と言いたいところですが、フランスの王政はご存知の通り18世紀終わりに崩壊しており、その後はナポレオンの君主制となりますので、マニュファクチュールと言っておけば、この説明を避けられるかなと。(笑)

20世紀に入り、運営が思うようにいかなくなっていたようで20世紀後半に入り窯は閉鎖されます。
現代の技術の導入や戦争などが経営難の原因なのでしょうかね。
他の窯も同じくだと思いますが。



暑い南仏で癒された涼しげなお写真でした♡

Merci ♡♡♡

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