2013年12月20日

クリスマスの飾り付け 2014年のノエル

デコレーターとして日本では16年の間、クリスマスの飾り付けをしない年はありませんでした。
仕事ですからね。
当たり前なんですが。

その癖が抜けないのか、クリスマス自体は憂鬱なんですが、飾り付けをしないわけにはいかないんです。笑
特にフランスにはいい材料がたくさんお安く手に入りますので。。。

まずは宿り木。
文字通り他の木に宿って(寄生)成長します。
みごとにその宿られた木の枝ごと近所のマルシェで売っていたので、思わず即買い!笑

 まるで”宿り木の木”のように見えるでしょう。

 ”宿られた木”の断面。

 しかし、緑色の部分が本当の宿り木自身。
枝にこんな風にして寄生するんですね・・・。
なんていう生命力なんでしょうか。

 アップ。
かわいい、かわいいと思ってきたヤドリギ。
本当はなんて野生的!

 でもやっぱり元気があってかわいい~。
実もたくさん付いています。

 そのままざっくり、やはりヤドリギ柄の大き目の水差しにさしました。
乾燥させる予定なので、水は入っていません。

アンティークの陶器で飾り付けます。

この陶器は細長でなにかと便利です。
古い物ではなく現代のもの。
でもブロカントで中古の状態で購入したものです。



それと、サンタマンの白いスーピエールには、
モミの枝とヒイラギでコンポジションを作ります。
オアシスと赤いキャンドルで。

オアシス(吸水スポンジ)にキャンドルを自立させるスタンドを埋め込みます。
オアシスは既に水を吸った状態です。
これ、日本にいたときは”東京堂”で仕入れていました。

キャンドル用のスタンドが少し大きめだったので、ワイヤー(がやはりないので、電化製品についていた黒いワイヤー)で留めます。


 あまったオアシスとやはりあまったヒイラギで、オクトゴナルのシュガーポットにアレンジしました。
ヤドリギちゃんも少し入れて。
コンポジション用のヒイラギもモミも基本的には捨てるところのないよう、全部使います。
下北にあった(今でもあるのかな?)フロムネイチャーというアトリエでアレンジを習っていたときにそう教わりました。
枝もすべて挿して使ってあげます。

 デコレーターですから本当のお花屋さんみたいにきれいに活けられていないんですが、イデコ風という事で。苦笑。
ぼってり。笑

 そして、上の写真の病人用の吸い飲み。笑
これはオアシスを使ったアレンジの水やりに便利です!
重宝しております。

 インスタグラムからの写真。
ヒイラギの実がお正月みたいなので、もちさえすればそのまま年も越せる飾りですね。笑
ムリヤリ?


 なにもしないで済むヤドリギもやはり便利です。

飾りつけは楽しい!



皆さまも楽しいノエルをお過ごしください。

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