2018年12月20日

10年あっという間でした💕

なんだか中途半端な結婚記念日となってしまいましたが、これも私と相方ならでは、という感じでしょうか。

忘れていないだけありがたいかと。

本当は、去年の内から10年目の結婚記念日にはチェコへ行く、事になっていました。

でも夏が過ぎ、秋に入ってから「仕事で休みが取れない」というので、そのまま何も決めずに11月日本へ出発。
帰ってきてから、イデコは用事があるのでリヨンに行くことに。






したら、日にち的にも丁度いいのでリヨンのレストランへ行こうとなりました。

食のリヨンならまずいレストランは滅多にないでしょう。




すっかりクリスマスの雰囲気の街並みでした。


マルセイユではあまり見られないクリスマスの飾り。
やっぱり心躍ります💕





しかし、数日前にストラスブールのマルシェドノエルでテロが起こったこともあり、マイナス1度という寒さなことはないかもしれませんが、半分くらいのマルシェは閉まっていました。

しょぼーん。(´・ω・`)



小人の置物。
飾りつけがんばっていたようですね。





チョコレートのかかった焼き菓子?



なんとなく、閑散としたマルシェ。





アルザスらしい(いえここはリヨンですが)、マルシェ。
ホットワインも売っていましたが、朝でしたのでがまん。





その日の午後に行けるところを探しに観光局へ。
ですがワイナリー巡りも他のエクスカーションももちろん当日では受け付けてくれるところはありませんでした。

これなんだよなー、いつも計画性がなくて、結局なにもできずじまい。
これは相方と一緒になってからの事。

一人だったらすでにチェコに行ってるんだろうけどなぁ。。。( 一一)

観光局の人は優しくて、万が一受け付けてくれるツアー会社があれば連絡するので携帯の番号教えてくださいとまで言ってくれました。
でも、まあ電話はかかってこず、期待もしていませんでしたが。
優しさだけに感謝。




南仏のカリソンのお店がリヨンにもありました。
なぜに、本場エクスよりもマルセイユも綺麗な店づくりなのか!

で、

リヨンの町もすでに知っているから歩きたくないし、寒いし。




トリュフの店があるから行こうと。
カフェみたいな作りで簡単につまんで1杯飲んでいけるタイプのお店だったので、丁度良かったです。

上の写真のただのバタートーストにトリュフのスライスが乗ったもの、見た目では分からないのですが、とっても美味しかった!

ここでシャンパンとこのトリュフトーストで乾杯、と行きたかったところですが、なんとシャンパンがない!(メニューには書いてあるのに)

しかも相方の頼んだ赤ワインのグラスが香水の匂いがして、替えてもらうことに。

なんだかイケてない結婚記念日。苦笑




そのあとに頼んだトリュフのオムレツ♪

だが、南仏にもっと美味しいトリュフのオムレツを作ってくれるレストランがあるので、それと比べるとちょっと寂しい感はありました。





でもトリュフはおいしい♪





相方はトリュフのクロックムッシュ。




そんな事で、観光局からはもちろん電話がなく、自力でリヨン近郊の中世の村までバスで行こうとなりました。
(もちろん私が調べた)

バスに乗り込み、順調に村に近づいている。。。
全部で1時間くらいかかるところだったと思いますが、40分すぎたころにバスがバス停に止まったままになって、運転手さんが「故障のためバスを交換します」と!

他のバスが来るまでまた40分はかかるでしょう。
それで村に行けたとしても何も見ずに、村から出る最終バスにのってリヨンに帰らないと今晩のレストランに間に合いません。

(T_T)
ガーーーッ

 ギリギリまでどうしよう、行くか行かないか、バス降りたり寒いからまたバスに戻ったりしていると、運転手さんが「あのバスはリヨンに帰るから今向かいのバス停に行けば帰れますよ」って、「無料で乗れますから」って。

走って向かいのバス停からでるバスにタダで乗りました。

でもまってよ、行きにお金払ってるやん。
帰りのバス無料だからって、なにも見ずにバス代だけ払ってリヨンに帰るのおかしくね。

 ゴーーーっ
( 一一)
 ため息。

ちゅうか、今日10年目の結婚記念日なんじゃ???

と、言うわけで何も観光せず夜になりました。

レストランも私が探したところ。ふー

タクシーでレストランへ♪と思ったらレストランの前まではいけないとの事、結局歩くんだったらメトロで来ればよかった。
なにもかもががっかりな日です。



さすがに、このレストランではシャンパンがありました。

しかし、このレストランの前に着いたとき、嫌な予感が。
ここ大昔一緒に来て、サービスの悪いカフェだったよね、と思い出しました。

私たちは星付きのレストランへ行くのだったのですが、セカンドクラスのカフェもやっているんです。
そのカフェの方に行ったことがあるんですが、対応悪いしコーヒーしか頼んでないのにとっても遅かった覚えがあります。
南仏にすんでいる私が言うんですから、かなり遅いと思ってください。

でもカフェの入り口にミシュランのシールが貼ってあったので、「なんだよ~、ここだと知っていたら予約しなかったのに!」とあきらめかけていた時に、カフェのギャルソンが「カフェではなくてレストランの方ですね、ここではなくて裏の建物になります」と。

ホッ。

しかもギャルソンはとっても優しく笑顔で「裏なんですけど、カフェの裏通路からイケますので案内します」ってリヨンによく見るトラブール(戦争時にレジスタンスなどに使われていた通り抜けの道) のような裏口を案内してもらいました。

レストランはましかもしれない~~~と期待しながら。

レストランは建物の中庭にあり、素敵な内装。
でもお客さんが1組しかいませんでした。

シーズンオフだからか?


上の写真、変な形したものが乗っていますが、バターなんです。(笑)

これを研修生みたいなウェイターが説明してくれて、セップ茸が香りづけに入っていると言っていました。
レストランの説明もしてくれてたような気が。



そのバターを削って横に置いてくれます。

食べてみると、セップ茸の香りはほとんどせず、普通のバターの方が美味しいだろうとおもうくらいでしたが、パフォーマンスが星付きらしかったので、良しとしました。



レストラン1つ星は分からないでもないですが、ホテルは5つ星だそう。

上階に見えているのはホテル室内への入り口なのだろうか?
5つ星なら外観とは違い内装はモダンなのだろうな、いずれにしてもお値段が高いので取れませんでしたが、4つ星のホテルでもちょっとがっかりなリヨンだったので、期待はできないんだろうななどなど。

もう直前に決める旅行ってなにもかもがいけていない。


アミューズブーシュ。
ポタージュのようなピュレーのような、エビと栗かかぼちゃの組み合わせだったような。



2つ目のアミューズブーシュ。
鴨のパテパイ包みだったか?




えーっ、なんだったかなこれ。

まだ前菜にたどり着いていませんが。




冬で寒いからか、アンティーク風な仕切りで仕切られていました。
夏は気持ちいいのでしょうね。
冬はヨーロッパの中庭寒いですものね。



好きなトープ色のテーブルクロス。

柄も素敵♪



やっと前菜に。
フォアグラのソテー💕

これだけはとっても美味しかった!!!



メインもこれにしたいくらいでした。(笑)



赤ワインと。




子羊のモモ肉。

これも美味しかったのですが、すでにアミューズブーシュでお腹いっぱいに。爆



しかもじゃがいものピュレーが付いてきました。
もうお腹いっぱい。



更にメインの子羊コースには2つ目のお皿が。。。

ひき肉状のものがキャベツでくるんであります。
キャベツロールみたいな感じでしたが、キャベツロールは日本のが美味しい。(;^ω^)

おなかいっぱいで残してしまいました。
もう無理のできないお年頃。




チーズも勧められましたが、個人的には前菜でもう終わっていたのでお断りしました。
すみません。

年取るって面白くないですね。




メインとデザートの間には、お口直しと言って塩味のサブレと自然な甘さのフルーツの組み合わさったプレデセール。
甘辛だからデザートへの変換も自然にできて良いのだとか。

そして、デザートが2皿、遠くからキャンドルのともったお皿が見えてきました。(^^;)



ほー、デザートにキャンドル灯してくれるなんて素敵なレストラン、と普通に思っていたら。


Joyeux Anniversaireと書いてあるんです。
暗くて分かりませんが、爆。

これだけは予約した際に相方が頼んでおいてくれたのでした。

みんなにつくんじゃないのね、キャンドルは。



ヌガーとチョコレート、だったかな?



デザートの後はコーヒーとミニャルディー。
小さなお菓子をいただきました。

甘いものは食べれる!




ウェイターがコーヒー持ってきた際に、下の大きなお皿には私が乗せたミニャルディーが。(笑)
何か乗っかっているから横に置きますね、ってコーヒー横に置いたんですけど、この大きな白いお皿にコーヒー乗せたかったのですね。


そう言えばいいじゃない、と思ったが、別にそんな仕来たりがあるわけでもないだろうし、好きにさせてっと思いました。




ガス入りのお水も美味しかった。

ルイ14世が好きだったというお水。



次の日は、出発までの時間近所を散策。

観光地らしい場所へはまったく行かずじまい。



ひっそりとした教会にはクレーシュが飾られており、クリスマスが近いのだなーと改めて感じます。


 まだキリストは生れていません。
白で統一されたクレーシュいいですね。
 
サントン人形ほどの小さなクレーシュでした。



上にはBIENHEUREUX 至福。

これは結婚10年目を意味しているのでしょうか。

この10年間駆け足でしたが、楽しい事の方が多く、辛い事は本当にほんの少ししかありませんでした。
これぞ至福の時だったのですね、きっと。

今後もそうだといいなぁと思います。



 街並みはマルセイユに比べたらとっても綺麗。
フランス第二の都市がリヨンではなくマルセイユであることが恥ずかしいくらいです。




リヨンのワイン屋さんで、ブルゴーニュなど普段南仏では手に入らないワインを5本も買ってしまったので、マルセイユの駅からはタクシーで帰ります。
と思ったら、前に並んでいる男の子たちがタクシーの運転手ともめています。
早速マルセイユだなと思う一面。

タクシーの運転手は男の子たちを断って、後から来た金持ち風ご夫婦を乗せて立ち去りました。
私も前にあったのですが、距離が近いと乗せてくれない運転手多いです。
遠くに行く客を選ぶという行為は禁止されているはずですし、10年たった今でもこんなことしているとはちょっとビックリしました。

今はUberというネットで呼べる便利なタクシーもあるので、そっちの方が断然サービスも良いし、悪徳な人はいないのですが、相方がタクシーの方がいいっていうんで、タクシー乗り場まで行ったわけです。
私一人なら絶対Uber乗って今頃家ついとるわい!と思ったのですが、なんでも忘れる相方、年取ってきて頑固にもなってきて、Uberの方がいいと3回も言えばムカッと来るらしいので、だまってタクシー乗り場まで行ったわけです。

しかし、断られた男の子(アフリカの方ふたり)に「マルセイユのタクシーは最悪よ、私も断られたことがあるし、違法にぼった来る運転手も多い!最悪!」と声をあげてタクシーの運転手に聞こえるように言いました。
すっとした。爆

 そして結局Uberで無事に家にたどり着けたというわけです。

でもやっぱり、マルセイユに戻るとほっとする。



先週も同じものだったのですが、今週も友達呼んで、ちらし寿司を作りました。
並べるだけなので簡単です♪

といってもまた雑な盛り付け。




相方の家族の持ち物のプレゾントワール。
イギリスならアフタヌーンティーとかに出てきそうなプレゼンテーションプレート。
小さいんですが意外と沢山のお菓子が乗ります。



友達にいただいたチョコとリヨンのVoisinで買ったチョコも混ぜて、一足早くクリスマス気分になりました。




なんでこんなに親切にしてくれるんだろうという友達から、結婚記念日にタンブラーをいただきました。(T_T)

10年目って、アルミとか錫なんですね。


アンティークのピューターの製品などを見てしっていましたが、錫と聞くとピンとこない。

でも新しいピューターがこんなにきれいだなんて、初めて知りました。


飲み物も美味しく感じる、活けたお花は長持ちするなど、良い事が多いピューターのようですね。


またアンティークも見てみよう、と思いました。

10年目の記念日で一番嬉しかったのは友達に祝ってもらった事。
展示会でのケーキも、このタンブラーも、もう涙いてしました。

友達って大切💕

と改めて、思いました。

フランスにいると特に感じることかもしれません。

また明日から頑張れます!
ありがとう💕


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