2018年12月25日

南仏のクリスマス NOEL2018 🎄

皆さまのお家にはサンタさん、いらっしゃいましたでしょうか?

ブログは少し早めに書いているので、フランスではこれからなのですが、先日アヴィニョンで見てきたクリスマスイベントの写真などご覧になって楽しんでください。

(その前に今フランスではジレジョーヌ(黄色いベスト)集団が税金の値上げにはじまり、今ではいろんなことに反対してデモを行っています。
その影響で私の交通にも影響が出てしまい、短い時間そして思ったことが半分しかできなかった滞在となりました。)


友達お勧めのレストラン、行けたのが午後になってしまいました!

朝8:30にでて、午後13時にアヴィニョン到着という・・・。
ジレジョーヌに便乗してSNCF(フランス国鉄)もストをしていたようです。
電車はキャンセルして(お金は戻ってきません)、バスで向かいました。

温かいタジンが嬉しかったです♪



今はマルシェドノエルはこの教会の中で行われているとの事でした。
前は法王庁の方でやっていたみたいですが、安全を考えての事でしょうか。
かなりお店の数は少なかったです。





クリスマス時期にアヴィニョンに来たことはなかった気がしますが、アヴィニョンはとてもクリスマスに力を入れているのだなぁと感じる事多々ありました。

教会の入り口には熊が!


中に入るとサントンを売っているスタンド、フォアグラを売っているスタンドなど地元の職人さんたちがお店を開いていました。



サントン人形の工房。



教会の奥にはサントン人形のクレーシュが飾られていました。

クレーシュとはキリスト誕生の場面を人形などで再現したものなんですが、南仏のクレーシュはなにが違うかというと、小さな人形サントンである事、そしてプロヴァンスの村人たちもキリストの誕生を祝いに駆けつけている事、なんです。




キリストはイスラエルのベツレヘムで生まれているので、南仏プロヴァンスの人たちがお祝いに駆けつけている、という事自体がつっこみどころなんですけど、まあ、プロヴァンスのクリスマスですので、大目に見てあげてください。笑




東方の三賢者もすでに到着しており、キリストももうお生まれになっておられました。

このクレーシュ、前は市庁舎の中に飾られていたそうなんですけど、宗教的な反発があったのでしょうか、今はこの教会の中に飾られているという事でした。




もともとキリスト教徒の多いくになんですから、よそから来たイスラム教徒移民を配慮するような意見を聞いてしまうところが寛大すぎるというか、そこがフランスのダメなところでもある気がします。

なんでも許しすぎ。




また、プロヴァンスのクリスマスで欠かせないのが13種類のデザート。
デザートといっても今のビュッシュドノエルみたいに素敵なケーキではなく、質素な当時からあった材料を使ったお菓子、中にはそのままな胡桃などもあります。



乾燥いちじく、メロン、ナッツ類、コアンのコンフィ、パンデピス、カリソンなどがあるようですが、昔の伝統そのままなのかは良く分かりません。





パンデピスという香辛料と蜂蜜の入った焼き菓子。

このまま切ってお茶といただいたり、友達の話だとスライスしたパンデピスにフォアグラといちじくのジャムを乗せても美味しいそう♪

パンデピスは選ぶのが難しくて、よく乾燥してしまったものに当たってしまう事があります。
しっとり美味しいパンデピスに出逢うのは、本当に難しいです。

ここのはお店の人がいなくて買えませんでした。
フォアグラもここで買いましたが、まだ食べていません。
でも一緒に買ったリエットという鴨肉のほぐしたものは、う~ん。。。といった感じでしょうか。




教会の中の飾りつけにも力が入っていました。

南仏にしては。




お花やさんではオーソドックスなクリスマスリース。




こういうのオーソドックスなのがホッとします。

キャンドル4本はアドベント用のリースだったのでしょう。

クリスマス前に巡ってくる4回の日曜日に灯すキャンドル。




ドングリの帽子だけを集めた可愛いボールの飾り。



教会の中は寒くてお店のひとがちょっとかわいそうでしたね。
暖冬で外の方が温かかったんです。



教えてもらったパン屋さん。
翌日ブリオッシュを食べてみました。




ですが、またしても食べ始めてから写真撮っていなかったことに気が付き、上の方はもうほじくっています。
すみません。
コーヒーも美味しかった♪





また、アヴィニョンのお店を見て歩いたこともなかったのか、新しいお店がたくさんできたのか、素敵なお店がたくさんありました。

可愛いお花屋さん。



こんな可愛いお花やさん、マルセイユには存在しません!



新しいカフェもできている?

知らなかっただけか、毛嫌いしていただけか。

アヴィニョンには世界遺産もあり、交通の便が通常は良いという事で、観光客の方が多く宿泊される場所でもあります。
でも、いつも気になっていたのが夜になると薬中の人がうろ居ついている事でした。

物乞いは未だにいましたが、薬中の人も減った気がします。

前より素敵なお店も増え、ブルジョワ風なお客さんも町中にいて、雰囲気変わったかな~と思いました。
もしかしたらクリス前だったからかもしれないけど。




広場にはクリスマスの飾りや人形たちが。

後ろから見るとドラエモンなペンギン。




大きなシロクマ。

日本の可愛い、とは一味違い面白いところでした。





サンタさんのお家。




サンタさんは在中しておらず、くまがお菓子作ったりしていました。


サンタさんの仕事場。
お手紙の返事などを書くのでしょうか。

お菓子食べながら。




すぐとなりにはポスト。


アヴィニョン結構予算かけているなぁと思うほどに飾りもたくさん。




ペンギンや




バンビちゃん。



ウサギちゃん。



うさぎちゃんの左後ろにはきつねが!((+_+))

こんな和やかなはずの場所なのに。
リアルですね。





お?

こっちを見ているのは。。。




オットセイ?

これもリアルですね。




夕方になりサンタさんの巡回にも会えました。



大きな風船のような人形も街を歩き始めました。




かなり大きかったです。




ピエロっぽい人たち。
さすが演劇フェスティヴァルが有名なアヴィニョンだけあって、こういうのはお得意なんでしょうね。

日本人ぽいダンサーも中にいました。
でもこの方たちにいいお給料がでているとは考えにくく、このあと街角で物乞いされていました。
ボランティアなのかなぁ、ちょっと扱いが低すぎるのかも。。。





そして空からはサンタさんが飛行船の下にぶら下がって!
登場。

自分でこいでいました。



暗くなってからまた風船人形に出逢い、写真とビデオ撮りまくり。




でも、なんでクリスマスなのにこのキャラクターなんでしょうか。
いったい誰?




サンタさんも日が暮れてもずっと飛んでいたみたいで、大変なお仕事ですね。




翌日は電車かバスで近郊の村へ立ち寄りたかったのですが、またストにあったらマルセイユまで自力で帰れなくなると思い、断念。

アヴィニョンに残って散策しました。

今までに知らないところがいっぱい発掘できました。



教会の上のフレスコ画が気になった。



お店のある側はすごい人でしたが、すこし裏道に入れば静かな朝でした。



そんな静寂もつかの間。

屋内マルシェLes HALLSへ。
屋内マルシェはいつもどこでも楽しい。
こちらはじゃがいもと玉ねぎ専門。




プロヴァンスの13種のデザートを紹介していました。




年末年始と言えばフランスでは良く食べられる牡蠣。



トリュフ♪




からすみ。

後ろには白トリュフ♪




こういうふうにイスとテーブルがあって、中で食べられる場所も設置されています。



オリーブオイルも気になったが。。。





パン。
ここで買って、また電車がなかったら困るし~。。。




ワインも重いし~。。。



 フォアグラはさっきの教会で買うと決めているので。

結局ここでは何も買いませんでしたが、アヴィニョンで数日過ごすならここで食料調達できますね♪

マルシェですので朝だけ。
曜日は分かりません。




こんなにクリスマス気分を満喫したのは数年ぶり。
家で鳥肉食べて終わり、よりも出掛けるの本当に楽しかったです♪



アヴィニョンの印象がかなり良い方向に変わって、このまま変わり続けてくれたら住むのにはいいかも???
と思った次第です。
トラムもできるみたいだし。

でも、温暖なマルセイユに戻ったら戻ったで、やっぱりアヴィニョンには住めないな、と思いました。(笑)

取り敢えずこの荒れくれた町で落ち着いときます。

JOYEUX NOEL ☆



PS:次回1月の更新商品についてはクリスマス後からブログでご紹介して参ります!

0 件のコメント:

コメントを投稿