2013年12月7日

12/6 新商品アップしました! クリスマス特集第2弾

ブログでご紹介させていただく際に、すでに売り切れとなっている商品があります。
残念ではありますが、店長のイデコとしましてはなんとも光栄なうれしい事でございましょうか。

売れてしまったものも含めて、今回の新商品をご紹介いたします。

クリストフルの1985年版クリスマスオーナメントです。
この年はヤドリギだったんですね。
凹凸がついた繊細な形のオーナメントです。

 キラキラ

 プレゼントにいいかなと、60-70年代にフランスで人気のあったイラストレーター、ペイネの恋人。
ほのぼのとしたカップルが微笑ましい。
涙がでそうなくらいに幸せそうな二人です。
こんな事言うとなんですが、イラストならば年をとらないからいいですね。
だってこの二人がそのまま現在に生きているとしたらきっと60歳くらいになっているんじゃないでしょうか。
そんな事いったら夢が壊れますね。
売り物なのに!

 こちらはヤドリギのブックマーカーまたはクリップのようです。
先端のヤドリギはシルバーが剥げただけかもしれませんが、よ~く見ると実の部分が少し色が違うんですよ。
 ポースレン製の聖母マリア像のプレート。
真っ白なポースレンにきれいなお顔立ちのマリア。
この冠をかぶっているマリアは19世紀終わりか20世紀初めのルルドのものではないかと思います。
壁掛けにもなります。

 やはりクリスマスなので、キリスト教のお品物を。
オリエンタルな雰囲気のする十字架です。
彫刻が美しい・・・。
(後ろにちらりと見えているトーション、すみません・・・汗)

蚤の市で気になって手に取ると、お屋敷の屋根裏から出てきた17世紀の木像だと言われました。
鍵を逆さまに持ち三本指を掲げています。
聖人のひとり聖ペテロのようです。
 あ、やはりトーションが見えていました・・・。
もうお品物は締まってしまったので、これで許してください。

 こちらも南仏の蚤の市、すでに10月に仕入れたものですがやっとご紹介できました。
19世紀のものだろうとの事。
手の込んだレリーフです。
2つあります。


 クリスマスとお正月のボナネーカードもたくさんアップしましたよ!

 ヤドリギがはいっているのでクリスマスかお正月のカード、となる訳です。


 ヤドリギの流れで、しつこいようですがリュネビル窯のラシュナルによるヤドリギシリーズ。
コンポートと

 ソーシエール(ソース用容器)です。

 こちらはサルグミンヌのデミタスカップ&ソーサー。
ちいさくてかわいいお品です。

 オクトゴナルも忘れてはいけません。

 やはり美しいパール装飾の縁取りで、きりりと八角。
洗うたびに角が多いのでドキドキします。笑



 ブイヨンボールかデザート用ボウルか。
耳付きのオクトゴナルのボウルは大変珍しくあまり市場にでてきません。

 出てきたと思ったらかなりのお高値で・・・。
自分が好きだからついつい仕入れてしまいますが、そろそろお値段も考えながら仕入れないと赤字のままです。苦笑
グルニエイデコはかなり儲けているんじゃないかとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、店長のイデコは自分の好きなものには目が無く、お高い金額で仕入れてしまいます。
自分用が特に・・・。
商売に向いていない店長なんです。。


しかも重ねられないので、どのように仕舞おうか悩み中です。


こちらも大変美しい。
美しいものほど早くもらわれて行ってしまいます。
とかいいつつ、うれしいんですけどね。


やはり美しい。

 そして先日ご紹介したグリザイユの食器たち。
かなり歴史のある、ストーリー性もたくさんある興味深いお品ばかりです。

 定番のスーピエール。
スーピエールのなかでは、このサルグミンヌとサルグミンヌのスーピエールに似ているペクソンヌ窯のスーピエールが個人的には一番好きな形かもしれません。


 とかいいつつもやはり他のスーピエールを見ると。。。
やっぱり素敵!

 これはペクソンヌ窯のほかの形の白いスーピエールです。
大型です。

と、今回は商品数が多いので写真が一杯になってしまいました。

次回の更新は1月に入ってからになります。
またそのあたりにフランスのソルドの時期に合わせ、グルニエイデコでも冬のセールソルドを開催予定です。
全品20%オフ(今回と次回の新商品は覗く)になります。
どうぞそちらもお楽しみに!

南仏は比較的暖かいのですが、私のきらいなクリスマスがもうすぐやってきます。
準備しないとですね。

日本も寒い事と思います。
皆さまも風邪など引かれないよう暖かくしてお過ごしくださいね。(#^.^#)

以上の商品はこちらから↓
http://ideco.ocnk.net/

グルニエイデコ オンラインショップ
店長 イデコ

2013年12月6日

ホーリーカード カニヴェ 美しく小さな小さな聖なるカードたち

1900年前後、印刷技術の発展と共に流行った小さなカードです。

子供たちにキリスト教とは何かを教える為であったり、教会のミサやお祈りに来てくださいとの宣伝も兼ねていたり、お友達同士でカードを送りあったりされていたようです。

サイズの小さなカードはポストカードの3分の一ほどの大きさでしょうか。
とても小さなカードです。

見開きタイプのものだったり、紙の厚さも薄いものあり厚紙のようなものあり様々です。

モノトーンのクラシックなタイプでは、中世の絵画の一部を使用したカニヴェもよく見られます。

 例えば、上のはイタリアの宗教絵画 フラ・アンジェリコ作 「受胎告知」の一部

 フランス人画家アンリ・ルロール作 イエスの誕生場面


 イタリア宗教絵画 ラファエル作 マリアとイエス

イタリア宗教絵画 ムリーリョ作 子供のイエスと聖ジャンパティスト

※ 上記のものは正式な絵画のタイトル名ではありません。

 ルルドのカニヴェ


こちらもルルドのカニヴェ


 聖母マリアも様々な姿で表現され、上のものはイタリア製。
天使たちに支えられながらマリアが昇天していく様子です。

 こちらは地球の上に立ち、悪のイメージである蛇を踏みにじって、手からは光を放っています。
車の会社プジョーの作ったカードです。

 こちらはなにかスピリチュアルなものを感じる少し怖い雰囲気ではありますが、黒マリア。
ルピュイアンブレの聖堂の黒マリアです。
ルピュイのノートルダムはサンティアゴデコンポステラの巡礼地にもなっており、このノートルダム・デュ・ピュイは世界遺産に登録されている教会です。

 かと思えばこんなかわいいカードもあったり。

 こちらはレース状の縁取りになったカニヴェ。
上のものは写真の部分が貼り付けてあり、レース部分は1890年ごろではないかと思いますが、写真はその後のものになります。

 こちらは見開きタイプ。
聖杯の表紙のカニヴェを開けてみると・・・。

 中には檻に閉じ込められた子供のイエスキリストがいます。
イエスの聖心がチェーンで白いハトに繋がれています。

 白いハトはサンテスプリ?それともイエス自身・・・?

 十字架の両脇にあるのはキリストのみこころとマリアのみこころ。

そしてこちらも美しいレースのカニヴェ。
少女の頭上には美しい天使が手を差し伸べています。

”Amour Divin 神に捧げられた愛”

フランスでもコレクターが多く、集めてみたくなるお品です。
美しいものには高値がついており、私も常に探してはいるのですが、美しいものでお値段が上がり過ぎないもの、を探すのは結構難しいんですよね。苦笑


2013年12月5日

クリスマスにふさわしいグリザイユのお皿たち プチノエル

アドヴェントも始まって、さすがの南仏もクリスマスの飾りつけが少し始まっている訳ですが、私はタイから戻って案の定早速バタバタとしており未だクリスマスの準備ができていません。

でも自分のネットショップの事だけは忘れていませんよ!
グルニエイデコなりのクリスマスの商品をもうじきアップします。
前回はヤドリギの食器に絞らせていただきましたが、今回はいろいろあります。

その中から今日はグリザイユのお皿たちをご紹介します。

グリザイユとはモノトーンの事なんですが、グレーにあたるフランス語のグリから来ているのではないかと思います。
これはイエスキリスト誕生の場面のお皿です。
左側にマリア、右側にナザレのヨセフ(だと思います)が生まれたばかりの赤ちゃんのイエスを見守っています。
イエスは光に包まれ神秘的なシーンです。

ヨセフはマリアの婚約者とされていますが、マリアは処女でありながらイエスを身ごもったとされておりヨセフはイエスの父なのかどうかが疑問なところです。

お皿の周りには御心や天使、白いはとのサンテスプリなどキリスト教の鍵となる絵で囲まれています。

次にまたイエスキリストにまつわるお皿を・・・。
プチノエルはおりこうさんにしている子供達のお友達。
との見出しがあります。

プチノエル=子供のイエスキリストのようで、クリスマスにプレゼントを心待ちにしている子供は後ろのベッドで寝ています。
中央にいるのがつまりはプチノエル。
プチノエルがおりこうさんの子供のもとへプレゼントを置いていってあげている場面ですね。

しかしなぜサンタクロースではないのか。
現在のサンタクロースのイメージ、”赤いコスチュームを着た白いお髭のおじいさん”はアメリカで作られたイメージで、フランスにこのサンタのイメージが入ってきたのは1855年ジョルジュサンドによる記述からなのだそうです。

ですからこのお皿の時代1841-1876年の間頃には、きっと今のサンタクロースのイメージがまだ定着していなかったのでしょう。

それまでのフランスでは、イヴの夜にプレゼントを持ってきてくれるのは、この子供のイエスまたはノエルの雪だるまとされていたようです。
が、雪だるまは疑問が残ります。笑

Petit Jesusプチイエスはプチノエルとして子供達にプレゼントを持ってきてくれていたんですね。
フランスでもコカコーラの宣伝と共に現在ではもう赤いコスチュームの白髭のじいさんがプレゼントを持ってきてくれる人として定着しています。笑


こちらはお皿ではありませんが、珍しいリヨン窯のグリニーのグリザイユのピッチャー。

リアルな天使が19世紀のフランスのエスプリを感じます。

ハンドルの上部は鳥の頭、鷲でしょうか。
カッコイイですね。

そしてこちらはクリスマスとは関係ありませんが、大変貴重なお品です。
クレイユのソース用容器、グリザイユのソーシエールになります。

ナポレオンボナパルトが家族の為にクレイユに作らせたものと同じタイプのもので、ナポレオンが命じたソーシエールはパリ郊外のマルメゾンのコレクションとして保管されています。
http://www.culture.gouv.fr/public/mistral/joconde_fr?ACTION=RETROUVER&FIELD_98=LOCA&VALUE_98=Rueil-Malmaison%20&NUMBER=13&GRP=22&REQ=%28%28Rueil-Malmaison%29%20%3aLOCA%20%29&USRNAME=nobody&USRPWD=4%24%2534P&SPEC=&SYN=1&IMLY=&MAX1=1&MAX2=1&MAX3=50&DOM=All

行ったら見られるんでしょうか。
パリに住んでいた時にマルメゾン行ったのに、全然その頃は気がつかずにおりました。残念!

マルメゾンはナポレオンボナパルトと妻のジョセフィーヌの暮らしていたお城で、特にジョセフィーヌが気に入っていた家です。

ところどころに描かれた貴族の女性達は、どこかジョセフィーヌに似ています。
これがジョセフィーヌだとしたらすごい事だと思います。
でもはっきりした事は分かっておりません。

クレイユの刻印。

こんな風にプリントが薄れています。
それは古いクレイユのお品だという証拠。
19世紀中頃からプリントした後に釉薬をかける作成法になたわけですが、その前までは釉薬の上にプリントをしていたんですね。
だから擦ったりすると剥げてしまいます。

でもこのうっすら加減がまた素敵だったりして。

ナポレオン1世時代の夢を見させてくれるソーシエールです。


以上のお品たちは、もうすぐグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします。
美術館や博物館を観に来るような気持ちでオンラインショップを見にいらしてください。

見るだけでも楽しいですよ!

店長 イデコ
http://ideco.ocnk.net/