2018年6月4日

スペイン カタローニャ地方 タラゴナ

久しぶりにスペインへ車で行ってきました。


カタルーニャ地方という事で、かなりナショナリスト色が強いのだろうかとあまり期待はしないで行くことにしていました。
景色とタパスだけ楽しめたらいいわ♪

ペルピニャンを通り過ぎて、スペインへ入ります。
スペインへ入ってすぐ、お昼にしようと海岸沿いのレストランへ。
1件目、席は空いているが満員だとぶっきらぼうに言われ、次のレストランへ。
ここもいっぱいだったのですが、対応が良かったので待つことに。


スペインでよく見ていた風景、席が空くのを待つ間に飲み物をカウンターや外などで頼んで飲みながら待つ。
事を他のお客さんたちがここでもしていたので、私たちもビールを頼みました。

ドス セルベッサ ポルファボールと頼むとウェイターのお兄さんがにっこり顔になりました。
これしか言えないんだけど。(笑)

樽のテーブルでビール飲みながら待っているとちょうど飲み終わる頃に席が空き、アサリのワイン煮、イワシのグリル、など美味しいものをいただきました。
Arenys de martというところの海岸沿いにあったレストランです。
写真撮るの控えていたので、実に最後にいただいたこのコーヒーの写真しかないんですが。(^^;)
名前はPeix frescかな?
グーグルでも見つかりませんでした。


タラゴナに到着し、飲んでみたかった炭酸水Vichy Catalanを早速スーパーで調達。

簡素なホテルですが、スペインは駐車場代が高いらしく、と言うかちゃんとした駐車場に止めないと盗難にあうと聞いていたので、1日15ユーロの駐車場付きにしてお部屋をお安めにしてみました、(笑)




でも外にはシラコバトがいて、毎日ホッホー鳴いてくれてました。

フランスのより主張が強い気がします。

その夜のタパスなどをまた期待していたのですが、タラゴナが結構寂しい観光地だと知らなくて選んだもので、日曜日だったせいもあってかお店が閉まっていました。
ホテルの受付で教えてもらった場所はスポーツバーみたいなところで、ちょうどレアル対バルセロナのチーム?のサッカーの試合があり盛り上がっていたので避けました。

ホテル前のバーでは選択肢がなく、パテの縫ってあるようなトースト食べました。

カタルーニャのレストランでは行くところ行くところ、カタルーニャ語しか話せないと言われ、スペイン語のメニューが出てくるだけです。
それでもましな方で、メニューが黒板の時もありました。

でも、ホテルの受付で食べたいものだけ教えてもらい、メモっていきました。


朝食はしょっぱいものを食べるスペイン。
というか、朝食に甘いものを食べるのはフランスだけなんじゃないかと思います。
パンオショコラとか、パンにジャム、そしてコーヒーだけみたいな。

タラゴナの屋内マルシェへ行くと、おいしそうなパンがいっぱい❣
焼き菓子とコーヒーでいいんだけど、とすっかりフランスの簡単な朝食に洗脳されたイデコは、もうコーヒーとクロワッサンと決めていました。(笑)


 焼き菓子美味しそう(*´Д`)
これ一切れにコーヒーでもいいかも。

と思いながらもこのカフェはいっぱい。


 八百屋見たり。




生ハム屋見たり


生ハムは豚ちゃんの蹄が付いたまま展示してあります。(T_T)





 しながらマルシェの中を1周。

で結局もとのところに戻ってきました。
席は空いていたんです。
でも何を食べようか~と迷っていると、座っていたご夫婦が「ここに座りなさい、私たちは終わったから」と手招きするんです。
席は他にも空いているし、まだここで食べるか決まってないし、と思って手を振っていいです、いいです、ととても日本人的なジェスチャーをしてしまったら、今度はカウンターの中からマダムがでてきて、「まあ座りなさい、なにを食べますか」と聞いてきて、もうここで食べるしかない状況に。笑


カニのようなクロワッサンとエスプレッソと言う、なにもスペインでわざわざ頼むものでもないものを頼みました。苦笑
クロワッサンの表面は甘くべたべたするので、フォークとナイフでいただきます。
普通に美味しかったです!

そして、相方もクロワッサンだろうな、と思っていたらベーコンサンドウィッチとか頼んでました。
しかも朝からビール!


でも確かに朝からビール飲んでいるスペイン人はいました。( ̄▽ ̄)

小粒のオリーブ美味しかった♪


街のあちこちにこのカタルーニャ独立派の旗が窓から掲げられていました。





裁判所でしょうか。
カフェなどのある広場でした。


見てみたかったな。


カタルーニャの旗に交じってハートの旗が💕





建物に見られる特徴が。

素敵な装飾。


色とりどりの壁。



ちょっと放置されているかのような印象のある町でした。



ワインが縦に並んでいます。




宝石やさんっぽかったですけど、古い窓枠の装飾が素敵でした♪



アンティーク屋さん。
買いたいものがなかったわけでもなかったのですが、フランスの古いものがとてもお高く売られていました。



タラゴナに来たら、この聖堂は外せませんね。

というか、こんなに質素な街とは思いませんでした。
あまり見るものがないかも???







 大きな聖堂です。
真正面をみただけでは分かりませんが両側にすごい装飾の内装と彫刻などがたくさんありました。



色も褪せて素敵な♡

何か出てきそう♪














床。



正面の祭壇近くのレリーフ。
とても細かく、濃い内容のもののようです。



隅々になんだか生気を感じる不思議な彫刻たちでした。




祭壇の真ん前まで来て、引き返そうかと思ったら、おじいさんが声をかけてきて、「この中も見なさい」と去っていきました。
中に入っていいんだ。
と、裏も見させていただきました。





これ知らなければ入りにくいですよね。



「入るのか!」

え、ええー(*´Д`)
怖い、あちこちに生気を感じる目がこちらを見ている気がして。



と、ガーディアンに守られた聖遺物がありました。
聖遺物のボックスの装飾がすてきでしたが、聖遺物自体はなく空の状態でした。

何が入っていたのでしょうか。



そんな微笑みながら悪魔をやっつけているぅ。。。

「見たな👀」

みたいな。



「よっ」
みたいな。



これは美しかったですね。
マリア様像の周りに天使がいっぱいいるんですよ。



鈍く光った金色に囲まれて素敵なコーナーでした。



そして、黒マリア。


黒マリアはキリストを正面から抱いています。



薔薇の咲いた回廊もあり、








調度品博物館的なものあり、



ゆっくり見たら結構時間がかかると思います。



ぷくぷくしてますね♪



天使ではなく、キリストだと書いてありました。

既にドクロを踏んで右手の3本指を掲げていますね。



これは天井の写真です。


 天井にも天使が。
しかもきれいに修復されている。









町散策。
まだ観光客が少ないせいか、閑散として寂しい感じでした。



それとは対照的にカラフルな壁の色が印象的です。




ローマ間時代の遺跡もありました。





ビーチもある大きな町だと思います。



教会の壁が壁紙みたいで素敵でした。




エンボス状になっているんですよ♪



木に咲いている花がたくさん、なんだろうか。



と思ったら後ろにはドバトたちがいっぱい(*´Д`)



海岸沿いにあるローマ時代の劇場。



ビーチ。


いったんホテルへ戻るとまた同じシラコバトがホッホー鳴いていました。(笑)



夜はホテルに教えてもらった魚介の美味しいというレストランへ。

もと倉庫街だったような港沿いを歩いていきます。






レストランの前を通ってみると、なんとメニューに金額が載っていない!
そして沢山の従業員が通る人通る人に、客引きをしているではないですか。
これはやめたほうがいいと、そこには行きませんでした。

結局イタリアンでパスタと魚介食べたのですが、とっても美味しかったです。
上の写真はアペロ時のもの。
珍しく甘いサングリアなど頼んでみました。

そしたら、底の方にザラザラとお砂糖がたくさん溜まっていました、( ̄▽ ̄)
うひゃ~甘い。



そして、ローマ時代の水道橋は外せないだろうと、ホテルの人に聞くとまあまあな感じのご様子。
場所も分かりにくく、見つけるのに時間かかりました。

入場料を取るような入り口もなく、高速の途中にあったような感じです。

写真で見るとやっぱりすごいかなと思いますが、南仏のポンデュガールを知っていると、それよりも小規模のもの、としか見ることができないのかもしれません。

ポンデュガール見たことない方にはオススメです。



タラゴナは1度訪れたらもう良いかな、な場所でした。

すみません、そんなこと言って。(^^;)



野の花が綺麗でした。



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