南仏はコートダジュール、南仏陶器で有名なヴァロリスにあった窯のお品です。
いっぱい集めたくなりますね、まるでお花畑の様♡
今回は合計7枚です。
どうしても1900年前後の南仏のお皿となると状態が良いとは言い難いのですが、よく残っていてくれました。
とても小さなお皿です。
直径18.5㎝程で、デザートとかパン皿くらいでしょうか。
テーブルマットに乗せてこのくらいの大きさです。
このお花はマーガレット?
1900年前後のもののようですので、「あの人は私の事が・・・好き・・・嫌い・・・」と、花びらちぎって花占いしていた頃のものでしょうかね。(笑)
マーガレットの花が流行った時期のものでしょう。
マルグリット#1
貫通した5cm程のヒビが1か所、フチにカケやキズ釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
また更新ギリギリになってしまい、詳細はコピペしておきます。
写真では見えない部分もありますので、UP後のオンラインショップでお確かめくださいませ。
#1枚目の裏、刻印はありません。
マルグリット#2
フチにカケやキズ、フチと中央に釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
刻印はジェローム・マシエ・フィスの刻印で1850-1916年の短い間の窯のようです。
マシエ家は17世紀からヴァロリスに住み始めて18世紀初頭に陶器作りを始めています。
とても個性的で芸術的な作品作りをしてきたマシエファミリーです。
ジェローム・マシエは19世紀に陶芸家だった叔父様の後を継いでフィス(英語でいえばジュニアですね、息子の意味です)と名前を付けました。
マルグリット#3
フチに小さなカケやキズ、フチと中央に釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
素敵なお品です♪
こちらはマーガレットぽいのですが、ピンクのお皿と区別する意味もあってヒマワリにしてあります。(笑)
でも中央が黒い所を見るとやっぱりひまわりかもしれませんね。
ひまわり#1
釉薬の下で見えにくいですが4.5cm程の製造時にできた亀裂が1か所、フチにキズ、フチと中央に釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
ひまわり#2
フチにキズ、フチと中央に釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
可愛いお品です♪
エグランティーヌは、日本でいうとイヌバラになるのだそうですね。
品種改良のされていない原種に近いバラなのだそうです。
のばら、ですね♪
エグランティーヌ#1
カケが1か所、フチにキズ、フチと中央に釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
エグランティーヌ#1 裏
エグランティーヌ#1 左上にカケの部分が見えています。
とっても可愛いイヌバラのお皿です♪
エグランティーヌ#2
フチにカケが3か所か所、フチと中央などレリーフの盛り上がった部分に釉薬の削げ、素地や釉薬のムラ、色ムラなどが見られます。
白く見えているのは釉薬の削げです。
エグランティーヌ#2 裏
エグランティーヌ#2
やはりリムが上がっていて可愛い作りです。
そしておまけで、別のバルボティーヌも♡
ビレロイ&ボッホのドイツのバルボティーヌ専門工場で作られていたバルボティーヌのお皿。
ほんの少し釉薬の削げが見られますが、2枚とも大変良い状態です♪
20世紀初頭のお品です。
スズランと赤い小花がブーケになって素敵です♪
デザートなどに♪
ヴァロリスに戻りますが、19世紀の南仏のものと言うとやはり釉薬の削げとか普通に見られます。
古いものですので。
マシエ窯の作品というのは、とても独特な作風のものが多くて、日本人のいやフランス人でも馴染みにくいものが多いんですね。(笑)
https://fr.wikipedia.org/wiki/Poterie_de_Vallauris
そんな中、こんなに可愛い当時のマダムたちも喜びそうなお皿を作っていてくれたことに感謝します。
日常使いとはいきませんが、乾き物やシートの付いたケーキ、カップデザートにスプーンを添えて♪
また、フランスでもマシエの陶器たちは大変な高値が付きますが、このお皿たちは風化なども踏まえて出来るだけお安くしてあります♪
上記のお品ものたちは週明けにグルニエイデコのオンラインショップで販売となります。
詳細などはUP後のオンラインショップでお確かめくださいませ。
お楽しみに❣
店長 イデコ(*^^*)
http://ideco.ocnk.net/
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