花のある暮らしをめざして、お花に合うアンティークたちもご用意しています♪
どうもざっくりした活け方になってしまう訳ですが、秋色パープルのお花(なんていうお花なんでしょう)と、実の付いたユーカリがマルシェにあったので、組み合わせてみました。
これで14ユーロというお安さ。
日本円で1800円くらいでしょうか。
マルセイユのマルシェでいえばこれでも高い方。
フランスのお花の安さにはいつもビックリありがたや、な感じです。
とにかくボリュームがすごくて、器がほとんど見えていませんが。
横から見ないとですね。
ユーカリの実がまた少し紫がかっているものがあり、とても秋な感じです。
だから、お花もいいですけど本題の器たちも💕(笑)
マリコルヌ窯の20世紀の陶芸界の巨匠エミールテシエによる水差しです。
エミールテシエの作品(商品)には、白釉がぽってりと乗った人間的な顔をした素敵なお品が多く、またパニエ編みのような複雑な作りの器なども特徴的です。
こちらは、裏側にフルールドリス(フランス王国時代の紋章)のレリーフ、
表側はエンブレムのようなものが中央に、またその周りはドングリのついたオークがレリーフになっています。
その他のピシェもご紹介しましょう。
こちらは、古いイギリスの水差しです。
ストーンウェアの上に、カメオに似せたレリーフのパーツが付けられています。
黒に近い焦げ茶がとてもシックです。
ユーカリが柄にかぶっていますね。
これなら見えますでしょうか。
天使(子供)たちが遊んでいる姿と、葡萄のレリーフが美しいお品です。
フチにヒビとカケが1か所と、レリーフの剥がれ等が見られます。
上の方だけですので、水を入れてお花を飾ったり、このままでもとっても素敵なインテリアになります♪
外側はマットな仕上がりですが内側には釉薬が掛かっており、ツルツルしており洗いやすいです。
もう一つイギリスのミルクポット。
水差しより小さめの、ミルクやお湯を足す際に使われるポットです。
薔薇の花がレリーフになっています。
外側は温かい雰囲気の黄色、内側は落ち着いた水色です。
鋳物製のジャルディニエール。
おそらくイタリアのものではないかとブロカントの方の意見です。
珍しいのは蓋が付いているところ。
使わないときには蓋をして飾っておけます。
脚が4本ついて、素敵なフォルムです。
脚2本にヒビが入っています。
衝撃を与えなければ大丈夫だと思いますが、ご購入後は2本の脚の保補強をされることをお勧めいたします。
曇りガラス風仕上げの、20世紀初期のガラス製品。
一輪差しほどのさほど大きくないフラワーベースです。
ツルツルのガラスの上から、サーモン色~クリーム色のぼかしで曇りガラス風に表面だけ加工されています。
その上にミモザの柄が転写されています。
写真では表現しにくいのですが、ミモザの柄は凹凸があり、レリーフ状になっていて可愛い仕上げです♪
ドライフラワーを入れています。
薔薇なら1輪挿しほど、小さめで茎の長いお花なら数本飾れますね💕
上のドライはラナンキュラスの小さめのお花のドライです。
そして、渋いシクラメンの柄がプリントされたポット。
ビスケットやクッキーなどを保管しておく大き目の容器で、1900年前後に流行ったビスキュイバレルになります。
ルグラ、モンジョワなどのガラスにエナメル装飾が施されたもので、いろいろな柄が出ており、コレクションしている方も多いと見え、お値段がお高くなってしまうようです。
こちらはエナメル装飾ではないですが、おそらくモンジョワなどの20世紀初期のフランスのガラス工房のものではないかと思います。
リーズナブルに設定してございます。
持ち手と蓋の装飾はドングリとオークのレリーフ。
表面はやはり曇りガラス加工されています。
内側はツルツルガラスです。
バルボティーヌのジャルディニエールもおひとつ♪
ジャルディニエールは基本的には鉢カバーですので、直接土を入れるのではなく形のあった鉢を入れて飾るものです。
寄せ植えなどに向いています。
一部修理跡が見られます。
こちらのバルボティーヌの鉢カバーは、ピンクのお花が並んでいてバックに深い色合いのグリーンのぼかしがとても素敵なお品です♪
前回オンラインショップでほぼ同じ形、同じ色合いのお品をご紹介させていただきました。
売約済みとなっておりますが、ご紹介だけ♪
窯はフランス北部の窯ファイヴリールになります。
いずれも可愛いジャルディニエールですね♪
このまま飾っても素敵です。
もう一つバルボティーヌのお品。
パープルのぼかしが美しい小さなミルクポットになります。
写真では分かりにくいですが、小さなポットです。
表側に可愛い2輪のチューリップのレリーフ。
裏にも1輪のチューリップのレリーフがとっても可愛いお品です♡
以上はお花のある暮らしのお品ものでした。
このほかに、インテリアの備品もお持ちします。
お皿用のパソワール(水切り)、黒いアイアン製で最近のものです。
フランスのもの、やはり大き目なんですね。
実際にお皿の水切りとしては、いろんな陶器を洗った後に一時的に重ねて乗せて、すぐにトーションで拭き取ってかたずけるなど一時的に使用する場合には適しているとは思います。
もしくはこのように縦に置いて、
間に板を挟むと、簡単なプレゼンテーションの棚にも変身しますよ♪
こんあ風に飾っても素敵ですね。
小さめの棚も高さがあり便利そうですので持っていきます。
こちらに陶器などを置こうかなと思っていますが、展示中欲しい方がいらっしゃればもちろんご購入が可能です。
20世紀前半のものでしょうか。
とてもシンプルで、軽めの作りです。
手で持てますのが、キャリーなどをお持ちいただくといいかもしれません。
もしくはお車でいらっしゃるなど。
中段。
ところどころペンキが剥がれるなど風化してシンプルですが味のある雰囲気です。
下の棚は角の板が浮いてしまいます。
重めの物を乗せれば安定します。
古いものですので、この状態で気に入ってくださる方、おうちで軽いメンテナンスをしてくださる方へ♪
裏にはフックが付いていた穴があります。
壁に取り付けるなどしたら安定して良いと思います♪
☆☆☆
以上のお品ものたちは、11/17・18 東京代官山での展示会で販売いたします。
Chapelle en arrière automne展
Antiques:Favorites! & Grenier iDéco, Photo:Eric PETR
『晩秋の礼拝堂』
~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~
~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~
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