2018年10月23日

Creil et Montereau お花柄のポーセリン製やファイアンス製のお品たち Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

11/17(土)・11/18(日)代官山へお持ちするお品ものたちのご紹介です♪


フォルムと言い、レリーフと言い、シックな色合いの柄と言い、大変美しいこの取っ手付きのコンポティエ。



まるでロシア皇帝のお城の中から来たかのような、とても豪華な雰囲気です。(笑)

大変意外なことに、これ、クレイユエモントローの商品なんです。
ファイアンスで有名なクレイユモントローもポーセリン製の商品づくりをしていたのですね。




繊細な持ち手や裏にも飾りやレリーフ、柄が入っていて、気を抜いている箇所がありません。




美しい、美しい、そして珍しいコンポティエです。



脚にヒビが入っています。

クレイユエモントローとしては生産数の少ないお品です。
金継などして修理してくださる方へ♪




他、ふたつの低めのコンポティエは。。。
だんだん荷物の量が増えてしまい、お持ちできないかもしれませんが、上部でご紹介した写真のものはお持ちしたいと思っています。



デザート皿も何枚か お持ちします♪
それぞれに色合いが微妙に違ったり、金彩の剥がれ具合が微妙に違ったりします。



オンラインショップでは状態のよろしいものからお譲りしてまいります。

ほとんどのものは大きなダメージは見られません。
表面もツヤツヤでキズも少ししかありません。



このシックな色合い、素敵でしょう💕

個人的にはクリスマスやお正月などのパーティー時期にいいだろうなぁ♪
と思っています。




とっても風格のある可愛いお品です♪




刻印の事には最近触れていませんが。
(同業者様が情報だけコピーして行かれるもので、困って以来あまり載せておりません。苦笑)
本当は語りたいこといっぱいあるのに。ネットって酷ですね。

と、まあ上の写真がポーセリンのお品の刻印です。
FELDSPATH ポーセリンに使われる成分の長石
PORCELAINE ポーセリン製
L.M & C Lebeuf, Milliet社 当時の経営者のイニシャルが入っています。
年代は下の写真をご覧ください。

お花のイメージから、フィールドパスみたいな、野原のイメージを勝手に思い浮かべていたのですが、フィールドではなくFELDSPATHとなんとも素材の名前が入ったまじめな刻印でした。(笑)



Creil et Montereauと入っていないと、?と思う方もいらっしゃると思いますが、なんとも沢山の刻印の種類がある窯なんですね。

刻印ガイド本も見本用にお持ちできたらいいなと思っています♪
会場内で見てみてくださいね。



続いてのクレイユエモントローのお品は、ファイアンス製のラヴィエが2点。




このように、脚が付いて素敵な作りです。




持ち手にチップなどが見られますが、表面はツヤツヤ綺麗な状態です。

こちらもLM&Cだけではクレイユモントローなのかどうか分かりませんよね。
でもこちらもLebeuf, Milliet&Cieと上のポーセリンの時代と同じなんです。





お次は、グリザイユ(モノトーン柄)のデミタスカップ&ソーサーになります。
のどかな田舎の風景と、カップには鶏、ソーサーにはウサギの絵が2か所。
比較的状態も良い方といえると思います。



こちらはクレイユエモントローではないのですが、グリザイユの商品にとっても合うのでお持ちします。
ビレロイ&ボッホのシュクリエです。
こちらもきれいな状態です。

いずれも19世紀。



そして、出会ってしまった!

何も仕入れるものがなくて、寂しい週末。。。
だった日に、最後の最後に回った蚤の市で、セットで出会ってしまいました💕

このシュクリエを扱わせてせていただくの、何回目でしょうか。
ブルーのラインのものを入れたら3回目くらいかな?
7年で3回ですから、相当数が少ないものになると思います。
しかも最近フランス人が付ける値段がだんだん上がってきていて、なかなか仕入れも難しくなってきています。




葡萄レリーフのシュクリエ、
なんと状態が、、、大変よろしいんです。

カケヒビ、キズなどなく、少しの着色を除いたら完品と言えそうなお品なんです。

こちらも見るだけでもホ~~っ(´-`).。oOとなるので、是非見ていただきたいお品の一つです。



ホ~~~(´-`).。oO

家に残ってくれても悔いはありません。



カップ&ソーサーは、2客ご用意しております。
#1客目にはソーサーにヒビ、カップにシミが一部ありますが、カップも良い状態ですし、ヒビの分2個目よりお安くしてあります。




#2個目はほぼ美品だったと思います。

詳細は会場なりUP後のオンラインショップでご確認くださいね♪




その他のクレイユエモントローの商品。

昨年持っていったものや、オンラインショップに載せていたものも会場にお持ちいたします。



こういう刻印も悩まれるかもしれませんね。
LL&Tは1825-1833年頃のモントローのものになります。
クレイユと合併する前です。

そうそう、未だに20世紀のクレイユエモントローのオクトゴナルを19世紀の古いものとして販売されている方がいるようですが、こちらもガイド本見たら判明しますよ♪

展示会期間2日しかありませんが、夕方は暇にしていると思います、どうぞお気軽に聞いてくださいね。
もちろんガイド本は手に取って見ていただいて結構です。


古いものは美しい。

アンティークが好きな方でないと分からない、だからこそ嬉しいお品です♪




そして、天使がテーマですので、こちらの絵画のようなグリザイユのお皿もお持ちします。

 大変古いもので、釉薬の上からプリントが施されているため、柄が擦れている部分が見られます。

でも、これも古物としての美しさ。

と、アンティークの良さを分かってくださる方のもとにもらっていただければいいなぁと思ってお持ちします。

調べてみてもいつ頃の誰の絵画が基になっているのか判明出来ておりません。
ご存知の方いらっしゃったらこっそり教えてください。。。(笑)




この刻印はクレイユ時代のもの。
当時の経営者のイニシャルSCLが素敵なモノグラムになって中央に配置されたロゴです。



年代もかいてある通りですが、この釉薬の上からプリントしていた時代は1810-1830年の間頃ではないかと思います。

(思いますんですので、アンティーク業者様、コピーしませんようにお願いいたします。もちろんイデコがこんな事言っていた的に言ったり書いたりするのは全然構いません。よろしくお願いしますね。
って誰に言っているのでしょうか私も。(笑))


☆☆






Chapelle en arrière automne

 
AntiquesFavorites! &
Grenier iDéco, PhotoEric PETR

『晩秋の礼拝堂』
~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~



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