2018年10月21日

レリーフパネル や ルリケール エックスヴォートなど♪ Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

11/17(土)・11/18(日)代官山へお持ちするお品ものたちのご紹介です♪




木製のパネルが2枚。

いずれも焦げ茶色の木材の上に白に近いお色(グレーっぽいような気がします)で塗装がされ、さらにところどころヤスって古ぼけた府に気に仕上げてあります。






いえ、今回のパネルは私が塗装したのではなく、プロの(またはブロカンター)塗装です。
私のように荒い塗り方ではなく、大変きれいな仕上がりです。笑





もうもう、レリーフが美しいでしょう???

惚れ惚れ~と見入ってしまう、近くにあれば気になってしまう、美しい彫刻です。






中央にエンブレムのような旗?と右側はローリエのような植物と左側は葡萄のような植物で素敵なボタニカルレリーフが彫刻されています。







ちょっとした縦線が見えたので、木目に沿ったヒビかと思ったのですが、ベースの板は並べて継いで大きな板にしているようです。
ですよね、さすがにこの幅の板を1枚板でとなると、グルニエイデコで取り扱いできるような金額では。。。だと思います。







おそれくベースと、彫刻の部分と最低でも2枚合板にされているのではないかと思います。

まあ、ヒビでなくて良かった。






裏にはフックもなにも付いておらず、壁に掛けるには重たいので、テーブルや棚の上、床の上に置いたりして楽しんでください♪
(もちろん地震対策もお忘れなく。フックを付ければ壁にも取り付けられます)






もうひとつは少しだけ小さめのレリーフパネル。
お色はうすいトープ(モグラ色)になり、白ではありません。

おちついた雰囲気がアンティーク雑貨にとても合います。


中央が火のともったトーチのようですね。
両サイドにギリシャ柱などのレリーフ飾りによく使われていたモチーフ、アカンサスの葉のレリーフになっています。


美しいですね。





こちらは木目に沿ったヒビが見られます。

上の方だけで丈夫な状態です。






ヒビはベース板の部分のみで上の彫刻部分はまた別の板のようです。





ての掛かっている手彫りのレリーフ。


カーヴが美しく表現されています。





こちらは裏に壁掛け用のフックが付いていますので、壁掛けにもできます。











一味違った素敵インテリアになりますよ♪







シャンデリアパーツ、シンプルなものすが、これkらの季節オーナメントとして吊るしても素敵だと思います。


キラキラしています。

写真で表せなくてすみません。。。





実物もっと綺麗です。







古いイタリア製の木製ボックス。

手描きの絵付けがとっても素敵です♪








小物をいろいろと集めるの、楽しいですよね♡

長い年月を経て、日本まで渡っていくオブジェたち。

前世にキリスト教だった方の元へ行くのではないでしょうか・・・





紺色のベルベットの上にシルクの御心がふたつ。
左の御心には楔が、左の御心にはお花のリースと剣が刺さっています。
左がキリスト、右が聖母マリアではないかと思います。

教会などに奉納するエックスヴォートだったか、聖品の入ったルリケールか、になると思います。

大変珍しいタイプのオーバル額です。






もう一つも、オーバル額。
黒く塗装された木製の額はナポレオン3世時代のもの。


美しいなぁと思うのですが、どうしても躊躇してしまうのが、亡くなった方の髪の毛でスミレの花をかたどったり、綺麗に装飾にされたものが額の中に入っている時です。


仕入れたいんですが、どうしても気になって手が出ません。。。
私もまだまだですね。汗





そんな私の目に飛び込んできたのは、髪の毛ではなく手作り物の小さなお花がブーケになったもの。

これは可愛い❣
いえいえ髪の毛のも可愛い❣っていつも思うは思うんですが。。。

アンティーク屋なのに、これが平気になれないんですね。。。
でもいつかは取り扱ってみたいと思ってはいます。


でもこの小花のオーバル額!
こんなの見たことありません。
とっても小さなパンジー(ヴィオラか?)やカーネーション、他の小花がたくさん入っています。

こんな細かな作業が出来るなんて、フランス人も昔は器用だったのですね。
こちらも珍しいお品です。






そして、聖霊(白い鳩)と薔薇の木でしょうか、素敵なレリーフの祈祷書です。


毎日お祈りしましょうね、みたいな事が掛かれています。
中にカレンダーがあり、1905年から始まっていますので、1905年頃の物だと思います。

当時人気だった高価な象牙に替わる素材、セルロイドが表紙に使われています。

今ではセルロイド、なんて言葉さえ耳にしませんが、当時は画期的な素材だったのでしょうね。

こういうものが近くにあると、なんだか守られているようで、キリスト教ではなくても心の支えになっている気がします。



そんな雰囲気を展示会で表現できたらいいなぁ♪





そしてロマンティックな雰囲気の教会の燭台は、ギャルリーの方でご紹介しております♪

https://galeriesideco.blogspot.com/2018/10/19-chapelle-en-arriere-automne.html





☆☆☆



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Chapelle en arrière automne
Antiques
Favorites! & Grenier iDéco, PhotoEric PETR
『晩秋の礼拝堂』
~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~





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