2018年8月24日

イタリア旅行 リグリア地方

リグリア地方と言っても、南仏から近いという理由だけでして、さらに言えばジェノバより先には行っていません。
本当はもう少しだけ遠出すれば世界遺産のチンクエテッレとか行けたのですが。

一度行ってるし違う場所へ、という事で。

猛暑のせいで運転しなくても車に乗っているだけで体力消耗。
しかも途中クーラーが壊れてしまい、ほとんどがクーラーなしの旅となりました。苦笑



カイロ・モンテノッテという地味ではありますが、素敵な町の外れに泊まりました。

直前に宿を取ったものだからふたりなのに4人部屋を予約してしまいました。


入り口横にヴィンテージのティーポットコレクション。



上のなんかは素敵ですね♪
イタリア陶器なのでしょうか。



イタリア陶器はちょっとフランスのと違う雰囲気です。

宿に到着して、この夜は宿でターブルドット(シャンブルドットの宿で食べる際はターブルドットって言います)
で食べたかったので、すでにブッキングでもその旨を伝えてあったのですが、オーナーが「今日は町でお祭りがあるのよ、お祭り見に行くといいわよ、フードスタンドも出ているし、私たちも行く予定なの」
って。。。

ターブルドット予約してたのに~~~(笑)
ベルギー旅行の直後だったし、猛暑だったこともあり、本当に休むための旅行の予定だったのですが。

実はフランスでの夏の買い付けツアーに行く予定でずっとお休み確保していたのですが、暑いの苦手なので今年はもう買い付けやめちゃおう、と急遽イタリアに行くことにしたんです。



イタリアはフランスよりいい加減なのだろうか。
でも人々は温かい。

まあきっとお祭りの日だと忘れていて、予約の事なんか無視されたのだろうなと思いましたが、せっかくだからお祭りに行くのもいいし。

町まで歩いて15分くらいでしたので、行ってみることに。



猛暑の中イタリアの宿に到着して、荷物置いて町まで歩きます。



途中はずっと田舎道。
畑と大きな敷地の家だけが見えます。



どんな町なんだろう。



途中咲いていたこの花はなんなんだろう。



薄暗くなったカイロ・モンテノッテの町に到着。



写っていませんが、町のメイン広場では、コンサートや演劇などの催し物があると言っていました。
そして、地元の職人さんによる雑貨などのお土産屋さんや飲食のスタンドがありました。

上の写真はカネロニみたいなものの中にファルシ状態のものでした。
パンフリットというものかな?

チケットを先に買い、隣のカウンターで食べ物と交換してもらうシステムでした。

テーブルとベンチのある場所はいっぱいで、場所を探していたら、中世の格好をしたムッシュたちが場所を確保してくれて(というか食べていたのに譲ってくれたから、いいですいいですって手を振ったら)、いいからここで食べて行きなさい。と。

となりで立ち食いしているムッシュ、申し訳なかった。苦笑


腹ごしらえしたら、広場の裏の道も歩いてみました。
どこも人がいっぱいで、町中から人が訪れていた様子です。


後でWikiで見てみると聖ロレンツォのお祭りだったらしく、たまたまお祭りの期間にあたっていたようです。


カフェはカフェテリアって言うんですね。
イタリアのエスプレッソ、美味しいですよね♪



どこも人がいっぱいで、目的もなしに歩き、


フランスとはまた雰囲気の違うお店を覗くのも楽しかったですが、



本当にローカルな街のイメージのカイロ・モンテノッテでした。



ちょっと寂れているかな?



お祭りがなければ普段は静かな町なんだろうなぁ。

そして宿に戻ると、家族で来ているお客さんたちがターブルドットでご飯食べてる!
結局オーナーさんご家族はそのおかげか出かけられなかったみたいでした。
可哀そうに。

でもそうだと知っていたら私たちも宿でご飯食べたかったー❣





宿はシャビーなインテリアで、いかにもブロカントとか好きそうな雰囲気でした。



扉も綺麗に風化した風にペンキ塗られて。





朝食の会場。
絵がたくさん飾ってありました。



苦手なのがこの甘いジュース。
この宿だからと言うわけではなく、普段から飲まないからなんですが、旅行の時はなぜか飲んでしまいます。



ミルクの入ったカプチーノも滅多に頼みませんが、旅先ではなぜか飲んでしまいます。

クロワッサンにはジャムが入っていて、、、甘い朝食でした。
でもハム出てきましたよー。
美味しかったです。



初日はサヴォナに行ってみようという事で、車を走らせMare海の看板に沿って行きました。
海岸が見えたので、駐車場に止めて海岸へ♪

このように錠が付いた橋を渡っていきました。



夏見ると暑いですね。(笑)


ほーっ、朝だからか人が少ない!


サヴォナって大きな町かと思っていたらほとんど人がいない!



夏休みだわ~
やっと。





市庁舎の前にあった木。
着飾っていました。



市庁舎の向かいに教会がありました。







装飾が素敵です。



この教会、不思議な光がさしていました。




正面右側にあったこのキリストの像に何かを感じました。




黒くなったキリスト像。
なんだかすごいエネルギーを感じました。



ちょっと怖くないですか?

このあとイデコは首がグきっとなって、しゃがみ込んでしまいました。
首をひねってしまったんだとは思いますが、その後どっと涙がでてきました。
(すみません、怖いと思わないでくださいね)

悲しいわけではない、首がそこまで痛かったわけでもなく、相方に嫌気がさしたわけでもありません。爆
自然に。。。

数年前に初めてマグダラのマリアの洞窟へ行って以来の感覚です。

確かにキリストの像は上の方にあるので、首をひねってしまった事はあるのでしょうけれど、呪われているのかもしれないとか、ずっと気になって仕方なかったので家に帰ってから調べてみると。。。

スタンダール症候群なるものが存在するようなんですね。

それにしてもあの黒いキリストには不思議な力がありました。
不気味と言った方が合っていると思います。



他の像は大丈夫でした。




それにしても装飾物がフランスよりすごい。


この額とケースごと抜いて持っていきたい。
ほどです。

そんなこと思うから罰が当たったのか。



その教会を遠くから。



そして、お昼はどこで食べるってことになって、サヴォナだったらなんかしらあるでしょう~、と探していたら海沿いにテラスのあると思われる雰囲気の良いカフェが開いていて、そこでメニューを見ていると、

中からマダムが出てきて、マンジャーレて言ってすぐに席に案内されました。爆
「いえいえ、まだレストラン探している最中でメニュー見てたんです」っていう間もなく。

で、ここで食べることに。



しかもテラスがいいな~~~なんて思っていたのに、席は室内だけ!
猛暑の中でクーラーの無い室内はとっても暑かったんですー(T_T)

前菜と言うのかな、1品目はトマトソースのパスタ。
イタリアのおふくろの味なんでしょうね、普通に美味しかったです。



お水は炭酸水。

おーっと、気が付けば他の写真を撮っていなかった。( ;∀;)
2皿目はお魚だったような気がしますが、暑くて覚えていません。
デザートはフルーツサラダにしました。
ワインと最後にこーひも付いて15ユーロの安さ❣
(値段は覚えている)



もっと美味しい所があると思いますので、お店の名前は控えておきます。




ホテルに戻り、意外にサヴォナは何もなかったね、と話していると。

サヴォナではなく別の町だった事に後で気が付きました。爆

あはははーーー



プールに入って頭冷やしました。





そして、同化して気が付きませんでしたが、お気に入りのエスパドリーユの先端に何かが付いていました。
ずっとこれくっつけたまま歩いていたみたいです。

何これ。


アザミ???

街を間違えるわ、アザミ付いたまま歩いてるわで、ボケボケの猛暑の旅です。

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